天国に一番近い島でのパラダイス気分!
アトラクションがほとんど無料で体験できる(例えばシュノーケリング、ウィンドサーフィン、
テニス、アーチェリー、空中ブランコ(!)、ウォールクライミング、カヤック、ダイビング
エアロビクス、等々まだまだある)また少し料金を払えばその他の観光や体験ものの
エクスカーションができるのだ。また1時間ごとに様々な催し物があり、自由に参加できる。
例えば椰子の実割レース、プールでの水中エアロビ、コミックショー、パレオショー、とても
書き切れない。また毎夜、GO(ジーオー)と呼ばれるバカンス村スタッフが、様々なショーを
コミックなものから大セットを使った本格的なショーまで、連日只で見られるのだ。これは
はっきり言って安い。あまり物価の安くない国へ行くと、食事のたびに、何かやるたびにお金が
けっこうかかる。しかしここは初めはちょっと高いと感じるが、色々参加したり食べたりして
いると全然安いのだ。また日本人スタッフも多く、言葉も全然問題なし。だからタヒチ、バリに
続いて今回もCLUB MEDにしたのだ。
出発は夜の8:30の便だったので結構ゆっくりだった。そしてワクワクする気持ちを抑えつつ
エールフランス274便に乗り込むとビックリ!ガラガラなのだ。お盆の時期をずらしたとは
いえ、この空きようはなんだ?4人席に2人だけ...でもおかげでゆっくり眠れたけど(笑)
機内食もさすがエールフランス、フランスパンはおいしい。
的にうまく当たらないと次第に熱くなってくるのだ。そしてその日は夕食でサラダ12種類完全制覇し
食べまくりで憂さを晴らした。ちなみに食事の種類は毎回おおよそ50品目並んでいる。ビール、
ジュース、ワイン、フルーツ各種、アイス、ケーキ各種何でも食べ放題飲み放題。そして夜のショーで
大笑いしてニューカレドニアの一日が終わったのだ。
でもここで負けたら男がすたる。段々勘を取り戻して必死に挽回して、何と7−5で逆転勝ち!て
いうか、相手の体力負けでしたけど(笑)で、決勝の相手はクラブでテニスをやっているらしい
日本人の男の子とやることになったのだが、その子は既にここに長くいて、何度もテニスに参加して、
すでに金メダルと銅メダルを持っているので、今度は銀メダルが欲しいということで決勝を棄権して
しまったのだ。だから必然的に私が優勝で金メダル。4人しか参加しないトーナメントで1回
勝っただけで金メダル(笑)でも勝ちは勝ちだからちょっと嬉しいけど。日本男児頑張りました(笑)
そして午後は海で泳ぎまくり。今日から天気になり気温も24度ぐらいまで上がり、絶好の海水日和。
遠浅でコバルトブルーの海は最高!おまけに人は少なくその上、冬だから日差しも強くなく、適度な
日焼けでいうことなし。それにしてもフランス人は(ニューカレドニアはフランス領)日本人みたいに
せかせかしていない。まさにバカンスって感じで、海でもゆっくり日を浴びながら読書やお昼寝。
ゆったりとした時間を過ごしている。まぁ、ここニューカレドニアまではフランスから、飛行機を
乗り継いでも26時間もかかるらしい。だからここに来るのは超お金持ちばかり。優雅なバカンスを
楽しみに来ているのだ。とあるフランス人の夫婦と話をしたが、ここに3週間もいるという(びっくり)
でもよく聞いてみると、休暇自体は年間5週間もあるらしく、まとめて取っても、3週間と2週間に
分けてもいいらしい。それに引き替え日本人のツアーは、このクラブメッドでは5日間コースが
ほとんど。ということは来るので一日、帰るのに一日。ここにいられるのは正味3日間。何という違い!
日本人は忙し過ぎですね。私もお金が許せば1週間と言わずもっと...
その後、近くのパーム・ビーチ・ショッピングセンターへ軽ーく土産物探し。といってもあまり
買う相手もいないけど。でも何人かに絵葉書を買い、自慢げにエアメールを出してしまった(笑)
そして夜はクラブメッド内にある、特別レストランへ。いつもはバイキング形式のディナーへ行く
のですが、予約すれば別レストランでフランス料理のフルコースが食べられる。もちろんこれも無料!
私のコースは、エスカルゴの前菜とメインが鴨の料理。この鴨料理が絶品だった。今まで鴨料理を
何度か食べたことがあるが、こんな美味しいのは初めて!さすが一流のフランスコックが作るだけ
ある。料理の鉄人に推薦したいぐらい。そしてまた夜、ポリネシアンショーを見て12時ぐらいまで
楽しみました。本当にここに来ると遊びすぎて寝不足気味になる。
肩まで入っても足元まではっきり透き通って見える純度!シュノーケリングをしながらフランスパンを
ちぎってまくと、まさにピンクやブルーや黄色の熱帯魚がうようよ集まってくる。すごーい!
