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| 台風第5号(T1705)室戸岬を通過 |
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| (2017.08.10 掲載) |
| 台風第5号が日本海に抜けた8月9日の朝,都心から(雪のない,黒い)富士山が見えました。 |
| その台風第5号は,室戸岬付近を通過しました。海面気圧,風速(10分間平均),前30分降水量の時間経過を図にしてみました(1図)。 |
| なお,観測データは気象庁ホームページから取得しました。 |
| 1図は,2016年9月16日21時(日本時間)から17日21時までの,与那国島特別地域観測所の気圧(海面更正値),10分間平均風速と,10分間降水量から求めた前30分降水量です。 |
| 気圧は8月7日09時30分に971.9hPaと前24時間でおよそ30hPa下降し,その後急上昇しています。 |
| 風速も,8月7日10時10分に2.8m/sと弱まっていますが,その前後では30m/sを超える強風が吹いています。 |
| 降水量は,8月6日の15時ころから数時間に1回程度数oから20oを越える雨が観測されています。台風の中心付近に向かう弧状の降水バンドによるものです。気圧や風速が最小となった時間帯には降水も記録されていません。 |
| 台風の中心がごく近くを通過したことが伺えます。 |
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| 1図 2017年8月6日09時から8日09時までの室戸岬特別地域観測所の海面気圧,10分間平均風速,前30分降水量 |
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風向の変化を見ると(2図),東南東から南東,南西,西と時計回りに変化しています。台風の中心は,観測地点の南南西,南西,北西,北を通過したようです(*)。 |
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| 2図 2017年8月7日09時30分から11時00分までの室戸岬特別地域観測所の風向 |
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* 台風の中心近くでは,概ね,観測地点と台風の中心を結んだ直線に直交し,中心を左手に見る方向の風が吹きます。台風の中心が観測地点の南にあるときには東風,西にあるときには南風,北にあるときには西風,東にあるときには北風が吹きます。 |
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台風第5号は,屋久島,種子島付近も通過しています。 屋久島,種子島についても同様の図を作成してみましたが,両地点とも,気圧の下降がなだらかである,風速5.0m/s未満の時間帯がそれぞれ2時間程度ある(室戸岬では20分)など,室戸岬のような明瞭な図は描けませんでした。 |
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(今回の台風とは関係ありませんが) |
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室戸岬はその昔海底だった! |
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| 室戸岬は標高約230メートルなのですが,表層から,7〜8万年前の海洋生物の化石が見つかっています。つまり,7〜8万年前には海底であったということです。 |
| 四国沖を震源とする大きな地震=南海地震が起こると室戸岬周辺は隆起します。隆起を繰り返し,現在のような地形になったと考えられています。 |
| 仮に,一回の大きな地震で,50センチメートル隆起すると仮定します。7〜8万年で230メートル隆起するには,およそ460回(230メートル÷0.5メートル)の地震が起こったことになり,平均的な間隔はおよそ150〜170年ということになります。 |
| 1605年に慶長地震,1707年に宝永地震,1854年に安政南海地震,1946年に昭和南海地震と,大きな地震が記録されており,これらとあわせ,およそ100〜150年に一度大きな南海地震が起こる根拠となっています。 |