立夏  二十四節気を現代の天候から観る
(2016.04.03 掲載)


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立夏
 言葉の意味は,暦の上で夏が始まる日。五月六日ごろ。(岩波国語辞典第六版)。2016年は5月5日です。
 今回も,東京の日別の平年値を用いて,「立夏」のころの天候を確かめてみることにしましょう。
 日平均気温,日最高気温,日最低気温,降水量1o以上の日数,日照率40%以上の日数(1図)を見ると,気温の上がり方は直前とかわらず,日照率40%以上の日数は少し減り,降水量1o以上の日数はわずかながら増えます。


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1図 3月1日から6月1日までの東京の降水量1o以上の日数, 日照率40%以上の日数,日平均気温,日最高気温,日最低気温の経過(平年値)


 「夏」の始まりがあまり感じられません。

 次に全天日射量,日照時間を見てみました(2図)。立夏のちょっと前にともにピークが見られます。気温より全天日射量や日照時間のピークが立夏のころの特徴のように思います。


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2図 4月1日から9月1日までの東京の全天日射量,日照時間の経過(平年値)


 さて,初夏を読んだ

目には青葉 山ほととぎす 初鰹

という句があります。
 東京近郊では,青葉,新緑は4月の終わりから5月初めでしょうか,また,ホトトギスも5月はじめから半ばにさえずりが聴こえます。鰹はもう少し先ですが。
 立夏のころにぴったりの句と言えそうです。
 暑さばかりが「夏」ではなかったのかもしれません。





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