フランス語 その2
新入社員教育を北海道の苫小牧で受けていた時、街の喫茶店、「シャンゼリゼー」 (Champs−Elysees)を時々利用していた。当時、アルファベット名を チャンプス・エリーゼと呼んでいた。後にパリのシャンゼリゼー通りに由来した名前で あることを知った。 銀座にプランタンという女性に人気の百貨店がある。 春を意味する「Printemps」のスペルで、プランタンと読ませるのだ。 既に日本語化したフランス語も多い。例えば デビュー とか、グラン・プリなど。 それぞれスペルは Debut 、Grand Prixである。 一般的に語尾を読まないのが、フランス流のようだ。 ただしChamps−Elyseesのように、Champsのsの後に母音で始まる単語が続くと、sが有声音に変わり、sElysees ゼリゼーと読ませる、いわゆる リエゾン(liaison)表現となるので、日本人(外国人)には、厄介である。 また「i」が、「ア」と聞えるので、聞き間違えることもある。例えば、index、 informationなど。それぞれアンデックス、アンフォルマシオンと発音して いるように聞える。 昭和40年代、フレンチ・ポップスが流行し、フランソワーズ・アルディーや「アイドルを探せ」のシルビー・ヴァルタン(Sylvie Vartan)の歌を意味も分からず、レコードを買って聴いていたこともある。 |