ぶどう(巨峰)と夏の天候
(2017.09.19 掲載)


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ぶどう(巨峰)と夏の天候


 初秋の楽しみはぶどう(巨峰)≠ナ,毎年,(水戸黄門で有名な)常陸太田に出掛けては買い求めています。
(http://www.hitachiohtakyoho.jp/)

 今年(2017年)の8月は,北・東日本の太平洋側では顕著な日照不足となりました。
(http://www.jma.go.jp/jma/press/1709/01a/tenko1708.html)

 その影響についても,
◆時事通信
(https://www.jiji.com/jc/article?k=2017082301056&g=eco)
◆Bloomberg
(https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-08-30/OVHKUT6S972901)
など報じられています。

 さて,ぶどう。今年はあまりよくない(甘味がうすい)であろうと思っていました。ぶどうに先立つなし(幸水)≠煌テ味がなく,一方で例年より大ぶりであったことも不安材料でした。
 9月半ばに買い求めましたが,やはり甘味がうすく,残念でした。
 2015年には甘味が強く,2016年は2015年程ではありませんでしたがしっかり甘味がありました。
 ということで,2015,16,17年の全天日射量(東京)の違いから,甘味を考えてみます。

 図は上から,2015,16,17年の7月1日から9月10日の毎日の全天日射量と平年値です。黄色のところは平年を上回り,水色のところは平年を下回っていることを示します。


47662
2015年


47662
2016年


47662
2017年

図 7月1日から9月10日の全天日射量と平年値(東京)
上から 2015,16,17年  単位:MJ/u


 2015年は,7月中旬から8月上旬にかけ,時々平年を下回るものの,平年を大きく上回る日が多くなっています。
 2016年は,7月は変動が大きく,下旬には平年を下回りましたが,8月上旬にがは平年を上回る日が続きました。8月中旬以降は再び変動が大きく,下旬には平年を下回る日が多くなりました。
 2017年は,7月上・中旬に平年を大きく上回る日が続きましたが,7月下旬から8月中旬にかけ平年を大きく下回りました。
 まとめと,
7月後半〜8月上旬 日射が多い 甘味強い(2015)
7月後半平年程度,8月上旬日射多い まずまず(2016)
7月下旬〜8月中旬 日射少ない ・・・ (2017)
といったところでしょうか。
 この3年のデータから,
7月後半から8月上旬に晴れるかどうか
がぶどう(巨峰)の甘さのポイント
 今後はこの点に注目

 ちなみに,2004年がものすごく甘く,おいしい年でした。2004年は7月上旬から8月中旬にかけて晴れて暑い日が続いた年で,生産者の方は,日射しが強くてぶどうの表面が痛む,と嘆いていました。






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