ときど記
編みながら、あれこれ思ったこと。 季節感と生活感。 2007年6月

バックナンバー一覧へ戻る

28日(木)
 ずっと録りだめておいた、月9ドラマ「プロポーズ大作戦」を、一気に見ました。

 甘酸っぱくて、良かったですぅ・・・・何回も、ほろり泣きながら、編みものしながら、楽しみました。

 ドラマも映画も、小説もそうですが、すっかり感情移入してしまうタチなので、とても疲れるんです。実生活まで揺さぶられてしまうから、不用意には触れないように生きています。
 だから、選ぶ目は厳しいつもりです。で、見ると大抵「良かったな〜〜」と大甘な評価。フィクションに対する批評レベルが低いことは自覚済みです。
 でも、今回は本当に良い選択したな〜〜と思ってますよ!とても、心地よい揺さぶられ方でした。


 木村拓哉と山口智子の「ロングバケーション」を最後に、恋愛モノの主人公の心の動きについて行けなくなって、しみじみ自分の老化を感じています。
 でも今回は、タイムスリップして過去をやり直す設定(実際はある1日の数時間の出来事だけでワンクール通してます)で、徹頭徹尾「あの時、ああしていればなぁ・・・」の上に成り立っていて、でも最終的には前向きなメッセージで、老化した心にビンビン来ました!!


 思い出すだけで、胸に激痛の走るような、後悔の塊のような出来事・・・・。あるなぁ・・・・。

 昼間っから、遠い目をしつつ、「さて、よっこらしょ。お茶碗でも洗うかね」・・・結局は、幸せな現実を生きてます。





26日(火)
 長男が、足を痛がります。膝だったり、踵だったり。右だったり左だったり。

 6年も7年も前、まだ長女でさえ学校に上がっていなかった頃、先輩ママさんが「こどもって、どうしてこうも、足を痛がるのかしら?」と言っていたのを思い出しつつ、「そのうち治る!気合いで歩け!!」と放置していました。

 でも、私がちょっと気弱になっている時、「足の痛みは、他の病気の症状かもよ?」なんて聞かされると心配で・・・・。
 結局、長男には、3度も整形外科を受診させてしまいました。

 診断は、予想通り、「成長痛ですね。湿布と塗り薬を出しましょう」・・・・安心なような、お恥ずかしいような・・・・。


 ただ、長男は最近、ほんの少しですが精神面で変化してきた部分があるようで。
 これまで、自分が楽しければ、周りと違ったって気にしない!というタイプで、良く言えば「物怖じしない」、悪く言えば「空気読めよ!まったく・・」って感じでしたが、少しずつ「周りと違って恥ずかしい」とかいう、自意識みたいなモノが出てきたというか。

 そのために、初めて感じるストレスがあるのかな・・・?という場面も、チラホラあるようです。自分自身でも、この違和感が何なのか、受け止めきれないのでしょうか、すると口を開くと「足が痛い」、なんですね。

 そういう意味でも、「成長痛」なんだな、と理解して、受け止めてあげようと思っています。なかなか腹は決まりませんが、誰でも通る道筋でしょうから・・・・。





25日(月)
 夏至の22日頃から、札幌の天候は不安定になり、つねに薄暗い雲がかかっています。
 あちこちで「22〜24日は”キャンドルナイト”!」なんて催しがされていたようですが、ちょっと無理のある感じでしたね。
 我が家は前の記事にも書きましたが、ずっと前から天候に応じた”自主的キャンドルナイト”しているので、少し「エッヘン!!」という気分です。


 生活全般で、自然志向とかロハスとか、有機とか晴耕雨読とか、エコとかシンプルライフとか、イッパイいっぱい語られていますけど、どうも、そこには嫌なニオイがあって。
 結局「そういうことやっている、自分って偉いジャン!」という自己愛が見え隠れ。そんな気がして・・・・。
 どうせ、便利な現代文明にドップリ浸かって、抜けられないくせに!と思っちゃうし、本気で脱文明している人を見ると、ひえ〜〜〜って引いちゃうし(だって、汚いし貧しいし、命の危険は怖いし)

