ときど記
編みながら、あれこれ思ったこと。 季節感と生活感。 2007年11月

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26日(月)
 私が大変お世話になっているクスクスオーブンさんが、朝日新聞(北海道版)で紹介されています。
 「北の糖源郷紀行 11月26日付け」です・・・・先日、このお菓子(アップルダンプリング)、いただいたばかりなのですが、本当に大満足できる一品です。
 いつも賑わっているお店ですが、これでまたしばらくは、お客さんたくさんになるんでしょうね・・・・身内が褒められるって、なんだか嬉しくなりますね(勝手に身内気取りですいません)。

 実は、我が「ピンポンつつみ」も、この度とあるミニコミ誌の方から取材を受けまして。
 近々誌面に載って世に出る予定があるのですよ。札幌限定で、ですがね・・・ちょっと緊張してます(苦笑)。メジャーデビューだ(大苦笑)。
 その暁には、ここでもちゃんと様子をご紹介しますね!

 ピアノの演奏会の緊張とごちゃ混ぜになって、なんとなくフワフワしてしまっています。
 いつも以上に気を引き締めて、落とし物とか、怪我とかしないようにしなくては。
 家族にも八つ当たりしないよう、心がけてはいますけど・・・・・あまりにも長男がだらけている上に散らかすので、昨日は小爆発してしまいましたよ。ま、私にプレッシャーの無い時でも、あの長男の状態は怒鳴られて当然と思いますから、ヨシとしましょう。



21日(水)
 寒さ厳しい冬の始まり・・・・朝起きると外は一面銀世界だったり、11月だというのに早速の真冬日(最高気温が0℃以下)が2日続いたり、いろいろ大変です。

 ストーブもとうとう使い始めました。でも言い訳するようですが、長男が午前授業で早く帰宅し、更にお友達を連れてきたので、世間体を気にして点火した、というのが本音なんです。
 私一人で過ごす日中なら、湯たんぽとコタツでまだまだ行けますし・・・・・。血圧は低いけど、身体はいつも(末端まで)ポカポカしている質ですから。



 言い訳、で繋がる話として。ピアノの発表会が近づいてきました。

 出演のお話が来てから40日。こんなにピアノのことばかり考えてた日々は、生涯で初めてです。

 これまで、中学の部活のコンクールとか、大学の卒業公演とか、必死でなにかする場面もあったはずですが、いつも”その他大勢”の一人で、技術的には気楽なポジションばかりだった気がします。

 独りで人前に出て、決して簡単ではない曲を弾く・・・・ことの重大さが違います。

 この40日間で、
  「わ〜い!楽しんで弾こう!!」と引き受け、
  「やばい、楽しむどころか弾けないまま当日が来るのではないか??」と気付き、
  「逃げ出したい、でもやるしかないのか・・・」と踏みとどまり、
  「なんとかなりそうかな?もう、いいんちゃう?」と弛み、
  「やっぱりもっと頑張ろう!後悔はしたくない!!」と前向きになる・・・・
 随分いろいろな精神状態になりました。正直、大変です。

 でもこういう日々を”充実した”日々というのでしょうね。普通の主婦が、こんなチャンスに巡り会えて、そこへ向かって突き進むことが出来るというのは、本当に周囲の皆さんに感謝しなくてはならないことだと思っています。

 さあ、明日はレッスンです。また、ペシャンコになって帰宅するかもしれません。先生も必死だから厳しいんですよ・・・(汗)
 でも10日後のステージで、笑顔でいられるかどうかは自分次第。言い訳ばかりが胸に残らないよう、頑張らなくちゃ!





15日(木)
 札幌市内でも、普通に雪が降りました。既に「初雪」は観測されていたようですが、とても局所的に(多分気象台の周辺だけ)降ったようで、一般人は誰も見ていない「初雪」だったので実感は無く・・・。今日が本当の「今年初めての雪降り」だったと思います。


