hobby

幼稚園のころから絵を描くことが好きであった。空想上のものや、景色などを、クレヨンで色を塗りながら描いていた。

小説・物語

少年時代、父が買ってくれた「子ども文学全集」のようなものを読むのが好きであった。

山登り

初めて登ったのは家族旅行での浅間山だった。小諸の方から入って、前掛け山との間からのコースだったように記憶している。頂上のお釜で道を見失い、ガレ場のようなところを四つん這いになって登っていった。そのころはなんで重い荷物を持って歩かなければいけないのか、よくわからなかった。また、視界の悪い森の中は、今でこそ森林浴だと思っているが、そのころは好きでなかった。とにかく眺めのよいところに行きたかった。

その後も家族で丹沢、奥多摩、那須などのハイキングに出かけていたが、本当に山にあこがれるようになったのは、高校の頃だった。そのころは音大を目指すようになって、ピアノの練習に時間をとられるようになって、登山部などには入れなかったが、それでも友達と誘い合わせて、近場の山に出かけるようになった。新年の早朝、大倉から塔の岳に登り、寒さに震えながら鍋を作ったりもした。

大学時代は、谷川岳や八ヶ岳、槍、穂高連峰や、白峰三山縦走など、少し大掛かりなところにも出かけた。やはりそうしょっちゅういけなかったし、日数も二〜三日の小規模なものに限られたけれど。もともと良い風景の眺めるのが好きだった私に、山は大いに答えてくれた。山之上からの広々とした眺め、頂上で迎えるご来光、槍の穂先でぼうっとしていろいろ考え事にふけっていると、山々は赤く夕焼け色にくれていき、下の山小屋から、夕飯を知らせる鐘の音が、カラカラと聞こえてきた。

……続く

 

スキーは楽し

コンサートで草津へ行きました。合間に、草津国際スキー場でスキーを楽しみました。隣の人は腕利きの調律師、戎居広平さんです。例年よりちょっと雪が少なめな気がしましたが、薄曇りながら山の上も風もなく、眺めも良く、心地よくスキーを楽しむことが出来ました。

新しい真空管アンプ完成!!

2009年の暮れだったと思いますが、オーディオパーツのお店「トライアル・エレクトリック・プロダクツ」さんから、真空管アンプ用出力トランスST-155Uが発売されたので、私も購入しておきました。
 トライアルさんのオリジナルトランスは真空管アンプを作る時に問題となる低域特性に配慮、特注のカットコアを使用、巻線に独自のノウハウと高い技術を投入していると聞き、大変興味を持っていました。
 私は、半田付けが好きで、真空管アンプという、音楽家としては変わった(??)趣味を持っていますが、真空管アンプの音は独特の生き生きとした感じがあって、良いものだと思っておます。一方、空気感というか、奥行き、広がり、臨場感を出すのが難しいような気がします。
 特にCD製作で、編集室に入って備え付けの(トランジスタや半導体による)モニターシステムを聴くと、録音技師さんが苦労する、ちょっとしたマイクの位置の違いによる音の印象の違い、ピアノのタッチ、ペダルの深さの違い、かすかな空気の動き等がはっきりと伝わってきます。こういった臨場感には低域の再生が重要なようです。
 我が家のスピーカーはローサーのPM6、能率が高く、独特のリアリティのある生々しい音は魅力ですが、低域は今ひとつという印象です。トライアルさんのトランスを使ったら、自分の家のオーディオでもこういった臨場感のある再生に少しでも近づけないだろうか??
 そのような思いを持ってアンプを計画、制作を始めましたが、仕事やら、怠け癖やらで、ほったらかしてしまい、1年以上経って先日やっと完成しました。
 構成は、前作とほとんど同じ、WE-101Dをシングルで使用、テレフンケンのECC808でゲインを稼ぎ、6414のカソードフォロアーでWE101Dを駆動します。
 その音や如何?奥行き、音場の広がりが加わり、いままでで聴こえなかったものにいろいろと気づくようになりました。前作ではどこか押さえられていたようなものが伸びやかに立ち上がってきます。ダイナミックレンジも大分上がったようです。前はあまり聴かなかった交響曲のCDも思わず全部聞き通してしまいました。オルガン曲や合唱曲も聴いてみたくなりました。一皮むけたような新しい次元の鳴りかたに、1年間の苦労(??)もすっかり報われた気がしました。

「トライアル・エレクトリック・プロダクツ」さんのHP、ご参考までに・・・

http://music.geocities.jp/trial300b/

その他

写真・オーディオ装置を作ること。・スキー・ダンス などなど


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