三日坊主 1997/11/13+1997/11/24

三日坊主という言葉はまだ通用するのだろうか。良く知らない。

一日とか二日とかで飽きてしまうもっと進んだやつもいるが、これは三日坊主の資格がない。単なる飽きん坊、飽子、あきちゃんなどである。

三日間だけは飽きていようが何であろうがその考えるところと関係なく継続するというところに三日坊主の醍醐味がある。

三日坊主と言われるには実は四日必要である。四日目にならなければ三日間だけ継続したのか、それともこれからも継続して行くのか判定できないからである。

つまり四日目になるまでは普通に継続力のある人間であり、四日目を迎えた途端に三日坊主に変身する。坊主頭であるかどうかは全く関係なく坊主になる時、それが四日目である。

当たり前の話で申し訳ないが、三日坊主をそれとなく活用するには三日以上に渡る仕事を与えないことである。三日ごとに違うことをしていればそいつはただの人間としかいいようがない。(1997/11/13)

考えてみると三日坊主と言われるのに四日では足りないだろう。なぜなら四日めに止めてしまってその時は三日坊主呼ばわりされるかもしれないが、五日めにまた復活したらどうだろう。六日めにまたやらなくなって七日めにまた復活、これでは三日坊主というよりただの気まぐれである。

三日坊主と言われるためには四日め以降少なくとも一定の期間止めているということが必要である。その休止期間はだいたい継続していたのと同じくらいは必要であろう。

という訳で三日坊主は四日目くらいから資格が芽生えるが、本当は大体六日間くらいで確立する。

三日ばしか、三日天下、三日夫婦なんかも同様である。ある程度の期間が経たないと三日坊主かどうかすら判断は下せない。(1997/11/24)


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