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69B122 森本 豊 今年は久し振りに千種イオンのJTBで乗車券と指定席券をお願いしました。支払 いの際に「事前に計算したよりも少し安くなってるな。」と思いましたが、自分の 計算違いだろうと思って気にもしていませんでした。しかし数日経って、どうも気 になるので一応確認しようと思って乗車券を見ると、「名古屋市内→川越」の乗車 券の経由が「名古屋・新幹線・東京・新幹線・大宮・川越線」となっています。ま あ、フツーなら当然の経路ですが、実はこの乗車券の購入の際に「名古屋→金沢」 の「しらさぎ5号」と「金沢→大宮」の「はくたか568号」の指定券も同時に購入し ているのです。 あまりのことに、あきれるばかりでしたが、JTBに電話して「『しらさぎ』『はく たか』の指定券と同時に買った乗車券の経由が『新幹線・東京・新幹線』となって いるのですが、これで『しらさぎ』と『はくたか』に乗れますか?」と聞いてやり ました。 「申し訳ありません。直ぐに交換しますので、もう一度来てください。」とのこ とで、JTBの担当者は平謝りでしたが「全く、ドシロートじゃあるまいし、乗車券 と特急券の経路ぐらい、ちゃんと確認しろよ!」と言ってやりたくなります。まあ、 これは自分に対してもですが・・・。(^^;) 因みに「東京山手線内→修善寺」の乗車券も「踊り子」の特急券と同時に購入し たのに「新幹線・三島」経由となっていたので、これも交換してもらいました。 (^^;) 何かとドタバタした切符の購入でしたが、今回は「北陸新幹線に乗ろう!」とい うのが目的の一つでしたので、この経路の選択はやむを得ません。 そして今回の目的はもう一つ、鉄研の旅行では初めて前日に出発したのですが、 これは埼玉県富士見市に住む次男の孫に会いに行くという、鉄研OBとしては、いさ さか不純な理由からであります。(^^;) |
さて9月4日、「しらさぎ」は無事に金沢に到着しました。「はくたか」の乗り継 ぎに1時間半程度取っていたので、その間に軽く昼食をと、駅構内の立ち喰いウド ン店で「白海老かきあげうどん」を食べ、次男のお嫁さんと孫へのお土産を買って 「はくたか」に乗車しました。 開通当初に比べて空席が目立つようになったと言われている北陸新幹線ですが、 当日の「はくたか」はグランクラス、グリーンも含めて満席で、なかなかの繁盛ぶ りでした。 「はくたか」E7系の各座席にはコンセントが付いているので、私の隣もその隣も スマホのACアダプタを差し込んでゲームをしたりしていましたが、残念ながら私に は無用の長物でした。今度乗る時には電動チェーンソーでも持ち込んでやろうか? (^^;) 大宮からの川越線は、何となくノンビリしたローカル線を想像していたのですが、 E233系の10輌編成が走り回り、埼京線経由で新木場にまで直通するバリバリの通勤 路線でした。(^^;) その夜は「みずほ台」で次男と一杯飲んだ後、駅近くのビジネスホテルに泊まり、 翌5日朝に次男宅に寄ってから東京へ向かいました。 |
東京−修善寺・伊豆急下田間の「踊り子」には251系やE259系も使用されていま すが、乗車した「踊り子117号」は185系で、開閉可能な窓など、まあ「懐かしい」 と言えば言えるのですが、何しろ運用開始が1981年の「国鉄最後の特急型車輌」で すから、古さの方が目立ってしまいます。 昨日の「はくたか」とは打って変わって、土曜日にも関わらず「踊り子」の指定 席はガラガラで、東京駅で購入した「牛めし弁当」をゆっくりと味わえました。 終着の修善寺で小柳君らと出会い、バスで「吉奈温泉口」へ。バス停からは旅館 の送迎バスで旅館へ向かいました。 今回の宿泊先の「御宿さか屋」は岡本太郎も愛用した老舗の旅館で、OB会旅行で は泊まったことの無いような高級旅館でしたが、それがOBの樋口君のお世話で予約 出来たとのことで、彼のルーツの一端も窺い知ることが出来ました。 昨年の宮島は食堂での会食だったので、恒例の経路発表もありませんでしたが、 今回は樋口君のおかげで宴会場も確保出来、賑やかな中にも和気藹々と会食を楽し むことが出来ました。 |
