今月のカメ的行事 2002年4月28日(日)カメちゃん初検診♪
4月に入ってからカメちゃんの体調がおかしい。
飼育し始めてから半年、一度も動物病院につれていった事が無かった為、気になって連れて行く事に。
動物病院選びは簡単で、我が家のバイブル「東京かめばか日記」の巻末に載っている病院に決めていたので、
(カメちゃんと同種のケヅメリクガメを診察室内で飼育しているというのが決め手になりました。)
希望来院日の数日前に電話をして診察時間や曜日などを確認して予約を取りました。
当日は絶好のお出かけ日和!風もそんなに強く吹いてもおらず、朝から快晴です。
本当は初めて健康診断を受ける時は検便もしたほうが良いのですが、
(当日の朝、<もしくは動物病院への来院途中でもOK、とにかく当日の最新の物。>
温浴時に採取した物をジップロック(ラップ、ビニール等でもいいのですが、ジップロックは密閉できるので
匂いもおさえられて、こぼれる事も無いのでお勧めです)に入れ、乾燥させないようにして持っていきます。
その時複数のカメの便を持っていく時はそれぞれの糞をそれぞれのジップロックに入れて名前を書いておきましょう)
その時点ではカメの糞の中にも寄生虫がいるということをあまり深く捉えてもいなかった上に、
検便という事自体を知らなかったので、今回は糞を持っていかず、カメちゃんだけ連れていきました。
隣町をブラブラしている時に見つけた可愛いバスッケト〜!
カメちゃんの移動バックにぴったり〜♪
以前の籐の籠ではもうカメちゃんは入らなくなっていたので、
この日の為に(って訳でもないけど)大きなバスケットを購入してあったので、早速その中にいれて移動。
(移動用の容器に入らないような大きなカメさんは別ですが、
なるべくちょうどカメが入るくらいの容器に入れて移動させましょう。
あこがお見かけした方々は皆さん、発泡スチロールの箱にいれている方を多くお見かけ致しました。
<あまりにも広すぎると中で動き、出られないとストレスを感じますので。>
当日の気候によって判断する事になると思いますが、夏なら蒸れて暑くなりすぎないような容器に、
冬場は寒くならないように容器の下にカイロをいれるなどして保温をしてあげましょう。
この時直接カイロをカメの下に敷くとカメが粗相をした時に危険な上、低温火傷の恐れもありますので、
カイロを新聞紙やタオルでくるんだりして直接カメに当たらないように気をつけましょう。)
車の中でさかんに外を見たがり、バスケットの蓋を頭で押し上げて外を覗いておりました。
初めての道でしたが、途中までは知っていてそこまではスイスイ行ったものの、
途中で迷って、動物病院のまわりをグルグル〜〜〜〜。
12時前には無事着いたので一安心。
連休初日という事もあってか、動物病院はとても混んでおりました。
(けいたんと「あんなに患者(?!)で混んでいる動物病院は初めて見たね〜」と話しておりました。)
この日はカメさんを連れてきている方々が2組いらしていて、その他に猫ちゃん、ワンちゃんと混雑。
受け付けに声をかけて、しばらくお外で待つ。
10分位して中が空いてきたので、待合室で待ている間に問診表を記入する。
(爬虫類を専門に診て下さる動物病院の問診表はとても事細かです。
<あまりにも細かいので、事前に予約を取ったときにFAXで問診表が送られてきて、
予約日までに記入してFAXを送り返さなければならないところもあるくらいです。>
飼育開始日・大きさ・体重・名前・飼育環境<最低最高温度・湿度・ケージの形態・広さ・大きさ・ランプの有無>
与えている餌の種類等です。よく知っていて理解しているつもりだと思いますが、
特に使用している器具やリクガメフードのメーカー名を忘れがちです。
必ずメモしておきましょう。)
問診表を書き終えてしばらくすると呼ばれました〜。ドキドキです。
