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FLOWER

 

 

料理や食品の原材料(素材)は、外国語では何と言うのか?

 

最近、コーヒー豆や輸入食料品店でコーヒーキャンディーを買って帰宅後、袋に印刷された説明を

見たらインドネシア製で、輸出用らしく、説明は英語、スペイン語、フランス語で書かれていた。

日本の輸入者による日本語の説明シールも貼られている。

結構コーヒー味も適度で、美味しいキャンデーである。

 

商品名は「COFFEE CRAVE Mocha」である。コーヒー豆はモカを使用ということだろう。

キャンデーの袋は、食べ終わっても語学の教材になる。

 

原材料という単語は、英、仏は Ingredients、スペイン語はIngredientesと書かれている。

 

数年前、朝日カルチャーセンターでブラジル・ポルトガル語を習っていた時、料理の材料を

Material と表現したら、ブラジル人の女性講師に「何という単語を使うのだ」と、にらまれたことが

あった。いわゆるFUCKのような四文字単語を私が口走ってしまったかのように。

 

ブラジル・ポルトガル語も、料理や食べ物の原材料は、Ingredientes が正解であった。

 

Materialは、飲食物以外のもの、機械、道具等を作るための原材料などの表現にしか、使えないようだ。

 

東京ビッグサイトで最近は毎年5月に「国際食品素材/添加物展・会議」が開催されている。

英語表現は、

「INTERNATIONAL FOOD INGREDIENTS & ADDITIVES EXHIBITION AND

CONFERENCE」であり、略称は「IFIA」である。

やはり素材という単語として、「INGREDIENTS」が使用されている。

 

原材料という日本語から、うっかり「MATERIAL(S)」と表現しては、まずいようだ。

インドネシア製キャンディー