冬至  二十四節気を現代の天候から観る
(2016.11.05 掲載)


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冬至

 岩波国語辞典(第六版)には,

冬至 二十四気の一つ。一年中で太陽が最も南に傾くとき。またその日。北半球では昼が最も短い日。十二月二十二日ごろ。

と書かれています。

 いつものように,東京の日平均気温,日最高気温,日最低気温,降水量1o以上の日数,日照率40%以上の日数の平年値の変化を見てみましょう(1図)。
 平均気温,最高気温,最低気温とも下がっていく時期が続きますが,下がり方は0.6℃/7days程度と,立冬から小雪にかけてのころより少し小さくなります。この先,小寒,大寒にかけても,日平均気温,日最高気温,日最低気温とも下がっていくものの,下がり方は少しずつ小さくなります。
 平均気温,最高気温,最低気温とも下がっていく時期が続きますが,下がり方は0.6℃/7days程度と,立冬から小雪にかけてのころより少し小さくなります。この先,小寒,大寒にかけても,日平均気温,日最高気温,日最低気温とも下がっていくものの,下がり方は少しずつ小さくなります。
 立冬のころほぼ一定であった,日照率40%以上の日数は,少し増えるようになり,冬至を少し過ぎたころに最大となります。逆に,降水量1o以上の日数は,立冬のころから少しずつ減り,冬至のころに最小となります。その値は,日照率40%以上の日数が0.78,降水量1o以上の日数が0.11。ざっと,晴れの日が8割,雨の日が1割です。


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1図 11月1日から2月1日までの東京の降水量1o以上の日数,日照率40%以上の日数,日平均気温,日最高気温,日最低気温の経過(平年値)


 冬至のころは太陽高度が最も低く,日照のある時間も短いのですが,既にみたように,日照率40%以上の日数の最も多い時期で,日照時間は,立冬のころより少しですが多くなっています(2図)。全天日射量も,この日照時間の違いが影響し,大雪のころが最も小さく,冬至のころは少し増えています(2図)。

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2図 11月1日から2月1日までの東京の全天日射量,日照時間,降水量の経過(平年値)


 立冬から冬至の間には,小雪,大雪があります。小雪は,冬といっても雪がまだそれほどでない時季,の意,大雪は雪が多く降る,の意ですが,広い範囲で同じような変動をする気温とは異なり,降水は,土地々々の違いが大きく,ことばのもつイメージ,響きとあわないこともあります。





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