■八戒の謎

●妖力制御装置の謎

全国1億2000万人の八戒ファンが突っ込んだ「その妖力制御装置はどこから出てきたの?」の問いにお答えしましょう。主流の説としては「三蔵がくれた」「悟浄が買ってやった」「百眼魔王の城にあった」などがありますが、皆様もお分かりのとおりどれをとっても辻褄があいません。一番納得できストーリー的にも美しいのは「妖力制御装置は妖怪の身体の一部である」これが正解です。つまり身体の中から湧いてでたのです。仮にイヤリング派の妖怪が「あなたの妖力はピアスじゃなきゃ抑えられないのだ」とか言われたら可哀想ですよね?ですから制御装置は本当はもっとなんだか分からないものなのです。それを各々の妖怪が趣味で変化させているのです。八戒は瓢箪の中で戦ったときにカフスを外しました。しかもポケットにも入れずに投げ捨てました。普通なくします。何故なくならなかったかというと、それは見た目はカフスでも、実はもっとなんだか分からないものだからです。だから妖怪のあんな長い爪でも装着可能なのです。納得しましたか?しませんか?しりませんよもう。

●勝負運と気孔の謎

八戒はカードゲームに強いことになっています。実際に強いです。がここで冷静になって思い出してみましょう。2巻の(余計な)あとがき漫画のことです。一行は各々キング・エース・ジョーカーをひきあてます。…変でしょうが既に!!変でしょう!?すっごく!!八戒の強さは強さではありません。3人にわざわざ強札を引かせてねじ伏せる彼は完全にエスパーです。というよりそういう力がある妖怪なのでしょう。八戒は無邪気な悟空、半妖の悟浄、ただの人間の三蔵、この3人すべてをたばかっている性悪なエスパーなのです。今のところ透視と念動力(気孔じゃなかったんです)しか見せていませんが、テレパシーが使えるふしもあります。テレポートできるのかもしれないしタイムトラベラーかもしれません。こえー。

続きが言いたきゃあの世でどうぞ?