+私生活+ 出版社舞台のパラレル。 第一部→悟浄&八戒の学生時代 第三部→本編の二年後です。 ■悟浄 元フリーデザイナーで八戒とは大学の同級生。学生時代はあれな仲だったが卒業と同時に自然消滅、数年後に唐突に現れた八戒に引き抜かれて出版社専属デザイナーチームのチーフに。現在八戒とはただのお友達だが誘われるとやってしまい頼まれると断れない。光るコミュ力で社内一の情報通。社長すらたらしこんでいる。普段は悟空とコンビ。 ■八戒 悟浄と別れた後はひたすら仕事に励み出世街道まっしぐら。現在は編集4部統括部長、いわゆる編集長。売り上げのためなら手段を選ばず交友関係も真っ黒なので業界の評価は真っ二つ。誰よりも早く出社し誰よりも遅くまで残っているが深夜のオフィスで部下の電話履歴をチェックしたり悟浄を押し倒したりとろくなことしてない。 ■悟空 デザイン専門学校生の時からバイトで出入りし、なし崩し的に社員になった専属デザイナー。悟浄とはほぼ同期入社。八戒のことは怖いのでちょっと苦手。給料日にはレンタルビデオ屋に寄って帰りケーキをホールごと食べるのがささやかな楽しみ。悟浄との話題は貧乏自慢にコンビニとPCの新製品情報。 ■三蔵 印刷所のベテラン営業部長。編集4部の担当で、一日3回編集部に荷物を抱えて来社。八戒とは堅い信頼関係にあり、悟浄のことは「チンピラ」悟空のことは「ガキ」程度の認知しかしていない。泣く子も黙る美貌の鬼営業だが仕事以外の知識は皆無。金がたまって仕方がないので気まぐれでデザイナーチームに差し入れくれることも。 |