≪管理人のひとりごと≫

(1)本ホームページ(HP)は公式HPではありません。
 本HPは、トランポリン協会等の公式HPではありません。私がお世話になっているクラブの草加アウルスの活動内容を、私の個人的なHPアドレスに紹介しているだけです。私の個人的諸事情によって、このHPが突然閉鎖されることも考えられます。
 本HPの内容に関しては、草加アウルスには責任はありませんので、苦情、反論、批判等はHP管理人までメール、またはBBSに投稿、して下さい(賛成の意見も待っています)。
 品の悪い ”ひとりごと” になっちゃいましたが、ユーモアを込めて書いたつもりです。気楽に読んでみて下さい。

(2)(品の悪い詩のため削除)


(3)トランポリンは1秒10円以上の価値があります。1秒1秒を大切に使いましょう。(注:以下、アウルスのことではありません。全国のトランポリン練習場利用者に対して言いたいのだ!)
 『上司の残業命令を尻目に、出世を棒に振り、強引に会社を定時であがって、駅までダッシュ、片道2時間、及び、交通費と入場料計3千円かけて、遅れてやってきた所、トランポリンの上でずっと考え(※1)込んでいる(←全然跳んでない)人が何人かいたために、混んでもないのに終了時間までに5分間しか跳べなかった。混んでいたのなら今日は運が悪かったと諦めもつくが、今日俺はここへ何しに来たんだ?3千円返してくれ〜(涙、涙、・・・)』
 笑い話ではありません。トランポリンの世界では、珍しい話ではなく、それどころか1〜2分しか飛べずに帰る人もいるし、さらに、こういう連中がいる限り今日は練習にならないだけでなく、練習態度を見ていると腹が立つだけだと言って怒って途中で帰ってしまう人もいます。これらはどこの練習場でも毎回数人が陥っている、誰にも気付かれぬ現実の一面です。ご存知のように、回転技可能なトランポリン練習場は、学校を除けばどこの県にも2〜3ヶ所しかありません。そのために他県から無理して来ている人は結構多いのです。有給休暇をとって新幹線に乗ってやって来る人もいます。
 練習費用は、上の例では1秒10円(=3000円÷(60秒×5分))換算になります。貰えるはずの残業手当がパーになったこと等も考慮するともっと高くつきます。トランポリンは他のスポーツと違い、1秒ナンボの世界です。もったいない使い方は絶対やめましょう。
 特に初心者の方は無駄に長時間乗る傾向があります。考え込むなら、一旦降りて、下で考える。交替時ロスタイムが発生せぬよう、次の人はスタンバイしておく。乗る前に技の注意点を考えておく。アドバイスは手短かに、長くなる時は一旦降ろす。(要は、サッと跳んで、サッと降りろということ。) 全員がこういう気持ちで練習すれば、いつもの倍以上の時間練習ができます。また、みんなの体が冷えきらないうちに一巡するには、自分はどれくらいで降りるべきか等も考えられれば、ベストマナーとなるでしょう。やむを得ず長くなってしまったという人は、次回の順番で1回乗るのを遠慮して下さい。逆に、すぐ降りる1本ジャンプ主義の人は、適時割り込んじゃっても許されるでしょう(許してやって下さい)。(要は、乗る回数じゃなく、占有総時間、一人で長時間占有しないでということ。)
(※1:次のジャンプを100%の体力で飛びたいがために、じっくりと休憩しつつ、そう見られぬために考えているふりをしていることはバレバレで、これは許されぬ、ずうずうしい反則技にあたります。こういうジコチュウ的な態度は周りの人の練習を阻害するだけです。ベッドの上は休憩場ではありません。トランポリンは疲れた時は、”即、降りて交代”が鉄則マナーです。テンポ良く、ポンポン、ポンポン交代していきましょう。)

(4)トランポリンの上では周りの人に気を使いましょう。(注:同上)
 『ここは学校の部活じゃない、お金も上級者と同じだけ払っている。だから上級者と同じ扱いを受ける権利がある。』と言って、野球で例えると、セカンドベース前まで行って素振りの練習をしだす人がいる。
笑い話ではありません。トランポリンの世界では、こういう考え方の人が非常に多くて困っています。素振りの練習を、セカンドベース前で?これでは他の人はもう何の練習もできません。そもそもどこでもできる素振りの練習をするのに、何でグラウンド中央まで出ていく必要があるのでしょう?こういう法律論のみを主張し、道徳心のない人は、トランポリンの出し入れの手伝いもせず、一人で長時間乗って楽しんで帰っていく傾向があります。この裏には、腹を立てて途中で帰ってしまっている(トラ設置の手伝いをしただけの)人もいるということをお忘れなく。
 どんなスポーツにも暗黙のルールというのが存在します。アイススケートにしても中心部はフィギュア回転用、トラック部は通常走行練習と、効率面を考えれば自然とそうなるのであって、入場料払ったからといって好き勝手に場違いな練習していいものではなく、例えばトラック部で3〜4人が離れてスピンや大回転の練習をしだしたら、もう誰も滑れなくなってしまいます。