(なんか分けも無く緊張するものです。事前にお伺いしたい事が分かっている場合は、必ずメモを取っておきましょう。
いくつも聞いて失礼じゃないかしらとか思わずに初診時は特にどんどん質問しましょう。
<きちんと「診察料」という名目で料金を払うのですから、遠慮せずにお伺いしましょう。>
その時、メモを見ながら質問したら、忘れそうな時はメモを取る事も大切です。)
ご挨拶をして、体重を量ると先生がカメちゃんを手にとって全体的なチェックに入ります。
そして問診表を先生が見ながら、記入された箇所に問題点や改善点がある場合はご指摘を受けます。
カメちゃんの体を先生が見回している段階で、
「いくつかの問題点があります」と言われました。
まずはケージ内の最低気温が低すぎますをご指摘を受けました。
書物には「ケージ内には寒暖差をつけましょう。35〜18度」と書かれていたのでその通りにしていたのですが、
それはNGだそうで、最低でも25度は切らないようにしてくださいと言われました。
そして次は、例のちょっと凹み気味の甲羅の部分です。
そこは成長期にカルシウムが不足した為に甲羅の中のカルシウムを溶かして体に取りこんでしまった為に
後ろの甲羅が凹んでしまったそうです。
そして足が震えたり、触ったりすると嫌がるのはちょうどその甲羅の下の部分に「腱」があって
甲羅が凹んでいる上にそこを触られるとくすぐったいらしく、そのせいだそうです。
問診表の餌について、「野菜は大変良いのですが、人工フードは与えないで下さい。」と言われました。
人工飼料は食いつきも良く、成長を促進するので一見良さそうに見えますが、
体の中では他の臓器が成長する前に心臓ばかりが大きくなてしまって、
結果心肥大を起こして、突然死してしまうというケースが増えているそうです。
これは予見不可能で、
ある朝いつもの時間に起きてこないので見に行ったら死んでたというケースもあるそうです。
とにかく餌を今の野菜とこれからの季節はタンポポやオオバコなどの野草も取れますので、
それらをバランス良く与えてあげてくださいとのことでした。
そして必ずカルシウムを添加する事、とのことでした。
(量は本当に一つまみ程度で良いそうです。)
そしてこの時点でカメちゃんに餌を1日4〜5食くらい与えていたのですが、
「あげ過ぎです」と注意を受けました。
凹んでしまった甲羅はいずれは目立たなくなりますが、消える事は無いそうです・・・。
でも甲羅に凹みがあっても、足が多少痺れていても、元気に動き回っているので問題はないでしょう、
との事でした。
カメちゃんがカルシウムをふりかけると餌を食べないので甘やかしていましたが、
これからは容赦はしないぜ〜。。。カメちゃんのためだもの。。。
そしてオスかメスかの判定は今のところまだおちびさんなのでなんとも言えませんが
「多分オスでしょう」との事でした。。。
そしてこれで我が家でのカメちゃんの呼称が「カメ君」へと変わったのでした。
そして初健康診断は無事、終わりました。
受付で診察券を頂き、お会計〜2100円でした。
この後はカメちゃんが一緒だったので、
(健康診断の後はカメもかなりのストレスなのか、疲れる様です。
なるべく早くお家に帰ってあげましょう。
特に冷えこむ真冬や車内が熱くなる真夏はカメを車内に置き去りにしてどこかへ出かける事は決してしないでください。
特に夏は思った以上に車内が熱くなり熱射病になてしまいます。
もしも動物病院へ行った日がとても暖かく、日光浴に適しているようでしたら、
頑張ったご褒美に除草剤の撒かれていない、クローバーや芝が沢山生えている公園で
日光浴をさせてあげたりするとよいです〜。)
砧公園の犬の立ち入りが禁止されている安全地帯でお昼ご飯を食べながら
カメちゃんも初公園デビュ〜♪
気持ち良さそうにどんどん歩く〜そしてクロバーを時々食べておりました。