ときど記
編みながら、あれこれ思ったこと。 季節感と生活感。 2007年4月

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30日(月・振替休日)
 ゴールデンウィーク前半は、特に家族でのお出かけの予定もなくまったりと過ごしております。

 しかし今日は長男が、かねてから約束していた<友達と映画>というスペシャルデーのため不在。残りの3人でぶらりと小樽へドライブしてきました。とても良いお天気

 小樽は軽ドライブにもってこいの街(距離的にも、海のある感じも、都民にとっての横浜って感じがしてます)ですが、観光客がとっても多いので、半”地元民”としては難しい街でもありますね・・・お昼を食べるにも、店の選択を間違うと「バカにすんな!」というよな、ぼったくり店にはまりそうだし、かといって、ディープな地元志向の所へ行っちゃうと、こっちが「バカにすんな!」と叱られそうだし。

 高校の同級生が、小樽の大学に通っていた頃は、適正な所を教えてもらえたものですが、それももうふた昔近く前・・・・(遠い目)
 それで仕方なく、バブル末期に出来た巨大商業施設でいつもの回転寿司、みたいな・・・。
 お土産は、なぜか札幌にもいっぱいある無印良品だったり・・・。今ちょうど、10%オフだから、化粧水買っておこう、みたいな・・・(ため息)。




26日(木)
 昨日まで暖かい日が4〜5日続き、日陰の雪もすっかり溶けました。洗濯物も外に干せるし、お出かけするにも自転車でスイスイ・・・・やっと過ごしやすくなってきたと思ったら、花粉の季節到来です。

 長男が「俺も花粉症が始まっちゃったみたいだ」と言うので、まさかぁ!?まだ早いでしょ(季節も、あんたの成長も)・・・とバカにしていましたが、北海道立衛生研究所の<花粉飛散状況>グラフを見ると確かに飛び始めているみたいです。

 札幌での「花粉症」というのは、主にシラカバ花粉に反応することを指す、と言えるのではないでしょうかね。私も、私の父もリアルに反応。特に父は30年以上の「ベテラン花粉症」・・・・長男に発症してもなんら不思議はありません。亭主も雑草(イネ科)系に反応。整備された広い公園に、バーベキューなんかやりに行くと、辛そうです。

 本州でのスギ花粉の症状は、まだ寒いうちに盛んに出ますよね。でも北海道の場合は、気持ちよくアウトドア出来る初夏(シラカバやイネ科)や晩夏(ヨモギ属)にピークが来るので、悲しいものがありますよ。帽子にサングラスにマスク・・・・怪しすぎます。


 今日は久しぶりに雨が降り、花粉もホコリも一旦収束。ただちょっと冷え込みすぎで、雪!?みぞれ!?というものも降りました。せっかく咲いたツツジも寒そう。桜も遠のくかしら?1日に10度以上も気温が下がる(昨日15度→今日4度)なんて、滅多にありませんからビックリしましたよ。





18日(水)
 せっせと編みものをし、たまっていたレシートを整理して家計簿をまとめ、ヨガとピアノを軽くおさらいし、春に向けてリビングの模様替えを始め・・・・ああ、主婦って忙しい(苦笑)。

 常にまだまだやりたいことはたくさんあるのですが、並行してこなすのが苦手なんですよね・・・。こどもに邪魔されるのも嫌だし・・・彼らは邪魔しているわけではないのでしょうけど、なんか気にしてしまうというか。

 本当は、30分もあれば出来そうなことでも、「そろそろ出かける時間だわ」と思うと、1時間前からソワソワしちゃって取りかかれなかったり。
 時間管理術のような、ハウツー本を読んだこともあるけど、生活改善の工夫もなかなか長続きしませんね。

 子育ても家事もして、さらには外で働いたりもして、その上、趣味も豊かでいろいろな結果を残している人っていますよね・・・・私は密かにそういう人を「アウトプットの多い機種」と呼んでいます。私とは「機種」が違う、と思うようにしていますよ・・・・少し前までは、どうして自分もそんな風に出来ないんだろうと、苦しかったのですが、解脱しました。甘いと言われても反論できませんが、他者を羨んでる暇があったら、それこそ30分でもやるべきことを進めようと思って!


