講座「フォーカル・ジストニア」をご存じですか?
〜 音楽家に不可欠な、筋肉の不随意症状についての知識 〜
講 師:Isabelle Campion(イザベル・カンピオン)運動療法士
パリ ”la Clinique du Musicien et de la Performance Musicale” 勤務
主な対象:鍵盤・弦・管打楽器と声楽の指導者、フォーカル・ジストニアを持つ演奏家
日 時:2009年6月18日(木)14時〜16時
会 場:タカギクラヴィア松濤サロン(JR・東横線・地下鉄「渋谷駅」より徒歩10分)
渋谷区松濤1−26−4 電話:03-3770-9611
料 金:2500円(資料代を含む)
通 訳:黒木 梨沙(エコールノルマル音楽院修了・パリ国立高等地方音楽院卒業)
企 画:コンセール・パリ・トーキョウ
協 力:(有)フロム・サーティ
フォーカル・ジストニアとは、自分の意思に反して、筋肉の収縮や硬直が持続したり、又は繰り返されたりする症状で、痛みを伴いません。腱鞘炎とは全く違うものです。ピアニストの場合は、”鍵盤に手を載せると指が内側に巻いてきて、打鍵が困難になる”といった症状が出ます。
この症状に理解を持たない教師からは「練習が足りない。もっと練習しなさい。」といった注意を受けますが、やみくもに練習を繰り返すことによって、症状はますます悪くなっていきます。
音楽を学ぶ人の中には、かなりの割合でフォーカル・ジストニアを持つ人や、その予備軍が居ると言われていますので、この症状を理解することは指導者に不可欠なことと申せましょう。
フランスの有名なピアニスト、ミッシェル・ベロフは一時右手が使えなくなりましたが、数年前に両手での演奏に復帰しました。ベロフの回復に寄与したのが、今回講師を務めるイザベル・カンピオンの務めるクリニックです。
通訳は、フォーカル・ジストニアの経験を持つピアニスト、黒木梨沙が務めます。
フォーカル・ジストニアについてはコンセール・パリ・トーキョウのサイトをご覧下さい。
音楽家の為の運動療法に関するインタビューページ
〔お申し込み&お問い合わせ〕
コンセール・パリ・トーキョウ
Tel&Fax: 03-3487-7967 Mail: paris_tokyo97@hotmail.com