科目名

建築構法II

英語科目名

開講学科

建築学科 

配当学年

2

単位

2

開講学期

2015年度 前学期

担当者

湯本 長伯

必修・選択

必修 

授業の概要

<教育目標>

建築構法U 2015

建築物の基本的な成り立ちを理解させた上で、具体的に建築物をモノとして成り立たせるための技術を学ぶ。その2として、建築各種構造毎により具体的な内容を学ぶ 

<授業の概要>

建築の中心機能を支える空間を、床壁天井屋根といったエレメントでどのように構成して行くか、建築要素の仕組み(Building Element System)として先ずは建築を捉える。

【1】建築構法基礎の復習 @C
【2】各種構造毎の解説 @木構造(日本の木構造の特色、原材料の問題点と解決、新しい木構造、等)APC構造(原材料の問題点と新技術による解決、使い方の技術《ヨーロッパの事例等》、建設のトータル技術再構成、等々)、Bタワー建築の可能性
【3】新しい建築構法 @日本の組積造、A九州の石組み構法の成果
 

授業計画

【1】建築構法基礎の復習 
@建築の空間と建築要素
A架構と各部
B各種各種構造と各部構造
C名称と概念
【2】各種構造毎の解説 木構造
D日本の木構造の特色
E原材料の問題点と解決
F新しい木構造
G木構造詳細、等 

【2】各種構造毎の解説 PC構造
H原材料の問題点と新技術による解決
I使い方の技術《ヨーロッパの事例等》
J建設のトータル技術再構成、等々)
Kタワー建築の可能性
【3】新しい建築構法
L日本の組積造
M九州の石組み構法の成果
【その他】 特別講義・演習、等
N 

<受講にあたっての留意事項>

特には無いが、授業内に小テストやレポートを課すことがあるので、筆記用具を忘れないようにして下さい。 

<達成度評価の方法>

基本的な事項を理解しているだけでなく、そのことを関係者に伝える能力を持つことが必要なので、表現できる能力を涵養するようにする。
 
1.基本的な構造を理解する
2.理解していることを、関係者に伝えられるようにする(表現力を養う)
3.理解したことを基に、新しい建築物の構造を組み立てられるようにする(設計力を養う)。 

<プログラムの達成目標と対応>

基本的なことを理解するだけでなく、自分で基本的な構造を組み立てられるようにする。 

授業を受ける前の準備学習等

建築の構造的成り立ちに興味関心を持てるように、日頃心掛ける。 

成績評価

以下の配分で成績を評価する
 
定期テスト なし
小テスト(数回に分けて行う) 50
レポート(制作を含む) 50  

教科書

建築学会編・構造用教材 

参考書

随時、指示する 

オフィスアワー

授業期間中の毎週火曜日、第5時限(授業後)に、質問や相談に応じる 

備考

講義時間中に、理解のため実習を行うことがある。 

URL

整備が出来次第、公知する