ときど記
編みながら、あれこれ思ったこと。 季節感と生活感。 2006年1月

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26日(木)
 ありがたいことに、HPからとクスクスさんからのオーダーに応えるべく編む日々が続いております。編むこと自体が大好きなので、許されるなら四六時中編んでいたいのですが、まず自分も生きて行かなくてはならないので、睡眠・食事。さらに、かわいいこどもたちのために、なるべく美味しい食事を作り、洗濯・掃除など様々な主婦業。そして学校や野球少年団やお稽古ごとにまつわる用事。自分のためにしたいことも、あまり我慢するとストレスが・・・・今年の目標”時間の使い方を工夫する”を、日々実践中です。
 でも、ときには、な〜あんにも考えず、ボケ〜〜〜ダラ〜〜〜としちゃったりして。息抜きも必用ですよね。「この仕事が終わったら息抜くぞ!」って思いながら、頑張ってます。

23日(月)
 15日のところにも書きましたが、月末に人前でピアノを弾くことになり、少なからずプレッシャーを感じながら生活しております。とは言っても、難しい大曲を、期日までに仕上げなくては!という訳ではありません。こどもの頃から当たり前に弾けていた易しい曲を、柔らかい音色で、ゆっくりしたテンポを保って弾く(バイオリンの伴奏として)ことが、実はこんなに難しいとは・・・・と思い知らされている状態なのです。
 技術的には、せいぜいしっかり準備して当日に望もうとは思っていますが、精神的にどのくらい緊張するものなのか、想像が付かないことがまた、自分を不安にも楽しみにもさせてくれています。初めて乗るジェットコースターで、最初の上り坂を、ガッタンガッタン言わせながら上っている気分です。生まれて初めての発表会、満喫したいと思っております・・・!

17日(火)
 やっと、小学校が始まりました。予想最高気温マイナス6度・軽く吹雪いている中、こどもたちが学校へ向かいました・・・・背中を見送る私もほっと一息デス。
 いつもゴロゴロ、「そのうちやるさ〜」タイプの長男を巧くけしかけ、褒めたり叱ったりあの手この手でなんとか宿題を前日に完成。しかし「計画的にちゃんとやる!」タイプの長女のほうが、実は前日になってもまだまだある課題に大汗!学年の違いもありますが、色々な予定があって忙しかったから、仕方ないのかな、と少し同情しました。
 自分の子供の頃を振り返ると、夏冬の休みは長くて、いくらダラダラしても終わらなくて、学校の始まるのが楽しみでした。自由研究は、やはり両親総動員で最後の日に大慌てでやりましたが、それも良い思い出。宿題は無く、林間学校なんて行ったこともなく、お稽古ごとも2週間くらいお休みだったし・・・・家の手伝いをなにかしらやらされた気もしますが(玄関掃除とか雪かき程度)、あとはゴロゴロ寝ていたような。
 大人になれば、否が応でも一年中用事があり、あんなにノンビリなんて出来ませんし、一日24時間を持て余す経験っていうのも、出来るときにさせてやりたい・・・そんな甘い親は、今の時代に合わないのかしら?と思いつつ、せめて小学生の内は・・・いいえ、低学年の内だけでも、ゆったりさせたいです。長女のように高学年になってくると、自ずと忙しくなってくるのもわかりますしね。

15日(日)
 専業主婦の私は、普段はぬるくて甘えた環境に暮らさせてもらっています。毎日決まった勤めに出るわけでもなく、時間的に〆切のあることと言えば、こどもの送り迎えやちょっとしたPTA活動・・・・掃除も洗濯も食事作りも、気分が乗らなければ多少の先送りは可能・・・・そんな、誠に申し訳ない身分デス。
 しかし!ピンポンつつみとして、お客様に依頼を受けたときは、一社会人として精一杯やらせていただいているつもりです。 そしてまたひとつ、私に新しい「立場」が!
 ピアノの生徒としての立場です。それも「発表会を控えた」という形容詞が付いたので、近年稀に見る切羽詰まり具合です。曲自体、難しい物ではないのですが、他人様の前で弾く(それもプロの先生と合わせる)となると、どうしてこうも思ったように弾けないものなのでしょう・・・・。1度目のリハーサルを終えて、グッタリしてしまいました。
 煮詰まった頭で、女子フィギュアスケートについてのNHK番組を見ました。オリンピック代表に選ばれた方々の苦労を思えば、私なんてまだまだ・・・・ってオイオイ、それと自分を一緒にするなよ、と言われそうですが、勝手に励まされ、前向きな気持は沸いてきました。
 好きなことをするために、ぬるま湯を飛びだして、厳しい場に身を置くような挑戦ができるなんて、本当は一番幸せなことなんだって思って、頑張るぞ!あと2週間!!

