2010 N.R.I.C. OB会旅行


写真は、こちらから“YouTube”のスライドショーでご覧ください


                            69B122  森本 豊
 昨年までは安全運転管理者講習の日を8月に設定して、その日にJTBで乗車券や
指定券を購入しておりましたが、私も今年8月で定年退職することとなり、7月下
旬から有休の消化を開始しておりましたので、8月のテキトーな日に車を転がして
千種イオンのJTBへ赴きました。
 窓口の担当女性が「新入社員」のプレートを付けていたので少し心配になりまし
たが、予めルートをプリントしておいた紙を渡して待ちました。今回もJR−智頭急
行−JR−北近畿タンゴ鉄道と通しのルートですので、案の定先輩の女性と相談しな
がら30分程掛かって発券して頂きました。
 イオン千種JTBの小川さん、大変お手数をお掛けしました。m(_ _)m

 今年は雨の心配をすることが無いのは良かったのですが、いつまでも続く猛暑の
ため果たして歩き回る体力が保つかなどと心配をしながらも、鶴舞から中央線に乗
車、名古屋からは N700系のぞみで姫路へ向かいました。姫路駅の売店で昼食用の
「あなごめし」を調達して「スーパーはくと3号」に乗車。HOT7000系は振子車で
すが、制御振子の抑制が効いているのか、JR四国のキハ2000系よりも車体の傾斜は
少ない感じでした。車内改札では思った通り「名古屋市内→天橋立」の乗車券をジッ
クリと見られました。智頭の辺りで早目の昼食。コマツ製のエンジンSA6D125Hの独
特のサウンドを聞きながらの「あなごめし」は仲々美味でありました。
 鳥取で534Kキハ47に乗り換え。この辺りのキハ47は若番揃いですので何れも車齢
は30年超、鉄道車輌は実に長持ちです。
 浜坂からは「はまかぜ4号」キハ181系に乗車。こちらも随分と使い込まれた風
格を滲ませています。豊岡からは北近畿タンゴ鉄道KTR700系に乗車。
 今回は智頭急行HOT7000系のコマツ製SA6D125Hエンジン、キハ47系のDMF15HSAエ
ンジン、キハ181系のDML30HS系12気筒エンジン、北近畿タンゴ鉄道KTR700系の新潟
鐵工所製6H13AZエンジンと4種類のディーゼルサウンドを楽しむことが出来ました。

 天橋立到着は15:55で、集合時間の17:00には早かったので海岸へ行こうと思って
歩き出すと大崎君とすれ違いました。彼が展望台と海岸の両方へ行っても1時間弱
だったと教えてくれましたので、それではと先ず展望台へ行くこととし、リフトに
乗りました。
 展望台へ着いてさあ撮影と思ったところ、どういう訳かカメラのファインダー内
に「ロックされています」との表示が現れてシャッターが切れません。マニュアル
を見ても原因が分からず、已む無く一旦バッテリーを抜いて再起動したところ復旧
して事無きを得ました。この一件で思ったよりも時間を無駄にしたので、風景の撮
影後は集合場所のホテルへ直行したところ、小柳君からの電話で15分位遅れるとの
こと。海岸へ行っておけば良かったかとも思いましたが、まあ、行っても汗をかく
だけと思い直して先着組の片山君達と共にホテルのロビーで小柳君らを待ちました。

 今年の参加者は8名と少し寂しかったのですが、宴会の途中で東京の加藤君から
の電話参加もありました。また、今年は何故か宴会の後にカラオケルームへも流れ
込み、ナツメロの放歌高吟となりました。(^^;)

 翌朝は朝湯に入り、朝食後もまだ残留アルコールの影響が消えないまま09:24天
橋立発に乗車。当初、私は10:19発に乗車の予定でしたが、他のメンバーが早々に
出発し、残った小柳君も09:24発に乗るとのことでしたので、予定より55分早めに
出発することとしました。
 豊岡で私は小柳君と別れて「北近畿1号」に乗車しました。ここで特急を挟む必
然性は全く無かったのですが、当初の計画では、ここで特急を挟むと乗り継ぎ時間
が短くて済むため事前に自由席特急券を購入してあったので、その消化のためだけ
の乗車となりました。
 城崎温泉で後から来た香住行きに乗車。ここで小柳君と再会して11:35香住到着。
 私が事前に購入していた「天橋立→餘部」の乗車券は「途中下車前途無効」です
ので、本来、香住駅で改札の外へ出ることは出来なかったのですが、次の列車まで
58分もありますので、改札掛氏にお願いして外へ出して頂きました。
 小柳君は駅前のうどん屋、私は喫茶店で暫し休息の後、12:33発で餘部へ。

 新しい余部橋梁はスマートなコンクリート橋で、以前の面影はありませんが、旧
橋梁が鎧駅側のトンネルを出てすぐに橋梁でしたので、旧橋梁の山側に作られる新
橋梁に、どのように線路を繋ぐのかと思っていました。通ってみると、トンネルを
出た線路は山側へ少しカーブし、橋梁上で反対側にカーブして直線となっていまし
た。コンクリート橋ならではの構造かとも思いますが、橋梁に差し掛かる部分にS
カーブのある橋梁というのも珍しいと思います。兎にも角にも安全な運行をお願い
したいと思います。
 橋から下へ降りて下りの「はまかぜ」を撮影しましたが、撮影直前にカメラのバッ
テリーが少なくなったため、バッテリー交換をしようと電源を切った直後に「はま
かぜ」が姿を現しました。慌てて電源を再投入して撮影しましたが、オートフォー
カスが追尾し切れず、5枚撮った内の最初の2枚はピンボケ、残りの3枚は手前の
電柱の上部が列車に掛かり、散々な結果となってしまいました。

 撮影後、小柳君お目当ての店で余部橋梁のDVDを彼と私が別々の物を1枚ずつ購
入し、後日交換して見ることにしました。
 そして餘部駅への山登り。やっとホームへ辿り着いた時には息も絶え絶え、汗は
ダラダラと流れ落ちて、口を利く元気もありませんでした。
 乗車した174Dでは、今度は冷房と扇風機の風で冷えて寒気がするぐらいで、風邪
を引かなかったのは幸いでした。

 再度香住で下車した小柳君と別れ、私は城崎温泉から「きのさき8号」に乗車。
車内販売から購入した「玄さんの但馬牛ちらし」で遅めの昼食。京都からは「のぞ
み130号」、名古屋から中央線161Mと乗り継いで鶴舞着18:29でした。

 最後になりましたが、今年も色々とお世話くださった小柳君、OB会旅行に参加
してくださった皆さん、ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。来
年も多くの皆さんの参加を期待しています。

行程
10/09/04(土)
鶴舞 08:12−(3112M)→08:20 名古屋 08:35−(7A)→09:59 姫路
姫路 10:22−(53D)→11:57 鳥取 12:20−(534K)→13:04 浜坂
浜坂 13:30−(4D)→14:24 豊岡 14:44−(238D)→15:55 天橋立
10/09/05(日)
天橋立 09:24−(22D)→10:36 豊岡 10:46−(3011M)→10:55 城崎温泉
城崎温泉 11:03−(169D)→11:35 香住 12:33−(171D)→12:44 餘部
餘部 13:32−(174D)→14:26 城崎温泉 14:36−(5048M)→17:06 京都
京都 17:42−(130A)→18:18 名古屋 18:22−(161M)→18:29 鶴舞

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