さてそれよりもメインは校長面接!例の先日出した自己目標申告書を出しましたが、それに基づき一人一人面接を行うというものです。 で、校長のスケジュールに合わせて、空き時間に面接することになっているのですが、初っ端が空いていたのでいの一番で 行ってきました。あれこれ物申そうと思っていたのですが、そこは温厚なO−TEACHERですから(笑)いちおう紳士的に 面接してきました(笑)というより単なる雑談(?)みたいでした。書いてあった目標のことに関してはほとんど触れず(というより あまりに抽象的で触れられなかったのかも)「授業で工夫していることは何かある?」とか「クラスの方はどう?」「部活は?」というような ことを聞かれただけでした。答える方も別に取り立てて言うこともなく、こんな感じで授業していますとか、クラスの方は こういう子がいて気を遣っていますとか、そんな程度。あと学校のHPのことも話題に出したのですが、私が「リニューアルしてから アクセスカウンターが3000超えました。」と言うと「そうなの!?」とのリアクション。あんたが手直ししろと 言ったのに
見てねぇーのかよ!
まっ、所詮管理職なんてこんなもんです。ていうか職員がどういう仕事しているのかわかっているんですかね?例えば私が 部活絡みでどれほど仕事しているとか、分掌の仕事とか…。多分知らないんだろうなぁ。そんなことを確認してがっかりしただけで 終わりました。他の先生方からは「すんごい時間かけて、校長が嫌になるように仕向けて、他の人達がすぐ終わるようにして!」という 密命を帯びていましたが、予定10分が倍の20分ということでよろしかったでしょうか?(爆)
2限目は私の国語総合のテストがありました。あまりに簡単すぎで拍子抜けしたようですが、初めですからね。次はもっと難しくなりますよ(爆) でも問題数が多いため採点が異様にかかる。2時間集中しても1/5も終わらず(泣)
さてここではいつも学校ネタを書くのがお約束ですが、たまには別ネタも。本日通院のため早退しました。まぁ詳しくはO−TEACERの 闘病生活を見てもらうとして、通っている病院での話。ここで毎回採血してもらうのだが、これが毎度大変なのだ。というのも 私は驚異の血管出にくい体質なのだ。もう看護士さん泣かせもいいところ。一度ですっと針が血管に刺さったためしがない。もう毎回 すったもんだの挙げ句なんとか奇跡的に血管を探り当てるという、もう金鉱探しのような騒動なのだ。別に血管がないわけではなく、 太いのがあるらしいのだが、触診で探り当てるのが難しいらしい。いつも看護士さんが触りながら「?」という顔をする。右腕でも 左腕でも同じ。なんとかここだろうという勘のもと(笑)ブスッと刺すが、その瞬間に血管がひゅっ収縮するらしく、血が管に逆流せず 何にも出てこない…。針って血管に刺されば痛みもないのですが、筋肉に刺されると異常に痛いんですよ! まぁ神経が密でない分、それほどでもないのですが、看護士さんとしてはあると思ったところをはずしたものですから、「あれ?」と 言いながら、探り針をやるんです!これが痛いんです!刺さったままの状態で、少し抜いては、ずらして奥へズブッ! それでも出ないとまた針先だけをずらしてズブッ!痛いって!!こんなこと繰り返しやられるんで、なおさら血管が収縮するんです。 またはずされて痛いというトラウマが続いていますから、刺す瞬間に血管が縮むらしい。するとまたはずされて痛い思いをする。そして またはずす…。そんな悪循環がもう8年くらいは続いています。それでもいつもいるベテランの看護士さんなら、2回程度のはずしで なんとか掘り当ててくれる(笑)