そしてその後、ちょっと島の観光をして(といってもほとんど自然手つかずの状態で、現地の人も
少なく、せいぜい教会とかぐらい)食事。この時食べたここの海で捕れたロブスターがまた美味。
それもあまり大きすぎると大味になってしまうので、これぐらいの大きさがちょうど美味しいとの
ガイドさんの説明だったが、日本人からすると十分大きい。まるまる一匹お召し上がり。そして
その後、カヌメラ湾とクトビーチへ。まじでここが最高に綺麗!何か段々レベルアップして
いくが、ここが純度最高の綺麗な海!人があまり来ないためか、海鳥も魚もすぐ寄ってくる。
風が出て少し寒いぐらいだったが、あまりの綺麗さに寒さも何のその。しかしここまで美しい海が
あったなんて...まさに天国に一番近い島(でもちなみに映画では他の離島であるウベア島らしい)
ああ、生きていて良かった。こういう、まさに写真集でしか見たことのない風景を実際に体験すると
精神的に開放されていくような気持ちでした。
そして夜、再びホテルに帰ってみると何やら騒がしい。聞いてみるとホテルの前庭に特設ステージを
作って、フランスの有名な歌手を何人か呼んでのコンサートらしい。で、私たちホテル滞在者はタダで
見られるらしい。ラッキー。フランスの人に聞いたら、フランスでは結構有名な歌手らしい。
若者に人気の、黒人4人組のアカペラグループがメインらしく、その他4、5組歌っていた。
ちょっと見ていたが、疲れていたのでこの日も12時前には就寝。はぁー、今日も遊んだー
そして午後、再びバカンス村に戻ってきて海三昧(笑)本当に海が好きな私でした。そして今回の
旅行最大のトップニュースがこれ!とうとうO−TEACHER、銀幕デビュー!(なんて)実は
この日の夜もクラブメッド内のショーを見ていたのですが、ステージに現れた、うさんくさげな
自ら映画監督と名乗る怪しい人物(もちろんコミックショー)ところがその怪しい映画監督が
客席に降りてきて、何人か物色。そして一人一人ステージ袖の楽屋へ連れ去るのだ。なんと私も
選ばれてしまったのだ。フランス語でまくし立てられているので、訳も分からず楽屋へ。すると
そこには日本人スタッフもいて安心したのだが、いきなり「これから映画を撮りますから、衣装に
着替えて下さい。」と言う。『おおっ!とうとう俺も映画に出てしまうのか!すごいぞ、
O−TEACHER!ニューカレドニアで映画デビュー!...』って待てよ。ここでのショーは
いつもコミックだから...と考えていたら「はい、じゃあビックベイビーの役です。上半身
脱いで、そしてズボンの上からこのおむつを履いて下さい。それからこれを頭に着けて、はい、
メイクしまーす。」と言われて、みるみるビックベイビーに衣装替え。周りを見ると、同じ
日本人の二人のおじさんは、女装と医者の役。二人のオーストラリア人はライオンと母親役。
何ともすさまじい面々になってしまった。そして一人ずつステージに出され(もうこの時点で
大爆笑)監督から演技指導を受ける。ライオンの人はどうやら映画の最初のオープニング。
女装は分からず(?)そして母親が踊りながら登場。そこへ私ことビックベイビーが風船を
回しながら登場。奇声をあげて倒れる。そして母親が驚いて電話をして(電話も客席から日本人を
連れてきて、その靴が受話器代わり)今度は自らピーポーピーポー言いながら医者が登場。その後
神父が来て、ビックベイビー(私)の死を確認して終わるというもの。もちろん、映画を撮ると
いう設定の、お客を仮装させ面白いアドリブをさせてのコミックショーなのだ。私も相当に
恥ずかしかったのだが、旅の恥はかきすて。やるしかないでしょう(笑)そして一通り演技指導が
終わったと思ったら(この時点でも相当に大爆笑)監督が「カンフースタイル!」と叫んでいる。
するといきなり「燃えよドラゴン」のテーマが流れ、みんなそれぞれアクションつきで
やらなければならない。私も風船をヌンチャク代わりに頑張りました(笑)これで大受けを
とって終わりかと思ったら、再び監督が「マイケルジャクソン・スタイル!」と言いだし、再び
マイケルジャクソンの曲が流れ、みんな「オゥー!」とか「アゥ!」とか叫ばさせられたり
ムーンウォークさせられたりして、もうハチャメチャに盛り上がりました。いやー、本当に
恥ずかしさの極致をやってしまった。とても生徒には見せられない。というわけでこの日は
O−TEACHERの銀幕デビューならぬコミックショーデビューとなったのでした。