ときど記
編みながら、あれこれ思ったこと。 季節感と生活感。 2010年2月

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15日(月)

 札幌雪まつりもいつの間にか終わって・・・・一年で最も、安定して寒い日々が続いています。

 明日は長女の高校入試(私立)。来月の公立が第一志望とはいえ、「とうとう本番!!」という緊張感がたまらない今日この頃。

 なるべく平静に。しかし、励ましとか、導きとか、つまりはお尻を叩くような空気感を途切れさせることなく家庭経営しようと、妙な気疲れしています。

 これが世間で言う、「受験生がいると、大変ね〜」ってやつでしょうか。

 第一子長女なんでね・・・つい、私が熱心になってしまっているのは自覚しているつもりです。このままでいると、第二子長男が何かしらサインを出してくるのも、時間の問題かな。そこまでわかっているけど、やっぱり胸中ざわざわ。




 気を紛らわそうと、ピアノに力が入ります。今年は9月に発表会がありますからね。もう、曲もショパンで決めたし、3度目の正直で、今回こそはガッツポーズで弾き終わりたい・・・。
 (1度目:モーツアルトで、訳わからん内に終了、2度目:ベートーベンで討ち死に)




 もちろん編みものも、現実逃避のためではなく、いただいたご注文にお答えすべくせっせと制作中。

 昨日編み上がったばかりの、5本指てぶくろ。
 
 まだ、糸の端っこがダラリと・・・。

 いつもの、メリノ糸1本や、カシミア1本でハイゲージに編むのではなく、メリノ中細と混紡中細の2本どりで、ざっくり、丈夫さを重視したものです(自分用に持っていた編み図を応用)。

 北国の日常用に、このパターンも定番化しようかしら?






3日(水)

 急いで過ぎる1月(ちがつ)が終わり、げるように過ぎる2月に突入!

 今朝の札幌はマイナス12度にも達したようで、やっと冬本番です。



 先日、長女がお世話になっているバイオリン教室の、恒例の発表会がありました。

 長女は高校受験を控えて、お稽古をお休みしているので、今年は我が家は関係ない行事の筈なんですが、他のお友達(子も親も)に会いたい・演奏も聴きたい!と、私と長男だけで駆けつけました。

 みんなそれぞれ成長していて・・・体格・顔つき・声変わり、そして勿論、演奏が年々レベルアップ。技術的にも、音色も、表現も。ずっと目を細めて、見入り、聴き入ってしまいました。

 長女と同い年で、中高一貫校に通っているお友達が、グンと力を付けていて、その演奏にひきこまれてしまいました。長女にも聴かせてあげたい一方、今聴かせたら、焦ったり迷ったりしそうだな・・・とさえ思うほど。

 ちょうど、技術的にも精神的にも、音楽をやるには伸び盛りであるのがこの思春期なのでしょうから、そういう意味で、(高校受験をしなくてよい)中学受験は意義があるんだよ!と、この教室で以前から教わっていたのですが・・・その意味を、目の当たりにした瞬間でした。


 まだまだ札幌は公立中から公立高校受験というのが大多数。亭主も私もずっと公立だったので、全く躊躇なくこども達もそのルートを歩ませていますが、最近は中学から私立へ行くというケースも増えてきました。

 高校も、以前は圧倒的に「公立の滑り止め=私立」だったのですが、今は「敢えて私立」という選択肢も確立されていて、時代の流れを感じます。

 我が家のこどもはちょうど3学年離れているので、特に今年は受験は身近な話題。

 中学受験は1月上旬に終わっており、みなさん桜が咲いたり、ちょっと残念だったり。

 私立高校の単願入試なども終わり、徐々に進路が決まっていく友人も出てきました。

 長女もあと少しで、本番を迎えるわけで。私たちの時代と違い、当日の試験を受けるまでは、全く合否の確信は得られない(当たり前のことですがね・・・昔はちょっと違ったのでね)ので、逆に「どこに決まるかは、すべて天の思し召し!縁だから!!大切なのは入ってから」と腹が決まっています。

 周りからは「大変でしょ。気を揉むでしょ」とお声をかけていただきますが、彼女はしっかりしているので、私が揉む気はほとんど無いのが現状です。えらいな〜〜親バカスイマセンm(^。^)m


 今日辺り、首都圏の中学入試も山場でしょうかね。何人か、長男の同級生で、転勤していった方達の、頑張っている様子が目に浮かびます・・・せめて遠くからだけど、祈っているからね!!







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