 札幌もやっと春めいた日が続き、身も心もホンワカ〜〜と幸せ感じています。
 でも、天気がいいと、焦りませんか?何かしなきゃ!どこかへ行かなきゃ!洗濯物をご近所より早く干さなきゃ・・・!?みたいな。
 結局、人間が小さいんでしょうね。体格は大きいんですけどね。





17日(火)
 以前ここにも書いたのですが、”ホットヨガ”なるモノに出会いまして、これがとってもハマリまして、この2ヶ月すっかり”ヨギーニ”気取りでいます。


 チラシを見て、ふらっと体験に出かけたのですが、宣伝文句通り「キツイけど続けられる」と感じて通い始めました。
 気に入った点は、3つほど。
 <1>体育会系ノリであること。
 真夏の部活のイメージ。汗ダク・身体中クッタクタ。コーチ(ここではインストラクター)からの容赦ない要求。スポ根アニメの主人公になった気分・・・・私にはMっ気があるのかしら?とさえ思っちゃいました。
 ただ、それだけだと、何回か通ううちに気持ちが冷める可能性があるんですが、
 <2>自分の身体とじっくり話し合い、形(ポーズ)を作ればいい。
 その日の体調や気分に沿って、無理をしないでポーズに挑戦すればよいこと。
 他人と比較しないし、フィットネスクラブにありがちな、妙なフレンドリーさも無く、ストイックな雰囲気が心地よかったです。
 <3>やったことのないポーズ作りのおもしろさ。
 柔軟性やストレッチばかりでなく、体躯を丸めて内臓を刺激する概念を知り、新鮮でした。
 また、微妙な体重の移動とか、背骨の傾きとかを少し意識しただけで、ポーズの完成度がグンとアップしたりすると、面白くてしようがありません!
 学生時代の専攻だった、解剖学・運動生理学・スポーツ心理学への興味が、久しぶりに刺激されました。


 ヨガを習ったのは初めてだったので、他所と比較は出来ませんが、この教室はメソッドが確立されていて、ファーストフードのようにマニュアルがあり、どのインストラクターもほぼ同じことを言いました。
 どうしても「ヨガ=瞑想=思想的」だから、怪しい洗脳をされるんじゃないか!?とか思われがちですよね。
 でも私の行った教室は、そういう余地がない・・・・マニュアルをこなすだけで90分いっぱいを使う・・・・なので、ヨガのメカニカルな入門にはうってつけだと思いました。
 インストラクターによって、少しはスピリチュアルなことを言う人もいましたが、せいぜい「集中すれば、出来るようになります」とか「手の平を天井に向けてエネルギーを天から受け取って!」といった程度。私にとってはまったく気になりませんでした。


 と、熱く魅力を語っておりますが、これは私の”ヨギーニ卒業宣言”でもあるのです。
 なぜなら・・・・
 困ったことに、レッスン料が高いんです。入会特典のお得なチケットが一冊終わってしまい、これから通常料金になってしまうと、ちょっときついんです。
 でも週に1回程度では、筋肉痛が起きてしまうし、次に行っても進歩を感じないというか・・・・・一時期、火曜・木曜・土曜と3回続けて行ったら、とにかく調子よくて気持ちよかったものですから・・・・・でもそんなペースで通常料金を払うと、月のチケット代が我が家のエンゲル係数を上回ってしまいます(涙)。
 これからは、覚えてきたポーズを、自宅で少しずつ復習していくつもりです。せっかく、学生時代に取った杵柄があるんだし・・・そして、たまのストレス発散のために、時々教室に行く予定です。コンサートに行ったり、旅行をするのと同じような位置づけだと思えば、価値ある中身だと思いますからね。


 いつのまにかブームは去ったの!?と思われたくないが為に、長々と(最近、このページ長文づいてますよね)「まとめと感想」を述べさせていただきました。さて、寝る前にひとポーズ決めておこうっと!







14日(土)
 長男の小4進級・長女の中学入学が滞りなく済みまして、一息ついています。

 しかし、この「慶びの春」に似つかわしくない北海道の気候。この一週間で雪の朝が3日もあったんですよ・・・例年は、「入学式の時期は、雪解けが進んで、足元が悪く、晴れ着や新しい制服・靴が大変だ」という歳時記のはずですが、雪はとっくに解けてしまったのに、肌寒く、雨〜雪模様のグズグズ続き。
 長男はいまだにスキーウェア(上着だけ)で通学しています。私だってダウンを着たいですけど、見栄張って薄いトレンチコートに衣替え。長女には制服の上に羽織る厚手のパーカーを奮発。コートに規定は無いけれど、一応紺や黒でと言われると新規購入するしかなく、それならカッコイイやつにしよう!と探しましたよ、あちらこちらを・・・・。