12日(木)
 こどもたちはまだ冬休み中。北国は夏休みと同じだけ(25日間程度・宿題も自由研究も、夏と同様にあります)お休みがあるのです。
 どうしても年末年始は、夜更かししがちで、小2の長男でさえ、余裕で年越し。紅白だけでなく、民放の馬鹿馬鹿しい挑戦モノ(火の玉受け止めたりするヤツ・・・)まで、見届けてしまっていましたが、さすがに少しずつ更正させています。日中はゲームばっかりしてゴロゴロしているし、宿題とかどうするつもりなの!?と、あれこれ説教しだしたらきりがなさそう、親としては我慢の日々です。先を見て、時間的な計画を立てられないのは、年齢的に仕方がないと思うので、「あと○日で学校だよ!この日はこういう予定あるから、忙しいからね」などと言うに止めて・・・・。
 長女は、先週から自発的に更正!早寝早起き・宿題の仕上げ・・・・まったく、誰に似たのでしょう?我が子ながら尊敬します・・・・教育委員会主催の林間学校に当選したので、2泊3日で色々な体験が出来たようです(スノーシュー=かんじき、を履いてのスノートレッキング・パオ宿泊・月明かりの中のナイトハイク等々)。さらに、バイオリンの発表会が近いので、連日のように、合奏練習・四重奏練習・ピアノ合わせ・・・で、学校のある時期より忙しいかもしれません。
 私はといえば、こどもたちの送り迎え、編みもの、ピアノ練習で、一日があっという間です。でも、ここ2〜3年で、以前のような「さて、今日は一日、こどもたちに何をして過ごさせようか・・・?」という悩みは無くなってきていますね。楽にはなってきていますが、こうして離れていくのね〜〜という一抹の寂しさも・・・・あるような、やっぱり楽でいいような(エヘヘ)

11日(水)
 やっとお屠蘇気分も抜けて参りました。亭主は5日から仕事。昨日までは札幌支社での打ち合わせなどがあり、自宅から通いましたが、とうとう横浜の寂しい部屋へ戻っていってしまいました。
 年末の旅行では、狭いところへ3人で押しかけて、4泊も泊まりました。純粋な一人暮らしをしたことのない私は、「パパ、一人暮らしできてイイナ〜〜」なんて、ちょっと羨ましく思っていました。家賃はほとんど会社持ちだし、新築だし、駅から3分だし、最上階だし、横浜だし・・・・。で、実際に行って暮らしてみると、やはり便利な立地だし、設備も良いし、狭いと言っても綺麗だし、「悪くないじゃん!」という感想。
 でも、ひとりでまた、あの部屋に戻る亭主の気持ち、想像するとやっぱり寂しそうです。4人でゴロゴロした年越しのことを思い出し、更に札幌に戻って散らかっているけど広い部屋でまたゴロゴロした新年の楽しさを思うと・・・泣けてきますね、単身赴任。仕事もどんどん責任がのし掛かっているようだし、負けるな!

3日(火)
 あけましておめでとうございます。今年も”ピンポンつつみ”をよろしくお願いします。
 早速ですが、行ってまいりました!東京・横浜5泊6日・年またぎの旅。満喫!!
 東京タワー特別展望台・はとバスツアー(皇居・明治神宮・浅草・水上バス)・ディズニーランド・江ノ島・芦ノ湖・渋谷原宿表参道・横浜中華街・・・・・学生時代からOL1年目にかけて、5年間ほど住んでいましたが、こんなにいっぺんにアチラコチラへ出掛けたことはありませんでした・・・・いやはや、欲張りました。
 東京の街は、高層でガラス張りの建物がグンと増えていましたね。人の多さは、想像していたとおりでしたが、とにかく、建物の変化に驚きました。
 ディズニーランドは、9年ほど前に2才になったばかりの長女を連れて行ってはいたのですが・・・・こちらは、人の多さに驚きです。ファストパスには助けられましたが、それにしても・・・・。行列に並んでいる人が多いのはわかるし、パレードの場所取りの人がいることも、噂には聞いていましたが、それ以外の「次どうする?状態」の人で、ごった返していることに驚き・・・。しかし、朝はゆっくりと横浜を出てきたにもかかわらず、主要アトラクションは制覇でき、その日の内に帰宅できたので、なかなか上手だったと思います。
 移動日の天気にも恵まれ、怪我も病気もせず、家族で無事に楽しめたので、本当に良い旅行になりました。貯金はずいぶん目減りしましたが・・・(ため息)。
 ただ、「年内に」と頼まれていた編みものが、出発までに仕上がらず、あちらでも暇を見つけて編み続け、大晦日にやっと発送した、という汚点が。お待たせして申し訳ありませんでした、K様。
 

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