■悟浄の謎
●女好きの謎
犬夜叉同様半妖の彼にはどうやら子供を作る能力がないことが判明しました。彼は女性とことに至るときにはコンドームを使用しているようです。男の常として「悟浄…できちゃったみたい」以上に怖いことなど何もないのです。何故兄貴は弟に生の良さを教えてやらないのでしょうね。弟の快感より自分の快感の方が大事なのでしょうか。話を戻しますが悟浄が女好きという設定はあくまで設定に過ぎません。八戒を例にとってみますと、1巻において「ほのぼのお兄さん」なんて紹介されていますが今や八戒をほのぼのお兄さんだなんて思っている方はいないはずです。確かに悟浄は背も高く外見は派手派手で人の痛みの分かる男ですから女性にもてます。もてれば自然と扱いがうまくなりますし、簡単にセックスできる機会があれば回数も増えテクも上がるでしょう。女好きかどうかはまったく別の問題です。本当の女好きは同時に恋愛も数多くこなすものです。女好き故女に惚れる、これまた物の道理と言えましょう。しかし彼は恋愛していません。していたら八戒と住まなかったでしょうし、過去にしていたら必ず八戒に話したはずです。こいばなができない親友など親友とよべるでしょうか。旅の最中も女にちょっかいはだすものの、恋愛してる暇は流石にないでしょう。それを承知で旅に参加したのですから悟浄のそれは癖、もしくは単なるキャラ立てであって、特に女好きではないのではないかという結論に達します。そもそも彼の性欲は極普通の青年レベルです。仏道三蔵や、近親相姦八戒や、岩から生まれたのに臍がある悟空、いや通常なら毎日セックスで頭いっぱいの18歳なのにオナニーすらするふしのない悟空が変すぎるのです。
●紅い髪の謎
外伝1巻が発売になった時に絶叫した外伝ファンの皆様こんばんは。捲簾が紅くなーい!この衝撃は大きな問題を孕んでいます。悟浄を悟浄たらしめているのはその紅い髪と瞳によるところが大きいです。もし悟浄の髪が紅くなかったらどうでしょう。紅くないからには自分への戒めのために長髪にする必要はなかったわけですから、今も見た目は捲簾だったに違いありません。それはそれで萌えですが健全なる妖怪ですから、兄貴同様紅ちゃんサイドにつかない限り負の波動をもろに受けて三蔵一行もしくは六道にぶち殺されます。受けなかったとしたら妖力制御装置をつけ、日常生活を営み、雨の中悟能と出会ったでしょう。拾います。しかし髪も紅くない悟浄に悟能が懺悔するわけがないので彼はあっさり出ていってしまうでしょうし、悟浄も引き留めません。懺悔しないままの悟能は悟能のまま後追い自殺です。最遊記終わり。禁忌の子供が紅い髪と目をもって生まれるという話は、妖怪の間でも人間の間でもさほど有名ではないようです。実はガセネタである可能性もあります。人間と妖怪がいりまじって生きている世界なら、もっと禁忌の子供が大勢存在してしかるべきです。単に悟浄が赤毛のアンだった。もしくは禁忌の子供は短命種ですぐ死ぬので絶対数が少ない。そのどちらかです。結論として悟浄の紅い髪は八戒のためにあったってこと。そうかあ?それ全然謎じゃありませんね。
■へらず口閉じんと舌かむぞ!