 ストーブ点けずに頑張っていますよ〜〜
 コタツ・湯たんぽ・ちゃんちゃんこ。ネックウォーマー・帽子も被ります・・・・・もちろん室内で。
 私は手足の末端が、一年中ぽかぽかしているタイプなので、頑張れます。
 長男も同じタイプなんですが、奴はまだ青二才。「寒いよ寒いよ〜〜」と甘えてコタツに潜っています。でもストーブを点けると、ストーブ前から動かなくなるので、意地でも奴のためには点けてやりたくありません。
 ただ長女は、ちゃんと手足の冷える、カワイイ女の子そのもののタイプなので、可哀想。以前編んでやった、超厚手のニットくつしたと、彼女の誕生祝いに会社の同僚がくれたオイルヒーターで、なんとか凌いでもらっています。
 幸い、体調は全員良いので、こういう荒行にも耐えられていますし。緑黄色野菜を中心に温かいものを食べて、お風呂もゆっくり温まって・・・・

 でも、この頑張りも今日明日が最後かもしれませんね。週末でこどもたちも家にいる時間が長いし・・・なんとか例年のように12月の声を聞くまで頑張りたいのですが。




9日(金)
 ♪ピンポンつつみ♪を立ち上げたのは、駒大苫小牧が甲子園で初優勝したからです。

 直接関係はないですけど、あの日感動して、興奮して、布団に入っても寝付けなくて・・・・そんな時、「私も編みもの屋さんになろう!そうだ、なれるよ!」と思いついちゃったんですよね〜〜。

 分析すれば、その時点までに、
一、幼稚園のために編みものもしていたし、
二、自分しかできないような仕事がしたい、と思い始めていたし、
三、でもフルタイムで外で働くのは嫌だなと思っていた・・・・訳で。
 機の熟していた時に、駒苫が背中を押してくれたのでした。

 更に、クスクスオーブンさんが<秋の夜長展>を企画していて、「作家さんとして出てみなよ〜」と言ってくださって、一気に歯車が回り始めたのでした。


 ピアノを弾いているのも、25年前からずっと心のどこかで憧れていて、
一、部活もOLもやってない、子育ても一段落したし、時間はある
二、ビックカメラのポイントが溜まってきているから、デジタルピアノが買えるかも?
三、のだめカンタービレを借りて読んだ・・・・という要因が積もっていて、
 ちょうどのタイミングで先生に付くようになり、大きな発表会にも推薦していただき・・・・と、こちらはここ3年かけて、歯車がじっくり回り始めた感じです。


 つまり何が言いたいかというと、、世の中に無数に有るであろうチャンスを、ガシッと前髪でとっつかまえることができるのは、普段から自分の中で何かを熟させておくこと。と思います。




5日(月)
 一昨日の3日。長男の小学校で、1週間遅れの学習発表会が行われました。
 風邪の流行で、学級閉鎖が相次ぎ、直前まで欠席者もあるなか、なんとか開催することが出来てよかったです。

 しかし、この日程の変更の為に、どうしても都合のつかなくなったお子さんがいらして、急遽代役を立てることになり、うちの長男が抜擢されるという、有り難いやらヒヤヒヤさせられるやらのハプニングが発生!

 彼なりに大いに緊張し、しかしよく張り切って、なんとかやり遂げてくれました。
 今年は器楽隊で、マラカス振ってるだけだろうと、気楽に構えていた私も、結構ドキドキしましたね〜〜〜(汗)

 演技そのものだけでなく、この大(?)抜擢に伴う学年の人間関係・組織内のアレコレ・・・・についても、小心者の保護者としてはヒヤヒヤで。そろそろ、難しいお年頃ですからね〜〜小学4年生とはいえ。「俺、2つもやること出来たぜ!すげぇだろ!?」とだけは言いなさんなよ、と釘をしっかり刺したのは言うまでもありません。
 しかし先生方もお悩みの末、「S君(長男)なら、いろんな意味で大丈夫」とお考えになってくださったのだろうと、前向きにとらえることにしました。

 これまでも例年、
私「練習に臨む時、自分の役割(パート)だけでなく、主役とかいろんな人の仕事をよく見ておくのよ。
  少女マンガによくあるでしょ?
  『大変だ、主役が間に合わない!誰かこのパートを演じられる者はいないか?!』
  『私でよければ・・・』
  『おお、なんと素晴らしい出来』、そして彼女は一躍スターダムへ・・・・、みたいな(お目々に☆)」
こどもたち「なにそれ、ママ・・・(呆)」
といったやりとりはしてきましたが、まさか人生のうちにそれが実現する日が来るとは。






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