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69B122 森本 豊 昨年までは安全運転管理者講習の日を8月に設定して、その日にJTBで乗車券や 指定券を購入しておりましたが、私も今年8月で定年退職することとなり、7月下 旬から有休の消化を開始しておりましたので、8月のテキトーな日に車を転がして 千種イオンのJTBへ赴きました。 窓口の担当女性が「新入社員」のプレートを付けていたので少し心配になりまし たが、予めルートをプリントしておいた紙を渡して待ちました。今回もJR−智頭急 行−JR−北近畿タンゴ鉄道と通しのルートですので、案の定先輩の女性と相談しな がら30分程掛かって発券して頂きました。 イオン千種JTBの小川さん、大変お手数をお掛けしました。m(_ _)m 今年は雨の心配をすることが無いのは良かったのですが、いつまでも続く猛暑の ため果たして歩き回る体力が保つかなどと心配をしながらも、鶴舞から中央線に乗 車、名古屋からは N700系のぞみで姫路へ向かいました。姫路駅の売店で昼食用の 「あなごめし」を調達して「スーパーはくと3号」に乗車。HOT7000系は振子車で すが、制御振子の抑制が効いているのか、JR四国のキハ2000系よりも車体の傾斜は 少ない感じでした。車内改札では思った通り「名古屋市内→天橋立」の乗車券をジッ クリと見られました。智頭の辺りで早目の昼食。コマツ製のエンジンSA6D125Hの独 特のサウンドを聞きながらの「あなごめし」は仲々美味でありました。 鳥取で534Kキハ47に乗り換え。この辺りのキハ47は若番揃いですので何れも車齢 は30年超、鉄道車輌は実に長持ちです。 浜坂からは「はまかぜ4号」キハ181系に乗車。こちらも随分と使い込まれた風 格を滲ませています。豊岡からは北近畿タンゴ鉄道KTR700系に乗車。 今回は智頭急行HOT7000系のコマツ製SA6D125Hエンジン、キハ47系のDMF15HSAエ ンジン、キハ181系のDML30HS系12気筒エンジン、北近畿タンゴ鉄道KTR700系の新潟 鐵工所製6H13AZエンジンと4種類のディーゼルサウンドを楽しむことが出来ました。 天橋立到着は15:55で、集合時間の17:00には早かったので海岸へ行こうと思って 歩き出すと大崎君とすれ違いました。彼が展望台と海岸の両方へ行っても1時間弱 だったと教えてくれましたので、それではと先ず展望台へ行くこととし、リフトに 乗りました。 展望台へ着いてさあ撮影と思ったところ、どういう訳かカメラのファインダー内 に「ロックされています」との表示が現れてシャッターが切れません。マニュアル を見ても原因が分からず、已む無く一旦バッテリーを抜いて再起動したところ復旧 して事無きを得ました。この一件で思ったよりも時間を無駄にしたので、風景の撮 影後は集合場所のホテルへ直行したところ、小柳君からの電話で15分位遅れるとの こと。海岸へ行っておけば良かったかとも思いましたが、まあ、行っても汗をかく だけと思い直して先着組の片山君達と共にホテルのロビーで小柳君らを待ちました。 今年の参加者は8名と少し寂しかったのですが、宴会の途中で東京の加藤君から の電話参加もありました。また、今年は何故か宴会の後にカラオケルームへも流れ 込み、ナツメロの放歌高吟となりました。(^^;) 翌朝は朝湯に入り、朝食後もまだ残留アルコールの影響が消えないまま09:24天 橋立発に乗車。当初、私は10:19発に乗車の予定でしたが、他のメンバーが早々に 出発し、残った小柳君も09:24発に乗るとのことでしたので、予定より55分早めに 出発することとしました。 豊岡で私は小柳君と別れて「北近畿1号」に乗車しました。ここで特急を挟む必 然性は全く無かったのですが、当初の計画では、ここで特急を挟むと乗り継ぎ時間 が短くて済むため事前に自由席特急券を購入してあったので、その消化のためだけ の乗車となりました。 城崎温泉で後から来た香住行きに乗車。ここで小柳君と再会して11:35香住到着。 私が事前に購入していた「天橋立→餘部」の乗車券は「途中下車前途無効」です ので、本来、香住駅で改札の外へ出ることは出来なかったのですが、次の列車まで 58分もありますので、改札掛氏にお願いして外へ出して頂きました。 小柳君は駅前のうどん屋、私は喫茶店で暫し休息の後、12:33発で餘部へ。 新しい余部橋梁はスマートなコンクリート橋で、以前の面影はありませんが、旧 橋梁が鎧駅側のトンネルを出てすぐに橋梁でしたので、旧橋梁の山側に作られる新 橋梁に、どのように線路を繋ぐのかと思っていました。通ってみると、トンネルを 出た線路は山側へ少しカーブし、橋梁上で反対側にカーブして直線となっていまし た。コンクリート橋ならではの構造かとも思いますが、橋梁に差し掛かる部分にS カーブのある橋梁というのも珍しいと思います。兎にも角にも安全な運行をお願い したいと思います。 橋から下へ降りて下りの「はまかぜ」を撮影しましたが、撮影直前にカメラのバッ テリーが少なくなったため、バッテリー交換をしようと電源を切った直後に「はま かぜ」が姿を現しました。慌てて電源を再投入して撮影しましたが、オートフォー カスが追尾し切れず、5枚撮った内の最初の2枚はピンボケ、残りの3枚は手前の 電柱の上部が列車に掛かり、散々な結果となってしまいました。 撮影後、小柳君お目当ての店で余部橋梁のDVDを彼と私が別々の物を1枚ずつ購 入し、後日交換して見ることにしました。 そして餘部駅への山登り。やっとホームへ辿り着いた時には息も絶え絶え、汗は ダラダラと流れ落ちて、口を利く元気もありませんでした。 乗車した174Dでは、今度は冷房と扇風機の風で冷えて寒気がするぐらいで、風邪 を引かなかったのは幸いでした。 再度香住で下車した小柳君と別れ、私は城崎温泉から「きのさき8号」に乗車。 車内販売から購入した「玄さんの但馬牛ちらし」で遅めの昼食。京都からは「のぞ み130号」、名古屋から中央線161Mと乗り継いで鶴舞着18:29でした。 最後になりましたが、今年も色々とお世話くださった小柳君、OB会旅行に参加 してくださった皆さん、ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。来 年も多くの皆さんの参加を期待しています。 行程 10/09/04(土) 鶴舞 08:12−(3112M)→08:20 名古屋 08:35−(7A)→09:59 姫路 姫路 10:22−(53D)→11:57 鳥取 12:20−(534K)→13:04 浜坂 浜坂 13:30−(4D)→14:24 豊岡 14:44−(238D)→15:55 天橋立 10/09/05(日) 天橋立 09:24−(22D)→10:36 豊岡 10:46−(3011M)→10:55 城崎温泉 城崎温泉 11:03−(169D)→11:35 香住 12:33−(171D)→12:44 餘部 餘部 13:32−(174D)→14:26 城崎温泉 14:36−(5048M)→17:06 京都 京都 17:42−(130A)→18:18 名古屋 18:22−(161M)→18:29 鶴舞 |