 ユーロにはみんなが乗りたがります。だからといって全員が1台のユーロに集中すれば、練習は成り立ちません。たかが1mごときのジャンプに、何でユーロが必要なの?おかげで本当にユーロを必要とする人は練習できません。上級者が育たないでしょう!幼児までも貴重なユーロの方に乗せて、遊園地代りに遊ばせている親がいますが、(ユーロは幼児のおもちゃか!!)まわりにいる必死で練習している人の迷惑も考えましょう。回転技をしてこそ、ユーロの能力が発揮できるのであって、これでは高価なユーロを購入した意味がありません。レギュレーションでできることをユーロでやっていたのでは、宝の持ち腐れになってしまいます。初歩的な技はどこでも練習できますが、高度な技はユーロでしかできず、設備の有効利用という点を考えてもらいたいものです。また、体育館側が、レギュレーション4台分の費用をあえてユーロ1台に注ぎ込んだ意図もくみ取りましょう
 台を選ぶ基準は、今の混み具合、自分の今練習する技のレベル、周りの人と自分との技術レベル差等、総合的に考えて選びましょう。上級者は、常にユーロで跳び続けていいと言っているのではない。上級者といえども、レギュレーションで事足る技は、レギュレーションで行い、ユーロは本当にユーロが必要な技を練習する人を優先にしてほしいと言っているのだ。


(5)跳ぶパワーがあるなら、手伝えるはず。トランポリンの準備・後片付けは、老若男女問わず、手伝って下さい。(注:同上)
 トランポリン備品を倉庫から運びつつ、壁際に立っている若者に『手伝ってくれないかなあ〜』という視線を送ると、『あなた、大きい体格してるんだから、一人で運んで、一人で組み立ててね。がんばって!お願い。えへっ!』と言いたげな、そ知らぬ顔。
 おいおい、手や足を痛めた年輩婦人も手伝っています。私も腰に爆弾を抱えているし、四十肩で重い物を運べない体になっているなど、中年たちは、どこか体を痛めながらもセッティングしているのです。ママさんトランポリンクラブの人たちは、自分たち中年女性だけで、最後まで組み立てています。跳ぶ体力はあるが、準備・後片付けする体力はない、は甘えすぎです、身勝手です。跳ぶ方が格段に力とエネルギーを使います。用事があってどうしても時間が合わない人を除き、皆さん、準備・後片付け、どちらかは手伝うようにしましょう。
 ただし、本体の組立ては、危険が伴うので初心者同士でするのではなく、慣れている人の指示の下、手伝って下さい。小学生以下の子供は、小物を運ぶ程度にし、本体からは離れていましょう。

(6)「宙返りは、通い始めて何回目位でできるようになるものでしょうか?」
 やり始めようとしている人には、一番気になる質問でしょう。トランポリンの醍醐味は、回転技にあるのですから。回転技ができるようになると、人生感が変わますよ、きっと。
 で、冒頭の回答ですが、「男性で2ヶ月位、女性はどんな技でも男性の3倍の期間」と私は思いますが、一概には言えません。その人の素質や練習態度により、練習初日で回転技ができる人(ちなみに私は練習初日で前宙もバク宙もできたのだ)もいれば、10年通ってもできない人もいます。いきなり回転技の練習から始めるか、ある程度の基本技をマスターしてから回転技を練習し始めるかでも、時期は変わってきます。あちこちの練習場で色々な人を見てきた私の長年の経験から言わせてもらえば、私は練習風景を少し見ただけで、この人はすぐ上達するか否かが判ります(私に限らず、ベテラン指導員なら誰でも)。そこで質問、あなたが練習するとすれば次の(A)、(B)どちらのタイプに近いですか?

