ノーネクタイ 2001/05/12+2001/07/19

ノーネクタイ時の服装の着こなしについて、みたいな記事が新聞に載っていた。内容を簡単にまとめると大体こうなる。最近ではネクタイをしないで仕事をする機会が増えている。昔例えば週末にノーネクタイデーになった時に着ていいものが分からずにみんなゴルフウェアになってしまったりしたが、そういうのはカッコ悪い。ネクタイをつけなくてもちょっと襟の高いシャツにジャケットとかを着れば、それなりに仕事にふさわしい格好になるので、みなさんもそうしたちょっとした心遣いをしてみてね。新聞なので「してみてね」とは書いてないが、主旨はこんなところである。

さて、感想だが、そもそも楽な服装で仕事をするためにノーネクタイを奨励しているのだから、その上仕事にふさわしい装いとか考えるのはバカらしいのではなかろうか。仕事にふさわしいかどうか考えるくらいだったら、最初からスーツを着てネクタイしていればいい。今までスーツかカジュアルかの二通りについて考えれば良かったのに、ノーネクタイが加わったら、形式ばった服装、楽な服装とその中間の三種類があることになる。面倒くささを増大するだけでしょう。この考えが何かヘンだったらご指摘いただきたい。(05/12)


今年の夏はあんまり暑いので、私の会社(株式会社AIT・簡単に実名を出してしまう。ちょっと怖いなあ)でも社内にいる間はノーネクタイでいいことになった。しかし外出時はネクタイもちろん着用である。結果どうかというとほとんどの人間(8割)がネクタイしている。私の考えと似た理由であろう。つまり、ネクタイしない方が多少はマシかもしれないが、そもそも日本のクソ蒸し暑い夏に背広にワイシャツなことが狂気のさたなんだから、ちょっとくらいネクタイ外したところであんまり関係ない。そしてワイシャツでネクタイしないのは見た目が冴えない感じがする。開襟シャツとかならまだネクタイしなくてもいいかもしれないが、ネクタイすることを前提に作った服でネクタイしないのは、ラブホテルに入ってビールだけ飲んで出るみたいなもので、ちゃんちゃらおかしい。ヘソが茶を湧かすたあこのことである。暑いからではない。(07/19)


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