 それにしても、中学生はカワイイですね。以前読んだ本(といっても育児マンガ『ママはぽよぽよザウルスがお好き』ですが)に、
「我が子が少し大きくなってくると、乳児や新生児が懐かしくカワイク見える・・・
 ・・・・さらに小学生になると、幼稚園児がもっと愛おしくて・・・
 ・・・・しかし私の母は『あんたたちが独り立ちしても、近所で中学生を見ると、
    涙が出そうなくらい懐かしくてカワイく思ったよ』という・・・
 ・・・・どうやら、こどもというのは中学生が一番カワイイらしい」
ってな記述があったのを思い出します。やっと私にもそれが分かってきました!!12年かかった!!
 まだ、あどけない顔で、でもそれなりに制服を着こなして、重たそうなカバンに教科書いっぱい詰めて、でも「もう中学生だもん!」みたいな輝いた顔して・・・・我が子は勿論、近所の子がみんなカワイイ!眩しい!
 こどもが大変な時代だけど、ひとりひとりが自分なりの幸せ見つけながら、グングン伸びていってもらいたいな、という大人サイドの希望も入って、つい目を細めて彼らを見てしまうからですかね。



 久しぶりの更新なので、話題がもう一つ。
 長男が昨日の朝「足が痛い、床に付けない・・・」といって起きてきました。二段ベッドから降りるのがやっと、トイレに行けないと言うのです。
 特に思い当たる負傷もしていないようだし、前日寝るまでは何ともなかったと言うし、部位も右膝周辺という漠然とした感じで、私には全くわからないので困りました。とりあえず学校に「様子を見てから行かせます」と遅刻の連絡を。この時点では、1〜2時間様子を見ようと思っていました。
 しかし電話を受けてくださった先生が、「もし大ごとだったら心配ですから、病院へ行って結果を学校へお知らせくださいね・・・お大事に・・・」と仰有るので、なんだか私も不安に。
 息子をおぶって車に押し込み、かかりつけの整形外科へ開院と同時に駆け込んで、レントゲンを撮られ、緊張して先生と向き合うと・・・・・
 「成長痛ですね。半日かそこらで、走り回れるようになりますよ」 とのこと。

 この病院には少し前にも、半年にわたってカカトがジワジワ痛むと言い続ける長男を診ていただき、やはり「成長痛」と言われているので、正直私もバツが悪く、「本当ですか?」と食い下がってしまいましたよ。

 さらに6年前の夏、長女がマンションのエレベーターの戸袋に、左腕を肩口までズッポリと吸い込まれてしまったことがありました。汗ばんだ肘を扉に付けて休んでいたら、開いていく時、あっという間にひきづり込まれたのです。扉は20pほど開いた状態で、長女の肩のせいで動かなくなり、亭主の体格ではエレベーターには入れず、当時3才の長男なら入れたのですが<閉>ボタンには身長が届かず・・・・管理人はいない夜のことで、大パニックになりました。
 翌日念のためこの病院を受診し、受付で「どうしました?」と聞くのでまずは簡潔に「エレベーターに挟まりました」と言ったら、そんなことで受診?みたいな顔をされたこともあるんです・・・。ことごとく、「大ごとでなくてよかったけど、ちょっと恥ずかしい」病院です。
 閉まってきたエレベーターの扉と壁に挟まれても、普通はすぐ感知されて扉は開きますよね。あの程度の衝撃で受診したと思われたんですよ・・・・診察室できちんと説明しようと思っていたのに、受付情報だけで、さっさと検査され、湿布を出されて終わりになりました。なんだか恥ずかしいので、帰り際にしつこく、アクションを加えて説明したら、医者も看護師さんもビックリしてこっちを見直してきました。本人が痛くも何ともないと言っていたから、別に湿布だけでもよかったんですけど、こっちの気が済まないというか。119番でレスキュー呼んでいる最中に、何故か扉が閉まってくれて、事なきを得ましたが、大事件だったんですから!!

 あら、話がそれちゃいましたが、とりあえず長男は心配なく、ニョキニョキ伸びる前兆なので安心しました。亭主にメールすると「俺も激しく痛んだ覚えがある、遺伝だ」とのこと。一晩経って、やっと両足で立てるようになりました。周りのお母さんに聞くと、鎮痛剤を飲ませないと眠れないほど痛がる子もいるとか。またひとつ、子育て経験値が増えました。







4日(水)
 新年度とは言え、まだ春休みでのんびりしております。今日は、あみねこ友達を招いての、ネコンパを開きました。

 あみねこのメンバーが増えてくると、それぞれの名付け・キャラクター付けも大変な作業。出来上がってすぐに「こいつは、こんなタイプだ!」と閃く場合もありますが、無理に絞りだそうとしても、いまいちピンと来ないものです。
 毎日遊んでいるうちに、その時どきの遊び主のニーズに合わせて、少しずつキャラが決まりだし、名前もいつの間にか付いている・・・・そんな感じが、末永く、しっくり来るというのは、人間の人付き合いも一緒ですね。


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