<Bienvenue a Tokyo!> 第4弾
東京へようこそ!

 2005年10月、”レ・ヴァン・フランセ”公演の為に来日中のピアニスト、エリック・ル・サージュさんにインタビューしました。内容は、”レ・ヴァン・フランセ”に関することです。


<レ・ヴァン・フランセに関するインタビュー>
野瀬百合子
(以下Y):
レ・ヴァン・フランセを設立されたのはいつですか?
エリック・ル・サージュ(以下E): 設立は3年前ですが、私自身は、レ・ヴァン・フランセメンバーであるポール・メイエ、ジルベール・オダンとは20年以上前からアンサンブルをしていましたし、パユとも、15年ほど前からアンサンブルをしています。
Y: レ・ヴァン・フランセは何人のメンバーから成り立っているのですか?
E: おおよそ10名です。
Y: 主なるメンバーの方々は、パリ国立高等音楽院の室内楽のクラスで共に学んだ仲であると聞いたことがありますが、そうなのですか?
E: いいえ、それは間違った情報です。我々は、パリ国立高等音楽院を卒業後に知り合いました。
Y: 大事な質問を忘れていました。レ・ヴァン・フランセ(Les Vents Francais)の、Ventsは管楽器(instruments a vents)という意味ですか?
E: そうです。
Y: ということは、レ・ヴァン・フランセのメンバーには、弦楽器のメンバーは居ないと云うことですね?
E: 今のところ、Les Vents Francaisには弦楽器のメンバーは居ません。しかし、演奏する作品によっては、弦楽器のメンバーが加わることもあり得ます。
Y: レ・ヴァン・フランセ設立の目的は何ですか?
E: 管楽器のレパートリーを深く掘り下げること、そして、現代作品の制作を促すことです。
Y: 皆さんはヨーロッパでも”レ・ヴァン・フランセ”という名前で活動されているのですか?
E: 時々ですが、活動しています。
Y: レ・ヴァン・フランセと、サロン・ド・プロヴァンスの室内楽フェスティヴァルは関連があるのですか?
E: サロン・ド・プロヴァンスの室内楽フェスティヴァルは友情に基づく事業ですので、レ・ヴァン・フランセと直接の関係はありません。しかしながら、レ・ヴァン・フランセのすべてのメンバーは、以前からサロン・ド・プロヴァンスで一緒に演奏してきた仲間です。
Y: 2005年公演曲の中で、ル・サージュさんが一番お好きな曲はどれですか?
E: モーツァルトの五重奏曲です。
Y: 次回のレ・ヴァン・フランセ来日公演はいつの予定ですか?
E: 2007年2月の予定です。
Y: 楽しみにしています。

Bienvenue a Tokyo !(東京へようこそ!)に戻る