翌朝は、別方面へ向かう小柳君一人を旅館に残し、他は「吉奈温泉」バス停から 「修善寺駅」行のバスに乗車。途中、多くのメンバーは「出口」で下車して「土肥」 へ向かいましたが、私と他の数名は「修善寺駅」へ。 私は修善寺駅で残りのメンバーと分かれ、腹痛のため少々別用を・・・。(^^;) 今回、6日は伊豆急下田へ向かうなど、いくつかのオプションプランを立ててい たのですが、修善寺駅に着いた時刻が何れにも合わず、断念して伊豆箱根鉄道の列 車に乗車しました。 車中で時刻表を開いて色々と検討したのですが、「三島」到着寸前に御殿場線へ 行くことを決め、三島駅で一旦改札を出て、みどりの窓口で「三島→国府津→御殿 場→沼津→三島」の乗車券を購入しました。 しかし、決めたプランでは購入してあった帰りの「こだま」の時刻までほとんど 余裕が無く、途中下車も一回もしませんでしたので、ズルをする気なら「修善寺→ 名古屋市内」の乗車券でそのまま乗れたのですが、そこは良心の問題で・・・。 (^^;) 御殿場線では保存してあるD52や、ほぼ全線に残る複線を減線した跡など、かつ て幹線だった頃の面影を車窓から見ることが出来ました。 帰りの「こだま」の指定席は満員で、しかも小さな子供連れの家族ばかり。「何 で?」と思いながらもB、C席の子供連れの前をすり抜けて、A席で遅い昼食の「港 あじ鮨」を広げましたが、少々居心地の悪い昼食でした。(^^;) すると「三河安城」で子供連れが多い原因が判明。添乗員らしき女性が「三河安 城で流れ解散となります。」と告げ、三河安城到着後に私の乗った11号車は、たち まちガラガラになってしまいました。B、C席の家族は「何で自分達だけ窓側じゃ無 いんだ?」と不満だったでしょうね。(^^;) 毎年のことながら、いくつものエピソードを残してくれた今年のOB会旅行でした が、末筆ながら、お世話頂いた小柳君、樋口君、そして参加してして頂いた皆さん、 どうもありがとうございました。m(_ _)m そして、今年は参加出来なかった皆さん、 来年こそは是非ご一緒にOB会旅行を楽しんでください。 行程 (地下鉄、山手線などは、この時刻通りでは無い場合があります) 2015/09/04(金) 川名 09:14−(地下鉄鶴舞線)→09:20 鶴舞 鶴舞 09:30−(中央西線)→09:37 名古屋 09:48−(しらさぎ5)→12:48 金沢 金沢 14:16−(はくたか568)→16:46 大宮 16:56−(川越線)→17:18 川越 川越 17:28−(東武)→17:33 ふじみ野 17:35−(東武)→17:39 みずほ台 2015/09/05(土) みずほ台 12:17−(東武)→12:44 池袋 12:59−(山手線)→13:23 東京 東京 13:30−(踊り子117)→15:38 修善寺 2015/09/06(日) 修善寺 10:21−(伊豆箱根鉄道)→10:58 三島 三島 11:09−(東海道線)→11:24 熱海 11:32−(東海道線)→12:04 国府津 国府津 12:20−(御殿場線)→13:54 沼津 14:00−(東海道線)→14:05 三島 三島 14:24−(こだま659)→16:15 名古屋 16:24−(中央西線)→16:28 鶴舞 鶴舞 16:39−(地下鉄鶴舞線)→16:45 川名 |