 でも、自分がちょっと有機食品食べたり、ロウソク使って電気消したり、運転時にはアイドリングストップしたりするのは、「エッヘン!!」な気がしてる・・・・ひねくれてますよね。

 「アクリル毛糸より、純毛の方が、てぶくろ、良いわよ〜〜」と言っているのも、ちょっと、アレですな(苦笑)。
 羊をオーガニックに育てて、刈って紡いで染めて・・・・なんて出来ず、ネットで買ってトラックで送られてきた工業製品のウール100%ですからね・・・・

 お天気がグズグズのせいか、思考もグズついています。そろそろスッキリ晴れてくれないかナ〜〜



18日(月)
 夏至が近づいてきました。北海道は緯度が高いこともあり、本当に日が長い。
 昨日は夜の8時に、北北西の方角が夕焼けに染まっていたのでビックリしました。
 薄い三日月と金星も、かなり北よりの西の、紫の空に浮かんでいて、幻想的でした。NHK大河ドラマ「風林火山」のオープニングテーマ(大好き!)と重なって、良いムードでしたよ〜〜

 夕食の後、長女は宿題やら予習やらするらしく、部屋に入ってしまうことも多いし、長男もルービックキューブしたりのんびりモード。
 ここ最近は、そんな時間は居間のメインの電気を消して、キャンドルで過ごしています。
 お風呂に入るまでの小1時間。お茶を飲んで、長女とあみねこで遊んだり、長男と喋ったり、どうしても灯りが欲しければ、窓際の灯りをひとつ点けて・・・・

 キャンドルホルダーには、「冷酒か梅酒でも・・」と思ってとってあったグラスを。コースターは5角形の花をイメージしてで編んでみました。同じ糸で「編み針立て」のプリンの瓶カバーも作っちゃって、妙に「お気に入りに囲まれた生活!オッシャレェ〜〜」してます(照笑)
        





16日(土)
 玄米中心の食事を始めて10日ほど経ちました。

 玄米を1日1食は食べるほかに、
 ・「牛ブタ鳥」等の肉を(できる限り)止め、
 ・乳製品もグンと控え、
 ・豆類と海草類を増やし、
 ・インスタント出汁やカップ麺、さらに安価なハムや蒲鉾類を止めました。
 立ち読みやネットで得た「マクロビオティック」とか「玄米正食」とかの知識、読み囓りですが・・・・自分なりに良さそうで、出来そうなことをミックスしています。
 いわゆる「粗食」ですよね。「経団連(?)の土光さんの食事」と言う言葉で、実家では表現されてきましたが・・・・玄米に味噌汁に目刺しにお浸しってやつですね・・・・古くてマニアック、すいません。分かる方、いるかしら?

 こどもたちは肉も食べたいでしょうけど、給食である程度満たされて来ますし、たまには外食もします。そう、無理はいけませんからね!お友達が来れば、スナック菓子も出しますし、特売のジュースも飲みますよ!

 でも私自身は、憑き物が落ちたように、食に対してシンプルになりました。口に入るモノが整理されると、心持ちまでシンプルでいられる・・・・そんな気がしています。
 玄米は腹持ちもいいので、空腹時のストレス食いも無くなりましたし。
 口角炎が治り、さらに、口内炎のひどいモノも治りました。1年以上舌の下に出来ていた、不気味なデキモノでしたが、この10日間で消えちゃいました!

 玄米ご飯の強い味方。東京の友達が送ってくれた「佃茂の佃煮」・・・コレさえあれば、パサつく玄米もどんどん進みます!



