のこと 「物語、お話しを覚えて語って聞かせること」で、素話、語りとも言われます。私たちは「おはなし」と言っています。 読み聞かせが絵本に視線をもっていくのに対してストーリーテリングはそのお話しを一旦、語り手の中に入れて子ども達の目を見ながら語ります。子ども達も語り手の方を見ていますので子ども達とお話しをより深く共有できるという喜びがあります。物語りの進展に合わせて子ども達の表情がくるくると変わってお話しの想像の世界に入っている事がよくわかります。また反対にお話しに入れない子供もいる事も感じられ、そんな時は自分達の力不足を思ったりしますが、拙い言葉かもしれませんがお話しに力があることを信じて(確かにお話しに力があるので余計な装飾は不必要で子ども達が想像の世界へ入りやすいためにも演出などいらない)、生の声、肉声でより子ども達に聞くことの楽しさを伝えていきたいと思っています。 通常は部屋を暗くしておはなしのろうそくがともっている中で語ります。そうすることによって一層お話しに集中できるからです。 そして、絵本が言葉のイメージを絵が助けてくれるのに対してストーリーテリングは全て自由にお話しを描けることにより想像力を高めます。この想像力が読書の素地になります。読書力は“文字を読む力”ではなく、”言葉を聞く力“だと言われています。ですから、お話しをたくさん聞いてイメージトレーニングされ、想像力が豊かになり子どもが読書に結びつく活動でありたいと思ってます。 |
公民館、小学校、図書館で、語ったおはなし(複数ある場合は、手に取りやすい本を優先しました)
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