<Bienvenue a Tokyo!> 第6弾
東京へようこそ!

10月に引き続き、12月末にも金沢を訪れ、12月31日に石川県立音楽堂コンサートホールで行われる”カウントダウン・コンサート 2007〜2008”に出演します。

北國新聞創刊115年記念<カウントダウン・コンサート 2007〜2008>
  2007年12月31日(月) 〜 2008年1月1日(祝) 午前零時半終演予定
  【開場】午後8時 【開演】午後9時半
  チラシは、こちらです。
          ↓
  http://www.hokkoku.co.jp/_event/countdown/


<10月の金沢公演>
 10月17日〜19日に、ピアニストの宮谷理香さんと共演しました。
 「こころを耕す」ボランティアコンサート 〜宮谷理香のふるさと学校訪問〜PARTY詳細は、下記サイトをご覧下さい。
 http://www.miyatani.jp/rika/
 2007年2月に、来日中のヴァイオリニスト、ニコラ・ドートリクールさんにインタビューしました。
 私がニコラ・ドートリクールさんに初めてお会いしたのは、2005年の秋。レ・ヴァン・フランセのコンサートの後、ピアニストのエリック・ル・サージュさんから紹介されました。その数日後にドートリクールさんから、CDを渡したいという電話が掛かってきました。会う場所は、銀座のヤマハと決まったので、私は「何階に行けば良い?」と訊きました。ここまでの会話は、フランス語。ところが、彼、突如日本語で「真ん前!」と言うのです!突然のことに私はビックリ。でも、「わかった。じゃ、真ん前ね。」と私も日本語に切り変えて答え、電話を切りましたが、暫く、呆然としました。
 彼、日本語がとっても上手いのです。2006年5月にコンセール・パリ・トーキョウがドートリクールさんとル・サージュさんのコンサートをした時にも、 ドートリクールさんは日本語で挨拶をされ、観客の拍手を浴びました。日本大好きのドートリクールさん、次の来日が近いことを祈ります。


野瀬百合子(以下Y): 2月の日本での公演の後は、どうされましたか?
ニコラ・ドートリクール(以下N): 僕は日本での公演後、旅行をしていました。日本でのコンサートを聴く為にフィアンセが来日したのですが、彼女はこの素晴らしい国を良く知らなかったので、数日間一緒に旅行したんです。これから、僕はコンサートの為にハイチとニューヨークに行き、そこからフランスに戻ります。
Y: 次回の来日予定について、お聞かせ下さい。
N: それは、まだ決まっていませんが、日本は大好きな国なので、また近いうちに来日したいとは思っています。
Y: 私は、以前、”ホテルジャンキーズ”というホテル関係の雑誌に、1年半ほどの間音楽コラムを連載していた関係で、音楽家の方々のホテルに対するお考えに大変興味を持っております。次に、ホテルについての質問をさせて下さい。
年に何日位、ホテルのお泊まりでしょうか?
N: 僕の場合、年の3分の1以上の夜をホテルで過ごすと思います。それも、なかなか良いものですよ!ホテルで過ごすのは、家で過ごすのとは違って独特な雰囲気です。かなり刺激的って言えるでしょうか。新しい人との出会い、新しい顔との出会いが生まれ、毎回、興味深い経験がもたらされます。
Y: 貴方がホテルに望まれることは何でしょうか? 例えば、静かさ、快適さといったことですが。
N: 僕の要求は、行く国によって様々だと言えます。ですので、決まった要求は無いのですが、強いて言えば、清潔さってことかな。
それぞれの国で状況が違いますよ。ですから、行き先によって、それぞれの違った水準のやり方を受け入れる必要があると思うんです。例えば、同じ3ッ星ホテルでも、日本とロシアのホテルでは全く違います。それは歴史的事実や快適さの観念が違うから、当然のことだと思うのです。ところが、グローバリゼーションに依って画一化が進み、我々はブラジルのホテルと中国のホテルの区別をすることが難しくなっています。巨大ホテルチェーンが進出した結果、アイデンティティが失われてきているからなのですが、これは僕にとって、嘆かわしく、悲しいことです。
Y: 貴方が最も好きなホテルはどこか、教えていただけますか?
N: 2つの全くタイプの違うホテルを挙げることが出来ます。1つは、le Sofitel de Washington D.C. 、もう一つは、有馬温泉の御所坊(le relais chateauxグループ)です!
(*le Sofitel de Washington D.C.と、御所坊のサイトは文末に。)
Y: ところで、日本のホテルの特徴は何だと思われますか?
N: 日本のホテルはとても快適。衛生状態に大変気を配っていますので、日本では、どんなホテルに泊まっても気持ち良いです。日本に居るのはとても楽しいですよ。
だけど、何と言っても、日本のホテルの特筆すべき特徴は、洗浄式トイレ(ウォシュレット)だと思いますよ。他の国でお目にかかることはありません。最初は本当にショックでしたよ!
Y: ご家族のことを聞かせていただけますか?
N: 僕の両親は、アマチュアの音楽家です。母はピアノを、父はヴァイオリンをたしなみます。両親のお陰で僕は音楽家になったんです!
僕の弟は、商業の勉強を終えたところですが、彼は時間が許せばヴァイオリンやピアノに没頭しています。そして、もう1人の12歳の弟、彼は将来ギターのチャンピオンになるでしょう!
Y: 夏休みのご計画は?
A: ヴァカンスの時期というのは、我々音楽家にとっては一年中で最も忙しく、最も活気に満ちた時期です。我々は、音楽祭から音楽祭へと飛び歩くのです。僕の場合、コンチェルトや、室内楽や、ヴァイオリンのソロリサイタルや、ピアノとのデュオリサイタルの為に、フランス中を縦横に駆け巡ります。
Y: 日本料理はお好きですか?
N: 勿論です!僕はずっと前から日本料理に惚れ込んでいます。日本料理の全ての面が、僕の関心を極度に惹くと言えます。
僕は特にお寿司が大好き、殆ど”寿司狂い”なんですよ!日本に来る度に、四谷三丁目の大好きな回転寿司に、ほぼ毎日通います。僕は、そこのメニューを暗記してるんです!
でも、日本料理の中に1つだけ嫌いなものがある。それは納豆・・・ 本当のことを言うと、一度も食べたことはないんだけど、考えただけでダメなんだ・・・
納豆以外は、うどん、らーめン、餃子、やきとり、全部大好き!!
<ニコラ・ドートリクールさんのお気に入りのホテル>
le Sofitel de Washington D.C. のサイト
   ↓
http://www.sofitel.com/sofitel/fichehotel/gb/sof/3293/fiche_hotel.shtml

御所坊のサイト
    ↓
http://www.goshobo.co.jp/

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