13日(水)
 暑い日が続きます。昨日・今日の最高気温が29℃。初夏と言うより、ちゃんとした夏です。


 札幌のこの時期は、「GWの花見」「5〜6月またいでライラックまつり」「YOSAKOIソーランまつり」「北海道神宮祭」と、良い季候を生かしたイベントが続きます。

 YOSAKOIソーランまつりは、私が大学〜就職で札幌を離れていた間に、いつの間にか始まっていて、実は全然興味を持たないまま10数年が経ってしまっています。

 学生時代に多少ダンスをかじっていた身から、「あれは踊りじゃねぇ・・・」という、なけなしの美意識があり、さらに、「私の知らない間に始まり、子育てでそれどころじゃない間に発展した」という、逆恨みとしか言えない偏見もあっての、10年間。

 しかしこどもが大きくなって、幼稚園・小学校とお付き合いが拡がるうち、熱心に参加している人とも接点ができ、「ま、楽しく身体を動かすためなら、許してやるか」・・・・って、どれだけ上から目線なんだか・・・・そう思うようにもなってきました。

 今年はとうとう、長女がお腹にいるときからのお友達が参加!新生児から見てきた彼が、リーゼント決めて踊ったというのですから、そりゃあもう、今までの態度はどこへやら!?
 期間中に通り雨があれば心配で心配で・・・・という訳でプライバシーに考慮しつつ、勇姿を公開させてもらっちゃいます!(写真にカーソルを置くと、もっとキメキメ・バリバリの彼が見られます)

  



9日(土)
 玄米食べて、体調の良いピンポンです。

 先日ここで宣言して、玄米買ってきました。ちょっとお値段するんですね・・・・いつも一番安い無洗米買っていたので・・・・でも、玄米はたくさん食べなくてもイイって聞いたので、ここはお値段こだわらず購入。早速圧力鍋でササッと炊いてみました。

 いや〜〜美味しいです。今までも何回か玄米は食べたことありましたが、変わっていて面白いけど美味しくはナイって思っていました。あれは炊飯器の限界だったのですかね?

 圧力鍋だと、米を量ってから35分〜40分でもう食べられます。白米はもっと短時間で炊けますが、なかなかちょうど良く炊けないんです。「ちょうど良い炊き具合」を知りすぎているせいでしょうか?その点、玄米はその「ストライクゾーン」が広い感じで、失敗知らずで嬉しいです。

 玄米と、佃煮と、焼き魚と茹で野菜。味噌汁。豆類と海草類を欠かさずに・・・そんな夕食を3日続けたら、口角炎がすっかり治ってしまいました。思い切り「ニッ」と笑っても、唇の端が切れない!幸せ!

 ただ、4日目になって、肉と油が食べたい・・・と思ってしまい、無理せず中華を食べました。そうしたらまた、今日はヒリヒリ痛いです・・・・でも、無理してストレス溜めるより、少しずつヘルシー食を続ける方がいいと思って。

 さあ、「体調:良好」から「体重:減少」まで、順次改善していけるかな・・・?2つ先の季節の健康を目指して、飽きないように続けていくぞ!







 
7日(木)

 写真は撮るだけでも難しいのに、写るのはもっと厳しいですな。

 ふざけてイイ、普段のピンナップとかは撮られるのも大好きなんですけど・・・・ていうか、ふざけないと、きっと耐えられないのでしょうね。撮る方も撮られる方も。


 デジカメの出る前、写真はシャッターを押した分だけ費用の発生する娯楽でしたから、そこで”ふざけている自分”ってスゴイナ〜と思えて、楽しかったな・・・(遠い目)

 大学生の頃、友達の家にポラロイドカメラがあり、「彼氏が貸してくれたの。何枚か撮ってイイって!」と言われ舞い上がった覚えがあります。夜中なのに近所の公園へロケに出て、重ねて撮影できる機能を駆使して、”自分同士でボクシング相討ち”とか、やったな・・・(再び遠い目)

 バブル時期、使い捨てカメラをバンバン使い捨てていたのも、その後長女が生まれて、毎週のようにDPEに何本もフィルム出していたのも、つい10年かそこら前。20世紀は遠くなってきましたね・・・(宇宙を見る目)



