ときど記
編みながら、あれこれ思ったこと。 季節感と生活感。 2006年11月

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23日(祝・木)
 セッセと編みものをする日々です。
 だって、紅葉も終わっちゃったし、でもまだ雪は降らないし・・・と、半端な季節ですものね。心静かに部屋を片付けて、編みものを進めて、ピアノを弾いて・・・・日が暮れるのも早く、あっという間の一日が積み重なっていっています。

 ただ、ちょっと気持ちが揺さぶられた日もありました。こどもたちの学習発表会があったのです。

 まず長男3年生の発表。彼はなんの疑問もなくオーディションに挑戦し、冒頭部分の立派な出番をいただいてくるタイプ。蝶ネクタイに半ズボンの衣装もキマッて、典型的な”気の小さいお坊ちゃま”役を、元気に演じきってくれました。
 途中に登場した悪役軍団が、少年野球で一緒の子ばっかりだったとか、身体を張ってコケて笑いを取る子がいたりで、大笑いもしました。
 かとおもうと全員での踊りや歌が、まだまだカワイイこどもらしさに溢れていて、ちょっと泣きそうになったりしながら、大いに楽しませてもらいました。
 劇の最後に、総まとめの長台詞を、バッチリ決める女の子がいて、感心しました。帰宅後、その女子が長男の隣の席の子であると判明。きっと日々、目一杯お世話になっているのでしょう・・・感謝。


 長女は6年生、これが最後の学習発表会。「裏方やるから」と言うので、我が子見たさの期待はあまりしていませんでした・・・・がしかし!
 劇の内容がとても悲しく切なく。役者もグンと大人びて、どんどんお話に没入してしまいました。
 例年は「ああ、○○ちゃん、大きくなったね」とか「○○君、いつもはふざけているのに、マジな顔!」とか、つい現実のこどもと結びつけて、出し物として見てしまうものですが、今回はあまりそれを感じず。みんな演技が上手になったのでしょうね。
 長女も、幕前のアナウンスで思いっきり一人語りしているし!あとは効果音を出すチームの一員でしたが、立派でした。
 そして最後は学年全体での歌。これが染みわたる・・・・・正直、泣いてしまいました。こどもの歌声って、どうしてこうも、胸を打つのでしょう?低学年の無邪気な歌声とは違って、4年間合唱に力を入れ続けた学年ゆえの美声。さらに歌詞の内容も切なく、人目がなければ号泣してしまいそうでした(ガマンした)。


 そういうわけで、秋のおセンチな感じも、満喫!その後本格的な雪も降り始め、生き物としてボヤボヤしていられない冬が始まりました。
 今も窓の外は軽く吹雪です。視界は200メートルほど。これから4ヶ月くらい、こんな日が続きます・・・。





16日(木)
 先週は、お友達の開いた「自宅カフェ(3日間限定)」に出品&出演、させていただきました。

 出品・・・・ 編みおろし(?)は3点で、あとはこれまでに編んだモノ(つまり在庫)だったとは言え、やはり人目にさらす前には、アイロンを掛け直し、ほつれがないかチェックし、タグと値札を付け・・・嫁入り支度は何かと忙しかったです。
 お陰様で、半分くらい買っていただくことが出来ました。ありがとうございます。

 出演・・・・これは、もっぱら押しかけピアノ弾き!
 最初に、1日だけ、バイオリンの伴奏をすることが決まり、その練習をしました。バイオリンは娘の先生ですから、プロですので、私も失敗は出来ません。
 そして、残りの2日間。瓢箪から駒、とはこのこと!
店主「せっかく電子ピアノ導入したのだから、ずっと弾いていてくれていいのよ〜〜」
私「ほんとにいいの〜?マジで通い詰めちゃうよ」
店主「いいよ、ほんとに弾いて欲しいな!」
私「ガッテン承知!」・・・ってなやりとりで、出演決定。
 あまりシリアスでない、耳に心地よい曲を選び、練習しました。以前に弾けたはずの曲も、20年のブランクを取り戻すべく、もう一度おさらいしましたし、ピアノの先生に色々な楽譜を紹介していただいて、ひたすら練習。譜めくりに困らぬよう、コピー取ったり糊で貼ったり・・・・。


 そして迎えた本番3日間。カフェは大いに賑わいました。
 私はそこで、心をこめてピアノを弾きました。
 し〜〜ん、として、聴かれちゃったらどうしよう!?あるいは全く無視されたり、うるさがられたらどうしよう!?・・・・初めは色々不安でしたが、結果的に、程良く聴き流され、私は自由に、且つ頑張って弾かせてもらえました。

 弾いている間、自分の中のさまざまな心境を確認できたのが、とても面白かったです。例えば・・・
「この曲ステキでしょ!もっと聴いてくれよ・・・」
「あ、間違った!やば〜〜こういうときは、ちょっと静かだったりするのよね(汗)」
「(お客さんの会話が聞こえる)・・・へえぇ、息子が野球やっているんだ。ああ、あのチームか!フムフム・・・こっちの人は、自分も家を建てたいんだな。結構厳しくチェックしているぞ・・・」
「・・・・・あれ?今、すっごく集中してた!自分の家で一人で弾いているような気持ちだった!不思議だなぁ」
などなど。


 実際に、運営した方に比べたら、全く小規模なんですが、やはり自分なりに一つのイベントを乗り越えた感があり、終わった後は、充実感と快い疲労感。今、1週間ほど経ってみて、”修行”って言葉が合うかもしれない、と感じています。
 でも苦痛は全くなくて、頑張ったことが全部自分の財産になっているのを実感できる、素晴らしい体験だったと思います。
 私の友達も、何人か来てくれて(準備にかまけて、キチンとお誘いできなかったのに、頑張って探し出してきてくれた!感謝!)嬉しかったし、今回初めてお知り合いになれた方も多いし、そういう人的な財産もタップリ。