(A)トランポリンの上では、少し跳んではその場でずっと考え込んでしまったり、必要以上に下の人に意見を求めすぎて、その割には跳ぼうとしない。
   トランポリンから下りている時は、床に座り込んでいる。

(B)トランポリンの上では、一生懸命、跳んでいる。
   トランポリンから下りている時は、イメージトレーニングをしたり、上級者にアドバイスをもらっている。

 (A)のタイプの人は、10年通ったところで、またはベテラン指導員に教えてもらったところで、少しも進歩しません。当たり前です。上達意欲がないから、こういう練習態度になるのです。このタイプの人は、数回通ってやめる人がほとんどですね。上からアドバイスを求められたら、休憩目的なのはバレバレなので、ワンポイントのみにして下さい。長くなるとあなたもこの人の休憩に加担することになるだけです。
 それに対して(B)のタイプの人はグングン伸びます。ここで重要なポイントがあります。それは、(B)のタイプの人は、家に帰ってから、筋トレやイメージトレーニングなどの復習は一切やっていない人がほとんどで、違うのは1週間にたった1時間だけの練習態度のみであるということである。同じ費用、同じ手間暇かけて練習に来ても、練習態度のみで上達するか否かが別れるのである。(A)のタイプの人も、1週間にたった1時間、たった1時間、たった1時間だけ、(B)の練習態度に気持ちを切り替え、少しは上達してから引退しようじゃないか。

(7)上級者で異常なほど教えたがりも、困ったものです。(注:同上)
 混んでいてもトランポリンに上がって来て、1回10分ほど親切丁寧に教えてくれる上級者をよく見かける。3人続けば30分だ。果たしてこれは本当に正しいことでしょうか?
 やり始めても、すぐ去ってしまう人がほとんどのトランポリン界にて、自分の教えがきっかけで、一人前になってくれれば、という思いやりは解かるし、確かに上の3人にとっては、こつを教わりプラスになっているでしょう。でも、その場にいる全員にとって総じてプラスなのかを考えて欲しい。30分と言えば、1分/人 換算で延べ30人が練習できる時間に当り、練習にならなかったその30人相当の人達にとっては、アップで暖めた体も完全に冷え切ってしまい、マイナスになっているということに気づいてほしい。
 『トランポリンって1時間いても2〜3分しか練習できないものなのか、こんなスポーツもうやってらんねぇ。それならいっそ、ボクシング(?)かアイススケート(?)にでも転向しようか(かつての私みたいに)』といってトランポリン界から将来有望な選手が去ったり、大勢のトラ新人の芽を摘むことにいたり、トランポリン界にとっては総じてマイナスになっているのだ。裏で延べ30人の犠牲のもとで成り立った3人へのマンツーマン指導、その3人が、ダイエット目的の来場者や上の例の(6)(A)タイプの人ならば、その30分はトランポリン界にとって大きな損失で、こういう時間の使い方しかできないこの上級者も指導者としての資質に欠けます。指導に熱中するあまり、まわりの人のことを忘れるようでは困るのだ。一人につき、みんなの10倍の時間独占練習させた訳だから、10倍以上のスピードで上達させたはずですが、もしそこまで上達させなかったのであれば、この上級者は練習妨害をしていると受け止められかねないですね。
親切心だけで指導しているその上級者を見れば、感謝すべき人材なのだが、どの練習生も全員元はと言えばこの手の上級者のおかげで上達してきたため、恩をアダで返すようで注意できないためこの場をかりて一言聞いてもらいたい。そもそも、そのベッド上での指導は、工夫すれば、8割方、下で空いた時間で(ボーッとしている時間で)できることではないのでしょうか。少なくともレギュレーションで十分できるはずです。上にあがったら上でしかできないことの指導に集中するよう、貴重なベッドの上、効率よく使ってもらいたい。

(8)熱意のない友人知人家族を誘うのは1回だけにしてほしいなあ〜。
 あなたが毎週やっていることの熱意を知ってもらうためにも、また気分転換の娯楽として楽しんでもらうためにも、トランポリンに友人知人家族を誘うことはいいことでしょう。この体験によって友情、家族愛の絆が深まることと思います。遊びとしてというのも含め、気に入って今後もトランポリンを続けたいとその人が思ったのなら、次回から本人自らの意思で続けれてもらえばいいと思います。
 しかし、誘わないと行かないお付き合い程度の気持ちで来るのであれば、練習態度は所詮上の例(6)(A)のようになったり、台上で寝転がったりしてしまうだけで、これでは、本人にも、まわりの人にも、ためになることではありません。また、4〜5人で誘い合って来る人もいますが、その人達の練習態度は、『少し跳んではその場でグループ雑談会』になりがちです。練習場は遊園地ではありません。遊園地感覚で知人を誘うのは1日だけにしてもらいたいものです。私も仲の良い近所の子供達10人位を連れて行きたいのですが、よろしいでしょうか? または練習生全員が1〜2人ずつ知人を連れて行ったらどうなるでしょうか? そんなことしていたら、練習場はたちまち遊園地と化します。
 1日体験した後も、熱意が沸かなかったり、知人のお付き合い程度の気持ちならば、来場を遠慮して、遠慮させて、真剣にやっている人達(真剣に遊んでいる人も含む)にトランポリンをゆずってはもらえないでしょうか。(やる気の無い知人を無理に誘うということは、裏をかえせば、一生懸命にやっている人の練習の機会を奪っているだけにすぎないということを悟ってほしいのだ。