しかし、今日は…新人ちゃん(泣)いかにも研修中という感じで、私の生徒くらいの幼さに感じられました。もうこの時点でオーマイガッ! 状態。いちおういつものように「寝ながら採った方がいいと言われてますんで…」と言うと「えっ?出ずらいんですか?」と不安げな 表情。折しも先輩看護士は誰もいない不運。この前、職場の健康診断で採血されたときに「私みたいに血管が出ずらい人って けっこういるんですか?」と聞いてみたところ「私も毎日この仕事やって何十人も採っていますけれど、あなたのようなタイプは年に5、6人しか いませんね。」とあきらめ顔で言われたこともあります。もうキング・オブ・無血管王ですから(>いや血管はありますが…) そして案の定、新人ちゃんにはずされました(泣)でもはずしたときにすぐ針を抜いてくれればたいして痛くないのです。しかし 彼女は新人ながらチャレンジャーでした(爆)何度も皮膚の下で探るんですよ!!!痛いって言うの!何が「もうちょっとです。」だー! 久し振りに「痛いって言ってるでしょ!」と声を荒げてしまいました。彼女は涙目になりながらも5度目の針刺しで無事開通(笑) というわけで本日私の腕には5つの穴が開いています(爆)血を採られるのも楽じゃありません…。
そうは言っても明日は3年レギュラー組の最後の試合ですから、室内コートを取って練習!最後の汗を流し調整しました。 明日はどうなることやら。この子達とも1年次からの付き合いですから、なんだか感慨深げです。最後の練習に付き合えて幸せだったかも。
その後戻って採点しようにも、もう集中力が切れてしまったので放棄。もうどうとでもなれ。幸い平均点も高めになりそうなので、 まぁ良しとしましょう。そんなかんな。
まずお約束の1・2限連続で「情報A」行ってみると知らない人が後ろに座っていました。「?」と思っていると、実は本校の 卒業生。ただ今大学3年生らしいのですが、来年「情報」の教育実習に来たいらしく、本日見学させてくださいというわけで いらっしゃったご様子。うーん、いよいよ情報の実習生も来る時代か…。でも後ろで必死に色々メモを取って勉強しているようなので、 私もいつものようにうかうか遊んでいられず、仕方なくいつもより多めに(当社比2倍)机間巡視なんてしてしまいましたよ(爆) 話を聞くと大学でコミュニケーションの勉強をしているらしく、情報の免許を取るらしい。でも母校でやらせてもらえるかどうか… ということらしい。うーん、こればかりは私が主担当者じゃないので何とも言えません。今日の授業もひたすら講義とワープロ打ち でしたからね。
さて3時間目はテスト返却。このクラスは2時間も自習にさせていたもので申し訳ない。解説というか、答えの書き方などを 色々注意する。だってあまりにも指示に従っていないんだもん。例えば「××について本文の文を使い説明せよ。」というような 設問なのに、本文を使っていなかったり、使っていても正しく引用していなかったり、そういうのがとても多かった。また 文末も書きっぱなしで「××だ。」みたいなのも多かった。説明を求められているのだから「〜ということ。」とか「〜だから。」と しなければいけない箇所が、ほとんど書きっぱなしのものも多かった。だからそれらはすべて×にしたら「先生ってけっこう 細かいね。」と言われてしまった。お前達が大雑把すぎるの!こんなんでは受験の時困るよ!
そして次は自習監督。もうこれで午前中は4/4でした。でもまぁずっと不在でしたので、これくらいやらないと悪いですから。 でも本当に2日も留守にすると、色々溜まっています。生徒へ配布するものが3種類くらいあったのですが、公欠だったやつも多く、 どれが渡っていてどれがもらっていないか、もう全然わかりません。生徒に聞いても「あれー?もらったような気が…」(爆) 空き時間には出張の復命書3枚、そして再び出張申請を5枚…。多分今月は23日の勤務中、8日近く出張です。こんなんで 授業が進むんでしょうかね。もう死ぬ…。
その後も授業で張り切り、放課後までスパート。部活もまたしゃかりきにやってしまい疲れモードにとどめを刺す。あー、 これってM?(爆)
しかしそれでも、出身中学の先輩で、しかも同じ教員になり、前任校でも一緒で、しかも現在同じ職場で働いているとなると、 けっこう珍しいかもしれません。まぁ悪縁奇縁というか、ここまでくるとその巡り合わせには呪われたものを感じます。 いちおう先輩ですが、お互い独身の時はよく一緒に遊んだ仲なので、気心が知れているし、ツーカーの間柄なのです。また 私が新人時代は色々面倒を見てもらったし大変お世話にもなっています。今でも何くれとなく世話を焼いてくれますし、 この前の遠足の時なんかは、こんなお土産も買ってきてくれました(この指示棒代わりで授業しろと?)
というわけで大変優しい先輩なのですが、このところ
とてもセクハラされているんですが!!