 さあ!実りの秋を乗り越えて、初雪降る中、腰を据えて編み、弾く日々に戻ろうと思います。





10日(金)
 ↓の8日のお知らせについては、無事連絡をいただけました。


 いろいろなことのあった、ここ数日。書きたいこともいっぱいあるのですが、今はまず、身体を休めて、明日は散らかった部屋を片付けて、それから、ここへも書きに来ます。
 楽しく、充実した時を過ごすって、本当に幸せですね・・・・それを実感しております。



8日(水)
お知らせ:10月31に「5本指てぶくろ」についてメールくださった方へ
ご記入いただいたメールアドレスへ連絡いたしましたが、
お読みくださいましたか?
キャンセルでも構いません、お返事くださいませ・・・・。



6日(月)
 風邪は治ったと思うのですが、風邪ひきの間にいろんな事がブッとんでいたようで、バタバタの毎日です。


 まず、微熱を押して小学校の授業参観へ行き、秋の運動会の写真(膨大な枚数)をチェックして、我が子の勇姿を選んだつもりでしたが、集金袋を持たせ忘れ、しめきりに間に合わず。
 こどもたちは「いいよ、あんまりイイの無かったし。パパがデジカメで撮ったのもあるでしょ」と優しいお言葉・・・・(涙)


 クスクスさんから、オーダーをいただいていた、くつした。珍しく、ピッタリの色とサイズが在庫にあったので「すぐ届けます〜」と言って、1週間忘れ!キャア〜ギリギリじゃん。


 だいぶ前にオーダーいただいて、「納期は、東京でてぶくろが欲しくなる頃でいいですよ!10月末くらいかな」と言ってくれたH様。まさにその時期は覚えていて「明日にも発送します!」とメールして、それっきりそのまま1週間忘れ・・・・郵便事故かも?と心配してくださったようです。ゴメンなさいね。


 そして、明後日8日(水)〜10日(金)には、お友達の自宅カフェが開店。出品させていただく品の仕上げに、ついさっきまでかかりました。お話しをいただいたのは、結構前なのに・・・
 さらに、10日には、バイオリン演奏の伴奏を!・・・あれ、どの曲やるって、言ってらしたっけ?!恥を忍んで、バイオリンの先生にもう一度確認。


 風邪でも休まずに、自分のピアノのレッスンには行ったのですが、発表会も終わったし、普段通り4冊の楽譜をおさらい。「ハイ!これはアガリにしましょう!」と嬉しいお言葉をいただいた覚えはあるのですが、ハノンだっけ?チェルニーだっけ?バッハもそうだよね?アレアレ?


 長男の野球の納会の出欠も返事遅れ。小学校のPTA役員の推薦書類も忘れ(お陰で助かった方、多いよ!)。図書館にCD返しに行けば、ケースを開けると自分のCDが入っていて出直し。・・・・・ああ、こうやって書いていると、まだナニかあるんじゃないかと、不安になってきます。


 ピンポンの周りの皆様。何か用件があったら、遠慮しないで、どんどん私に確認してください。よろしくお願いします・・・




1日(水)
 長い風邪をひいています。
 2週間前の水曜日に、「もう、4・5日だるい・・・少し休まなきゃ」と思って昼寝をした覚えがあるので、丸々20日くらい、不調です・・・水曜日はこどもたちの帰りが一番遅い曜日なので、ゆっくり出来ると思って、寝ました・・・・。
 はじめは喉がいがらっぽくなり、ショリショリした感じがします@。
 そのうち、身体がだるくなり、暖かい格好がしたくなりますA。
 さらに鼻水が出てB、
 熱が高くなりC、
 布団で汗をかいて治るD
・・・・こんなパターンが多い私ですが、今回は@とAが2週間続いたことになります。我ながら飽きました。
 今週に入ってやっとBに変化し、昨夜から今朝にかけてCDを迎えた感じです。やっと終わりが見えてきました。

 以前は、ひきはじめにガッチリと抗生物質のお薬をのんで、一気に叩いてしまう私でしたが、よく効くお薬を気軽に出してくださる先生が病院を廃業されてから困りました。
 会社の健康管理室でもらえる薬や、市販のエ○タックとかパ○ロンもイマイチ効かず(抗生物質に頼っていたから当たり前ですよね〜〜)、さらに結婚して妊娠して授乳して・・・・どんどん薬から遠ざかって行きました。

 亭主は、風邪ひかないんですよ、滅多に。「ナントカは風邪ひかない」って言いますが、あれだけ知的労働していて「ナントカ」もないでしょうに。
 聞くと、こどものころから風邪薬のんだこと、あまりないそうです。丈夫だからのまずに済んだのか、のまないから丈夫に育ったのか、不明ですが・・・。
 それで、私も、最近は風邪薬をほとんどのまなくなりました。

 亭主の場合、社会人としての責任感もあるのでしょうね。どうしても辛いときだけ、1日休んでガッチリ治して、もう元気に出社するのですから。それも、3年に1回くらいですから、立派です。
 主婦は逆に、責任感から起きてきて、働いてしまうので、長引いちゃうんですよね。風邪の菌のほうも、相手を見て出方を伺っているのでしょうか!?

 まあ、とにかく治ってきたので、こんな文章も長々と書けるようになりました。
 「元気出さなきゃ!」と、卵酒やらリポビタンDやら、ご飯もおやつも果物もシッカリ摂取してきた2週間で、体重グラフは最高値を付けてしまっています・・・・食欲だけは、ちゃんとあるからね・・・
 

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