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小暑 大暑
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岩波国語辞典(第六版)には,
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小暑 二十四気の一つ。夏至(げし)から十五日目、七月七日ごろ。暑さが本格的になる。
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大暑 二十四気の一つ。七月二十四日ごろに当たり、一年中で一番暑いとき。
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と書かれています。大暑には,「きびしい暑さ。酷暑。」との意味も書かれています。
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今回も,東京の日別の平年値を用いて,「小暑」,「大暑」のころの天候を確かめてみることにしましょう。
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日平均気温,日最高気温,日最低気温,降水量1o以上の日数,日照率40%以上の日数(1図)を見ると,芒種の頃から,日照率40%以上の日数が減り,降水量1o以上の日数が増え,夏至から7月上旬にかけそれぞれピークとなります。気温も,6月半ばから夏至の頃にかけては,上昇の度合いが小さく,平均気温で0.4〜0.6℃/7days,最高気温で0.2〜0.4℃/7days,最低気温で0.6〜0.7℃/7daysです。
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6月の終わりになると,降水量1o以上の日数が減り始め,日照率40%以上の日数が増えるようになります。平均気温,最高気温,最低気温とも,7月初めには上昇の度合いが1.0℃/7days程度となります。
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「小暑」は,この気温の上昇度合いが大きくなった少しあとで,暑くなるぞ,というところでしょうか。
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その後,気温の上昇度合いは,平均気温で0.7℃/7days程度,最高気温で0.8℃/7days程度,最低気温で0.7℃/7deys程度と,ほんの少し小さくなりますが,上がり続け,ちょうど「大暑」の頃に日最高気温の平年値が30℃を超えるようになります。
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5月終りに雨の日が減ることについては,東京のみではなく,本州から九州にかけての広範囲で見られることが指摘されています(藤部,2006)。
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「大暑」は暑さがさらに厳しくなるころを示しています。
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