よく国語科へ来ては「一緒にテニスやろうよ。私もシャラポワみたいなテニスウェア着て悩殺してあげるから。」などと 言ってきます。これくらいは軽口で済むのですが「最近胸が垂れてきちゃってさぁ…見てみる?」とか 言うのです。最近よく教員によるセクハラ記事が紙面をにぎわしていますが、こういう先輩教員による 言葉の攻撃はセクハラにならないんでしょうか?(爆)明日登校指導があって、一緒に外で立ち番するんですが、 その件でこんなメモが机の上にありました。
書かれている文字は「9日の登校指導、学校から一緒に行こうね。置いていかないでね。朝からデートだからね。
車のシート倒しておいてもよいからね…」
もう勘弁してくださいよ。訴えてやる!(爆)
そんなことはどうでもいいですが、3限目にやっと最後のクラスのテスト返しをやっていたら、「すいません、耳鼻科検診の 順番です。」と呼び出しがかかりました。折しもあと15分くらいで授業が終わる時間帯。まだ解答の説明も1/3くらい 残っている。うーん、タイミング悪し。でも行かないわけにはいかず、保健室へ。おかげでテスト返しが積み残しという 中途半端な形で終わってしまいました。やれやれ。
空き時間は学校HP手直ししたり、事務仕事を片付けたり、相変わらずのルーチンワーク。まだまだ仕事は続きます。
ところで、今日本当に疲労困憊していたんですよ、朝から。もちろん疲れが蓄積していてヘロヘロなんですが、もう口を利くのも 面倒なくらい。しかしそこは教員なんですよね、いったん授業に行ってしまうと、変なアドレナリンが出てしまい、少し元気に なってしまうのです。もちろん授業はある程度テンションを上げて行かねば、元気な生徒に負けてしまいますから、いつも そうするのですが、これで少し回復したりします。まぁ自己麻薬みたいなものです。
で、今日も階段昇るのも辛いくらい疲労していたのですが、結局授業はハイテンションでやりました。するとその直後は ハイな状態が続いているから一瞬戻ったかな?と思うのですが、その反動がどっときます。しばらくすると薬が切れたように 倒れ込みます。これも職業的体質なんですかね。そういう時に限って「先生、今日は元気ですねーっ!」とか言われたりします(爆) でも昼休み、国語科のソファーで倒れ込むように寝ていたら、用事があって来たテニス部の子に「あれー?先生ー寝ているー! お休みなさーい!」などと言われてしまいました(爆)
私は朝のSHRにけっこう早く行く。うちの始業時間は8:40なのだが、時間があれば8:20くらいから教室へ行っている。 個人的な連絡事項は、その時に伝えてしまうと(例えば××君は放課後△△先生のところまでというようなやつ)わざわざ全体で 言う必要がなく、朝のSHRの時間が短縮される。でもそれだけではない。早めに行って生徒の様子をぼーっと観察しているのだ。 誰と誰が話しているとか、何を話題にしているとか…そんな様子を見つつ、クラス内の人間関係やらその生徒のその日の気分などを 観察している。女子はこういうグループに分かれているのかぁ…、男子のあいつはいつも朝予習しているなぁ…あいつ、ちょっと 髪の毛の色が落ちてきたなぁ、注意しなきゃ…こいつは来ていきなり突っ伏しているけれど夜遊びが過ぎて寝不足か?等々。 たいしたことではないのだが、こういう人間観察とかが、担任をやる上で意外と何かのヒントになることが多い。授業中はおとなしくて 黙って聞いているタイプの子が、友達と話しているのを聞くと、実はとても理路整然とした意見を言っていて、人望が厚い様子が 伺えたりする。なるほどあの子はけっこう使えるなぁ、今度文化祭とかの時には何かのリーダーとして力を発揮してもらおうかなぁ…など。 毎日の観察がそんなところで使えたりするのである。
しかしそれにしても朝の連絡というのは、時々小首を傾げたくなるようなものも多い。いやそれぞれ大事な連絡で意味があることなのだが、 これって世間一般の人が聞いたら、笑われそうなものも多い。例えば今日などは、窓からゴミを投げ捨てているやつがいる、そんなことするな! 誰か他のクラスのハーフパンツ(体育の時に使うもの)を勝手に拝借したやつがいる、直ちに返却せよ。女子の間で腰にセーターやカーディガンを 巻いて登校するやつがいるが、それは正しい制服の着方ではない。そういうのは止めなさい。それよりもきちんとしたスカート丈に戻せ等々。 まぁマナーや盗難防止、制服にかかわる校則のことだったりするのだが、そういうのをいちいち言わねばならない職業って、やっぱり 先生ならではなんですよね。××委員会が13:00に大会議室である系の連絡は普通なんですけれどね。こういう連絡ばかりしていると 何だか時々、どうしようもない徒労感に襲われますが…でも仕事なんですよね。