ときど記
編みながら、あれこれ思ったこと。 季節感と生活感。 2006年12月

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26日(火)
 クリスマスと一緒に、楽しみにしていた「のだめカンタービレ」のドラマも終わってしまいました。
 1年ちょっと前に原作を貸してもらってハマり、月に1冊ずつ単行本を買ってちょうどコンプリートし、自分もピアノを再開し、クラシックもいっぱい聴くようになって・・・本当にこのストーリーには人生変えられてます、ステキな方へ。
 だからこそ、安易なドラマ化はしてほしくなかったんですが、その点では今回、フジテレビさん頑張りましたね。
 キャスティングはともかく、脚本が忠実(とくに細かな部分で)。楽器演奏も完璧な指導・監修で、限りなく嘘くささを消去。
 原作は「ページから音楽が聴こえてきそう」と評されていますが、実際にテレビ画面から”よっしゃ!”というタイミングで聴こえてくるアノ曲コノ曲・・・・本当に楽しかったデスよ。

 つい、そのリアルさの検証ばかりしてしまって、ドラマからは純粋にストーリーを感じてはいない気もしながら迎えた最終回。
 う〜〜ん、そう来たか!?ディティールは死守したが、大団円は譲ったのね・・・・。
 でもその方が、生粋の原作ファンと、付け焼き刃の月9ファンが適切に差別されて、私はちょっと快感かもしれないので、許します。


 年末を迎え、ある程度(?)の大掃除とか、冬休みのこどもたちへの対応とか、やるべきコトはあるんですけど・・・・今年はノンビリしております。
 なんか、テレビで聞いたんですけど、「年賀状を、『今年こそ!』と意気込んで早めに書き上げて投函してしまったら、年末ってすることないもんですね」って言葉を噛みしめてます(苦笑)。




18日(月)
 師走は本当に、時間の経つのが速いですね。
 実際には時間は常に同じように流れているわけですから、速いと感じるには理由があるはずで・・・・”〆切感”でしょうね。「年内にやるべきこと・会うべき人」に追われて、少し先の目標ばかり見ているから、今現在自分の足元に流れている時間に気付かないような気がします。

 編みものはお陰様で順調に進んでおります。年内の納期は、ほぼクリアする目途が立ちました!
 並行してピアノも、思ったよりどんどん進んでおります・・・・一月半ほど前から「ラ・カンパネラ」という大曲に挑戦中。当初「一生かかるな・・・というのは冗談にしても、半年後に一通り弾けていればいいかな」と思っていましたが、意外にも、もう、一通り弾けるようになりました。
 もちろん、ミスタッチもしまくりだし、テンポも普通です。人前ではまだまだ弾けませんが、とりあえず”手に入れた感”はあるのです。これから時間をかけて磨こうと思います。
 「ピアノ弾いてる場合じゃないぞ、編みもの仕上げなきゃ」って、ブレーキかければかけるほど、ついピアノに向かってしまいます・・・・というのも、この曲、難しいけど”リトライ感”が強いというか、「もう一回やればクリアできるかも!?」と思わせる”麻薬感”溢れるつくりになっているんですよね・・・・恐るべし、フランツ・リスト(ショパンを弾くと、一回でお腹いっぱいになってしまって、なかなか繰り返し練習出来ない私)。
 「まずは編みものを一旦仕上げよう、そうすればピアノ弾けるぞ!」と励みになって、相乗効果で着々と前進しているピンポンでした・・・・一介の主婦が、”いったい何処へ向かっているのやら?感”は、今は封印して・・・・(汗)。


 他のページも、色々とUPしたい作品などあるのですが、そんなわけで時間の足りない私。年が明けて冬休みが終わる頃には、まとめてご紹介できると思います。



5日(火)
 11月中は、「まだ冬じゃない!」とピンポン地方気象台は判断し、ストーブを使いません。コタツと湯たんぽで、朝晩の冷えをしのぎました。だって気温もそれほど下がらなかったし、雪も積もりませんでしたから、日当たりの良いマンション暮らしゆえ、それも可能だったのです。

 でも、師走の声を聞いた途端に、来ましたね〜〜冬が。雪降り&真冬日。ストーブ点火!ああ、あったかい・・・一度、あの暖気にあたってしまうと、根性(?)が緩んでしまうのを実感。これではイカンと自分に課しているのが「設定温度16℃」と「昼間はガマン」の2つのルールです。



 ところで、今日は忙しい編みものの手を止めてでも、アップしたいミーハーな出来事に遭遇しました。
 長男の少年野球チームに、巨人の2軍監督・吉村禎章さんと、1軍ピッチングコーチ齋藤雅樹さんがいらしたのです。
 1週間前から、父母たちにだけ連絡されており、「こどもに話しちゃうと、学校で言いふらしたりしそうだから、当日まで内緒にしてね!」と口止めされ、悶々と待っていたこの日。
 小学生の、いまいちピンと来ていない顔とは対照的に、盛り上がる父母たち!世代的にドンピシャですからね〜〜
 私は少し遅れて見に行ったのですが、それ以前に、長男は吉村さんのバッティング指導の際「やってみたいひと?」との問いに迷わず挙手!「得意なコースはどこ?」と聞かれ「真ん中低め」とか答えたそうです・・・・解って言っているのか!?実力的には最低ランクのくせに、積極性だけは日本一。「でかした息子よ!」と思うと同時に、もっと上手で教え甲斐のある子に、チャンスをあげたかったのに、申し訳ないデス。

 練習後は、サイン・握手や写真撮影にも応じてくださり、とても良い記念になりました。

 私のこどもたちへの必死の解説・・・・「将来、あんたたちのこどものチームに、ダルビッシュとか金子とか森本が来てくれた、って感じかな?」で、やっと少しはコトの重大さを理解した様子。
 でも、長男の日記には「今日、元プロ野球選手が来て、たいへんでした」と書かれておりました(涙)。

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