サンタクロースの存在

 一応、クリスマスからの続きです。

 息子には、クリスマスイブの夜、懇願のプレゼントが届けられました。
 ウルトラマンコスモスとともに
 地球を守る‘チームアイズ’が持っているグッズで、
 ガンであり、かつ様々なサーチ機能を持つ科学的に優れた
 マシーンです。その名は、ラウンダーショット。
 とにかく、とっても欲しいものだったようです。
 親としては様々な理由で、サンタさんにお願いしたら、と
 軽く言っていたのですが、本人は真剣に待っていたのです。

 その願望が遂げられたクリスマスが、特別なものに。
 いや、クリスマス=サンタクロース、なのでしょう。
 自分が懇願したものが、サンタクロースによって実現した、という思い。

 絵本の話に戻ります。
 サンタクロースが、クリスマスが、自分の願望や、
 家族の幸せをかなえてくれる、と言う思いでしょうか。
 サンタクロースが、子どもの願いを叶えてあげよう、と言う話には
 食い入るようです。そして、よかった、と言う感想を必ず言います。

 サンタクロースも、クリスマスも、宗教がらみ?と思えばそれまでですが、
 こういうプロセスを振り返れば、
 “自分が願い、信じれば、必ず実現する”
 と言うことを示してくれているようで、
 だからこそ現代に生き続けているのかな
 と思わせてくれた、わが息子でした。