タービュランス・リミテッド          Turbulence Ltd.車社会を化学し業界に新たな旋風を吹き込む・知的技術グループ


 

ユーロ4達成ディーゼル乗用車実車テスト計画

車両選択について:

今回実車テストを行うに当り車両の選択は非常に重要でした。 個人的趣味趣向を挟まず技術的な観点で行う必要があり、同時にタービュランスの名前に恥じない車両でなければならなかったからです。 選択基準に使用したものは、次の通りです。

1. 技術的に最も進んでいる事。
2. その技術が十分に効果を発揮している事。
3. マーケットの主流となっているモデルである事。
4. 現時点で最もクリーンな排気ガスレベルである事。 
5. 排気ガスデータを公表している事。
6. 日本のOEM車両が上記基準に合えばそれを優先する。
7. 添加剤評価用に選ばれるエンジン或いはエンジンビルダーの製品があればそれを優先する。
8. 高価な車両ではなく、大衆車・或いは上級大衆車の範囲である事。
9. 日本国内にある正規ディーラーからサポートを受けられる場合は、これを優先する。
10. ハイブリットと比較できるサイズが望ましい。
11. 少しでも低燃費である事。
 

上記の条件を満たす車両を探すと、 VW Golf Audi A3 BMW 1Series Peugeot 207/307/407 Runau Megane 等多くの候補が上がりました。 

この中で、技術的な観点では
1. 最新のピエゾ式インジェクターとコモンレールを搭載
2. 噴射工程をプレ・メイン・ポスト・インジェクションの最低3工程に分けている。
3. 最大噴射圧力が1600Bar以上
4. Euro4の規制をパスしているもの。 同時にEuro4達成値を全ての項目に対しオープンにしている事。
5. ターボ・インタークーラー付き。
6. DPFは必須事項

この様な条件で探すと、なんとPeugeot 206/307/407以外には、上記条件を満たしている車両は無いことが判明し、車両の選択は以外に簡単に決定しました。 206/407と307を比較すると燃費及び排気ガスにおいて307が優位である事がすぐ判ったからです。 すなわち、現在(3月時点では)プジョー307HDい136は、2Lクラスディーゼルエンジンで最もポテンシャルがあるといえます。 このことは、7月7日に行われた排気ガス試験結果が証明しています。

エンジンスペックについては