| 5,6月の運動会 |
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| (2017.05.01 掲載) |
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5,6月の運動会
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サクラが咲いたなぁ,と思ったのも束の間,新緑の季節になってしまいました。
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さて,昔は,運動会といえば秋の行事だったと思うのですが,5月の終わりや6月に行う学校も決して少なくありません。
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| 「夏至 二十四節気を現代の天候から観る」でも指摘しましたが,6月は日射しの強い時季です。 |
| 曇りや雨の日が多く,日射しが遮られるため,なかなか意識できなのですが・・・ |
| 東京の平年値で,確かめてみましょう。 |
| 1図に,4月から9月までの,日々の日照時間,全天日射量,そして降水量を示しました。 |
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| 1図 4月1日から9月1日までの東京の1日当たりの全天日射量,降水量,日照時間(平年値) |
| 6月に入ると,日照時間,全天日射量は減っていきます。逆に降水量は増えていきます。6月の終りにピークを迎え,降水量は減り始め,日照時間,全天日射量は増えていきます。 |
| 梅雨の時季で,曇りや雨の日が多く,日照時間も少なく,(日照時間が少なければ)日射量も少なくなるためです。 |
| この図からでは,冒頭に書いた,「6月は日射しの強い時季」ということがみえてきません。むしろ日射しの弱い時期と思われてしまいそうです。 |
| そこで,全天日射量を日照時間で割り算します。日照時間1時間当たりの全天日射量を計算します。いわば,晴れた時の全天日射量を求めます(正しく計算するには毎年の日々の値を求めてから平均,平滑化すべきですが,平滑平年値の日々の値から計算しても傾向を知ることはできます)。 |
| その結果を示したのが2図です(日最高気温も描きました)。 |
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| 2図 4月1日から9月1日までの東京の全天日射量,日照時間,降水量の経過(平年値) |
| 単位時間あたりの全天日射量は,5月ころから大きくなります。6月に入るとさらに増大し,下旬に最大となります。 |
| 太陽が赤道から最も北に偏る(いいかえると最も近くなる),夏至のころですから,晴れれば日射しが強い,ということは,まあ,当たり前のことですが。 |
| その後下降し,7月の終わりには,5月より小さな値となります。 |
| 日最高気温は,6月に入ると,上昇が緩やかになり,6月の終わりから上昇の度合いが大きくなり,8月初めに最も大きくなります。 |
| このふたつの図から,6月は,晴れると日射しは強い,7月の終りは,日射しの強さより,長い時間日射しのあることにより,トタールとして1日の全天日射量が大きくなることがわかります。 |
| ちなみに,紫外線についても同様です。 |
| いいかえると, |
| 梅雨時(6月)は,晴れると日射しがすごく強い | |
|---|---|
| 梅雨明け後(7月後半から8月)は,長い時間そこそこ強い日射しがある |
| ことになります。 |
| となると,5月の終わりや6月の運動会は・・・ |
| 曇っていれば,日射の影響はほとんどありませんが,晴れると,強い日射しに晒されることになります。 |
| 都心では,校舎は鉄筋(鉄骨)コンクリート,校庭も舗装されいる学校もあります。このような環境で強い日差しに晒されると, |
| 直接日射しにあたることで体が温められる | |
|---|---|
| 校舎や舗装された校庭の温度が上がる | |
| その輻射により体が温められる |
| ことになります。 |
| 晴れると思いのほか体が温められます。熱中症等のおそれも大きくなります。 |
| 5月の終わりや6月に運動会を行う際,晴れた時には,くれぐれも熱中症等に注意して下さい。 |