今回のテーマは、赤ちゃん です。さて、私自身は母親になってまだ2年と半年の新米です。しかし2年と半年は短くはないです。親子の関わりとしては産んですぐ、初期の頃ほど濃厚ですものね。赤ちゃんは赤ん坊、な〜んにもわかってなんかいないから・・・、と思っていたのは私だけでしょうか。そりゃ、文字の読み書きはできないし、経済のことも世間の事件もわかりません。でも、生まれてまもなくお母さんを認識できるようになるし動物的人間として自然の当たり前の発達をしていく
中でひとつひとつ出来るようになったことをとても喜んでいますよね。遺伝子レベルのことは知りませんが、赤ちゃんは産まれたときはもちろん何も知らないし、自分がどうしたら
いいか、なんてわかりません。快、不快を泣く、ということで表すだけです。泣いたときに関わってくれて、気持ち悪いことがあるならそれを取り除いてくれる、不快から解消されてその時
”きもちよくなったね”といってもらえる、・・・。この当たり前と思われる、関わりこそが人間的生活の第一歩、ではないでしょうか。さあ赤ちゃんとお母さんは大変です。赤ちゃんもどんなに不快でも自分からそれを解決することはできないので、
何かといえば助けを求めなければいけません。お母さんはその、一人で何も出来ない赤ちゃんの世話で大忙し。
おまけに大きな赤ちゃん がいて(赤ちゃん返りをしているお兄ちゃんやお姉ちゃんがいればなおのこと)わかっていたって赤ちゃんとゆっくり向き合って
いるゆとりがない。何とか赤ちゃんの側に座れても、何をしてあげればいいのか??というのも私だけでしょうか。実は、特別なことは必要ないのかも知れません。先に書いた、当たり前のお母さんと赤ちゃんの関わり、おむつ替え、授乳、着替えやお風呂etcetc・・・。このお世話の中でこそ、愛情を注いで、お母さんを認識させ人間的生活を教えていく事をしているのだと思います。どうしたらそういう意味のあるお世話にすることが出来るか、というと”抱いて、見つめて、ほほえんで、”
(日本マタニティビクス協会テキストより)そしてゆっくりと話しかけることです。これがなければ、はっきり言って赤ちゃんは育ちません。でも、抱いて、見つめて、ほほえんで、話しかけられている赤ちゃんはすばらしい成長をするはずです。おっぱいを(ミルクを)あげるときにも、赤ちゃんに気持ちを向け、見つめて、話しかけながら・・・。(お世話になった
助産婦さんからも教えていただきました)赤ちゃんが、お母さんの目を見つめているはずです。(うちの子のようにおっぱいをくわえたとたんすぐ眠ってしまう困ったのもいますが)赤ちゃんは、声を出して一生懸命お母さんのことばに、笑顔に応えようとしますよね。初めに書いたように、赤ちゃんは何にもわからないのではなくお母さんを信頼し、そのお母さんのことばや表情に注目
するようになります。世の中を少しづつその関わりから知っていくことになります。自分のことも認識するようにもなるし(これにはだっこ、も大切だそうです)、寝返りが出来た、お座りが出来た、はいはい
が出来た、たっちが、あんよが、赤ちゃん自身が嬉しいのです。それをいっしょに喜んでくれる、お母さん、そしてお父さん。
ほめてくれる、という意味もあるけれど、いっしょに喜んでくれる、という意味の方が大切、と私は思います。母と子の絆を深めていくわけですね。生まれてからの1年間。ここがとても大切、といわれています。まずは、とにかく母と赤ちゃんがしっかりと絆を作っていくことが大切でその赤ちゃんの一生に影響する、という話もあります。とはいえ、会話が出来るわけでもなく、一方的に関わっているような気がするときもあり、むなしくなるときもあります。
お母さんも少し自分に戻りたい、なんかストレス発散したい!!というときだってあるし。でも、大切なわけで、ひたすら愛をもって赤ちゃんにはたらきかけ続けていくということをしなければなりません。おまけに、赤ちゃんのよりよい身体発達のためには、お母さんがもう一つ努力をして赤ちゃんにしてあげた方がいいこと、
というものまであるのですから。(私は、4ヶ月検診の時に先生、保健婦さんにしかられたことを忘れられません)赤ちゃんとの1年は、大切だけどお母さんにとって負担になることも少なくはないわけですね。そこでそのお母さんを応援、お手伝いしよう、赤ちゃんとの関わりが楽しくなりますように、との意味も込めて、
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