6日(水)
 今朝のニュースでも、メタボリック症候群対策が話題に上っていましたが、私もちょっと本気で、健康管理に取り組もうと思っております。


 ちょっと太り気味(苦笑)の私ですが、それなりに健康だし、いわゆる”体格がイイ”ということで自分を納得させて来ましたが・・・・去年の秋・冬くらいから、自分の食生活に自信が無くなってきてまして。


 こどもたちは育ち盛り。質素ながらもバランスのよい食事をさせようと、普通以上に頑張っているつもりです。毎食必ず、「これは○○に良いから、食べなさい」「これは、こうやって調理すると栄養が壊れないよ」などと母に言われ続けて育ったので、食育・栄養学の知識は多少自信があります。

 でも自分だけの朝・昼食が、つい残り物の炭水化物としょっぱいおかずだけ・・・偏ってしまって。あと、「これは○○に良いから、食べなさい!今日の、食生活の切り札ヨ!」というようなイイ物は、こどもに優先してしまうので、自分にあたらなかったり。

 そして何より、今は自分は「○○に良いから」と強制されない分、この歳で好き嫌いをしてしまって。アレルギーもあるので、いくら栄養が有るとはいえ敬遠してしまうし・・・・。

 そんなこんなで、ずっと口内炎・口角炎が治らなかったり、久々に生理痛がとても重かったりと、徐々に身体に表れてきた「グダグダ」食生活を、少しずつでも改善しようと思ってます。昨日は、マクロビオティックの本を1時間立ち読みしてきました(おいおい!?)・・・これから、玄米買ってきます(鼻息フンガー)。





4日(月)
 長男の小学校の運動会が無事終わりました。
 亭主は、前日から有休を取って横浜から帰宅し、当日は朝3時半に家を出て、グランドの席取りをしてくれました。これで3年連続、最前列確保です!ありがとう!

 今年は長女は卒業してしまったので、見るべきは4年生だけ・・・・しかし、お友達のご子息(後述)が6年生だし、少年野球で一緒の先輩後輩も気になるし、それなりに見所が続いて楽しめました。とにかく、最前列で見ると、退屈しませんよ。”砂かぶり”ですからね!


 そんな運動会で感じたこと。

 長女は、同じ学年の中でも身体も大きいし、中身も落ち着いた風情ですから、「年相応に成長する」ということに違和感がないんです。6年生なら6年生らしかったし、今も、中学生らしく存在している気がします。

 でも長男は、体格も普通だし、性格的には幼い方(少なくとも落ち着いてはいない)ので、「4年生=高学年=委員会に属して、競技の進行をお手伝いしている」なんていうのが不思議で眩しくて。
 去年まで、「おお、流石に高学年はしっかりしているな!」と思って見ていた、その集団に属しているなんて・・・・長男に限らず、ずっと一緒にお馬鹿やってるお友達も、しっかり働いているのが、どうにもむずがゆい感じです。

 先ほど述べた息子さんも、長女が年中組に入園したとき、一緒に年少組に入ったお友達なので、この8年ちょっとの間の、滑った転んだをよく知っているんですが、最近本人を見る度に、「これがあの、4頭身くらいだったT君か!?」とビビルほど、すらりと大きく育って・・・・。
 選抜選手によるリレーの、アンカーひとつ前を走った彼。2位でバトンを受け、トラックを一周し、私たちの目の前で1位と並んでバトンタッチへ・・・・本当に、感動させてもらいました。あんなに立派に走るようになって・・・(涙)



 余談を一つ。
 長男が徒競走で必死に走っている姿をビデオで見ていると、亭主とそっくりの走り方であることに気付きました。
 去年までは、こどもっぽい走り方で、前に進むより上に飛び上がっているような印象だったのに、今年はそこそこ力強くなってきたな、なんて思っていたのですが・・・
 足の運び・手の振り・・・・パパ、ちょっとこっち来て!と呼んだ時の「なんだ?どうした?」と走り寄ってきてくれる姿と瓜二つ・・・・遺伝子って恐ろしいですね。この1年半ずっと離れて生活していて、亭主の走る姿なんて、長男は殆ど見ていないはずなのに。

バックナンバー一覧へ戻る