最初にオーストラリアに行ったのは、1988年の夏休みでした。その当時は、スキューバダイビングもやっていて、会社の友人にダイビング誘われ、どうせ行くなら双眼鏡も持っていってついでに鳥も見てやろうという感じでした。87年の3月には今も愛用しているペンタックスの600mmも既に持っていたのですが、さすがに重たいダイビング器材と600mmを両方持って行こうとは考えませんでした。 でも、水中写真用のオリンパスOM-2を持っていくので、今は壊れて使っていないシグマの75mm-300mmのズームレンズとフィールドスコープ用の三脚はしっかり持っていきました。場所はケアンズでした。
二回目は、新婚旅行の時でした。この時はダイビングからは足を洗っていたので、当然撮影用の器材を持って行くつもりだったのですが、やはり600mmとそれを載せる三脚はさすがに新婚旅行の時にはまずかろうと思い、急きょシグマの400mmアポというのを購入しました。(この当時は自由になるお金があったのですねー。)カメラはZ−10を持っていきました。場所はよくあるパターンのシドニー→ケアンズでした。
鳥の種名は、"The Slater Field Guide to AUSTRALIAN BIRDS"に載っている英名を使用しています。このフィールドガイドは、最初にケアンズに行った時に街の本屋で買いました。今でも鉛筆で$29.95(オーストラリアドル)の値段が本の見開きに書いてありますが、その当時は1オーストラリアドルが120円位だったので、日本野鳥の会のフィールドガイドよりも割高だなと感じた記憶があります。表紙の絵のきれいさと、種ごとの分布図が載っていたのでこれを購入しました。個々の鳥の説明は、この図鑑の説明をほとんどそのままつかってあります。