科目名

建築設計演習I

英語科目名

開講学科

建築学科 

配当学年

2

単位

2

開講学期

2015年度 前学期

担当者

浦部 智義、市岡 綾子、藤田 延幸、佐久間 宏一、鈴木 晃、湯本 長伯

必修・選択

必修 

授業の概要

<教育目標>

建築設計の基本を習得する。具体的な達成目標:(1)木構造建築の基本を理解し、製図・表現方法を習得する。(2)基本的な建築設計技術を習得する。 

<授業の概要>

課題は、比較的身近に感じられる木造住宅を対象とする。設計をするにあたっては、先ず平面的・立体的な空間のスケール感をしっかりと把握し、感覚的・機能的問題提起がなし得ることを前提とし、その上で、個人のライフサイクルとライフステージをどのように設定していくかが問題となる。本演習では、建築設計製図TUの課題で行った自室の実測調査・問題提起・改造提案の延長として、木構造の基本と製図・表現方法を習得した上で、二階建住宅の設計へと進む。 

授業計画

T課題「木造住宅コピー」
【目的】身近な住空間を題材として平面的・立体的なスケール感を理解すると同時に、木構造の基本及び製図・表現方法を習得する。
【構成】課題内容の説明、クラスごとに講評

U課題「住宅作品分析」
【目的】先達の住宅作品の収集・分析・図面化を通じて、住宅設計の基本(機能、構成、美しさなど)及び表現方法を習得する。
【構成】課題内容の説明、クラスごとに講評
 

V課題「二階建住宅の設計」
【目的】身近な住空間を題材としてスケール感を身につけると同時に、ライフスタイルとライフステージの設定及び機能的・空間構成的問題提起、敷地・周辺環境条件の整理などを通じて住宅設計を行い、基本的な建築設計技術を習得する。
【構成】課題内容の説明、エスキース、講評会
 

<受講にあたっての留意事項>

労力を惜しまず沢山調べ(建築見学も含む)、考え、手を動かすこと。  

<達成度評価の方法>

設計課題を作品で提出させ、理解度、表現力、完成度を総合的に評価する。 

<プログラムの達成目標と対応>

 

授業を受ける前の準備学習等

(1)建築設計製図TUの製図・表現方法を復習しておくこと。
(2)住宅計画を受講すること。 

成績評価

成果物による。第T課題(15%)、第U課題(15%)、第V課題(70%)を総合して100点満点とし、60点以上を合格とする。  

教科書

『新しい建築の製図』、「新しい建築の製図」編集委員会編、学芸出版社、2400円+(1年次科目「建築設計製図TU」の教科書と同じ)。配布プリント  

参考書

『はじめて学ぶ建築製図』(社)日本建築士会連合会、『DA建築図集 住宅I建築家の設計手法』新日本建築家協会編、彰国社など。 

オフィスアワー

水曜日 12:10〜13:00、建築計画研究室(担当:浦部)  

備考

授業の進め方については、随時必要に応じ授業内あるいは掲示等で説明するので注意していること 

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