(9)終わりに
 今はやりのスイミングスクールやエアロビクスやサッカーなどは、一人場違いな練習をしたところで誰にも迷惑はかかりませんが、トランポリンだけは違います、特殊なスポーツなのです。あなた一人が乗ったタイミングで、まわりの人全員が誰一人として練習できないのです。まわりの人が納得できるよう効率よく使いましょう。
 いいかげんな気持ちで来ている連中がすっきり楽しめて帰っているその裏で、熱意ある真面目な練習生が泣いて、または、怒って途中で帰ってしまっているということが多々あるのがトランポリン界の現実です。理想はその反対だよ。連中は、適当に楽しんだらすぐ帰ってもらいたいものだ。
 長い文章を最後までお読み下さりありがとうございました。同感だと思っても、むやみに連中に注意するのは気を付けましょう。連中は、自分では悪いことをしているという自覚が全くなく、けんかになってしまうからです。『金払って、順番も守って、上がっている以上、どの台で何分乗ろうが、ベッドの上で雑談しようが、昼寝しようが、プロレスごっこしようが、俺の勝手じゃん。楽しめればいいじゃん。』    
こういう考え方の人をなくすためにも、全国の係員、監督、指導者等の立場にある人は、積極的に注意して、無駄のない練習環境を整えてほしいというのが私のささやかな願いです。
 また、私のこれらの批判に心当たりのある行動をしている人は、考えを改め直してはもらえないでしょうか。
全国の練習場効率を上げ、日本をトランポリン先進国に!!

(10、おまけ、単なる愚痴)順番遵守より、長時間主義者に長時間休憩を!(注:同上。この項目に関しては私の方の考えが間違っているのかもしれないが、間があくと、せっかち男の血が騒ぐのだ。)
 どこの練習場にも、5〜6分ジャンプ主義者や1分ジャンプ主義者がいる。また、1分主義者が5〜6分主義者の順番を抜いたからといって、苦情を言う、順番に神経質な順番遵守主義者にも時々遭遇する。
でも、ちょっと待って!『1分主義者が5〜6分主義者の順番を抜いた』? これっておかしくありませんか?おかしいぜ絶対!
1分主義者から見れば、5〜6分主義者の方が連続5回順番を抜かしている(しかも毎回)計算になるのだ。
日本の経済では、物を使う借りるは、時間単位が根本的基準(ルール)ではないでしょうか。トランポリン界だけは、このルールが通用しないの?(トランポリン界は確かに他のスポーツ界とは違う異様な世界だ。)レンタカーが時間制でなく、走行距離単位で次の客へと交代するような社会では、日本の経済は成り立ちません。

 また、降りている時は、携帯見ている人、雑誌を見ている人、トイレに行っている人、指導してもらっている人、ボーッとしている人など、スタンバイできていない人もいますし、直前回に乗り過ぎたために順番を1回辞退している人もいます。人の出入り、使用台の移動で逐次順番も変わってきますし、こういう色々な人がいる環境では、順番遵守にこだわる必要はないのではないでしょうか。順番確認して準備させる時間+アルファの時間で降りれる人は、割り込んでのっちゃっていいのでは?
この世界、順番前後するのは仕方ないよ。どうしても抜かれたくないのなら、間をあけないようにサッサとのりましょう。そんなことより、長時間主義者を、それに見合った時間休ませることの方がよっぽど重要だぜ!順番を抜かされる側にも、それなりの原因があるのだ。順番遵守主義者は考えを改めて、長時間主義者にそれに見合った回数分、順番を辞退させるよう注意してもらえないでしょうか。順番を守ることより、時間を守ることの方が、何倍も重要です。