2008年2月に静岡県菊川市の茶業研究センターに行ってきました。
研究技監の方から牧之原茶園の歴史、土壌、品種の多様化など貴重なお話を伺い
静岡のお茶に関する資料をいただきました。
農林大学校茶業分校教室には茶業史料室があります。
世界のお茶、静岡茶の歴史などの資料があり
むかし使用されていた貴重な用具が大切に展示されています。
茶の製造の際、形状を作る最後の仕上げに使用したもの
蒸機です。少し傾斜があり自然に茶葉が出て落ちるようになっています。
出てきた茶葉はこちらに入ります。
高林謙三翁が発明した粗揉機です。
回転式蒸機
揉捻機です。木材でできています。
八木式1号型精揉機
きれいに編まれたティーバスケット
なかなか目にすることが出来ない貴重な資料が並びます。
研究室の外には茶畑がひろがります。
育種開発のほか、土壌肥料、病害虫などの研究が続けられています。
大きな防霜ファンが回ります。
茶畑の大きさによってファンの大きさが異なるそうです。
昭和5年5月に昭和天皇御訪問を記念して昭和6年に建てられた碑です。