奥尻旅行記 ときど記 番外編
2005年8月8日(月)〜9日(火)
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朝3時起床 |
まだ暗い中、昨夜用意した荷物を積み込む。長女は自力で起きたが、長男は抱きかかえて、荷物のように積み込む。 |
9:25瀬棚発奥尻行き |
小樽〜余市〜瀬棚。どんどん夜が明けて、初めて見る朝焼けに感動。ウニ漁をしている小舟を見ながら、ウトウト寝ながら瀬棚に到着。ちょっと早すぎたが、コンビニで朝食とビールを買い込み、フェリーの港で時間をつぶす。乗船手続き。エスティマは運賃高いけど、荷物を積みっぱなしで、自由に走れる良さには替えられないね。乗客は少なめ。 |
昼食 |
島は思っていたより小さく、北部へは行かないつもりでしたが、昼食を食べられる場所を探しているうちに、あっというまに「賽の河原」に着いてしまう。 アブやブヨがとてもたくさんいて、車を止めると取り囲まれるような恐怖。大人の親指大の、黄色と黒の縞々の奴がブンブンと・・・・怖いです。サッとドアを開けて、すぐ閉めないと車内に入ってしまう。そしてすぐにドライブインに駆け込んで・・・・大ごとです。 昼食はホッケすり身定食・塩ラーメン・生姜そば。 |
海水浴 |
東風泊、という浜で泳ぎました。砂浜と、適度な丸い岩で、天気が良いせいか水が碧く、小魚と戯れて最高に楽しい!こどもたちは背が立たなくとも、さほど怖がらず、さすがスイミングスクール行っているだけある!?それとも、じいちゃんの血をひいているから? となりにいた若者の集団の盛り上がりも、見ていて楽しく、もっともっと泳ぎたいくらいでしたが、日差しが強いので日焼けが怖いのと、やはりアブブヨが来るので、1時間ほどで撤収。 |
民宿 土井 |
奥尻島のHPの写真だけで、長女が決めてくれたこちらの民宿。予約したときの電話の応対が、コテコテの函館の浜の言葉で、コテコテに北海道の大雑把さだったので、少々不安だったのですが・・・・これが大正解!こざっぱりして、おばちゃんは気さくで、料理も全部手作りで美味しい。おじさんは漁師。ウニ漁真っ最中で目の前で殻をむいて、洗ってお口にポンと! 夕食は生ウニ・アワビ刺し・イカ刺し・ひいらぎ刺し・煮ツブ・アワビの煮付け・三平汁・イカのフライ・ササゲのきんぴら・鱒の焼いたの・酢イカとキュウリの酢の物・イカの塩辛・ナマコ酢・・・・・まだあったかも。 朝食は、ウニの一夜漬け・ウドのきんぴら・メカブ・納豆・たくあん・鱈の粕漬け焼いたの・シメジの味噌汁(実は大量のウニ入り!だしに使ってる!)などなど・・・・。ため息が出ちゃう。私、夜はご飯2杯、朝は3杯いただいちゃいました。だっておかず多いんだよ〜〜しあわせ。 予約の時、お値段まで聞かないうちに電話切っちゃって、不安を抱いていましたが、超お安いお値段で1泊2食させていただけました。「真っ赤っかに赤字だよ」と言って笑ってらっしゃいましたが・・・・ありがとうございました。 |
神威脇温泉 |
「天気がいいから、夕日が見られると思うよ」とおばちゃんに教えられ、島の西側へ足を伸ばし、町営温泉へ。建物の外観から、ちょっと二の足を踏みかけましたが、入ってみると、掃除は行き届いているし、2Fの展望風呂からの夕焼けは最高。でも水平線に陽が落ちるまでは待てず(のぼせ&ブヨの乱入)、目の前の港の防波堤に登って、赤く染まる空を満喫。 |
番屋の朝 |
朝食後、ウニの番屋を見させてくれるというので、青苗港までおばちゃんに着いていく。6〜7人で、殻を割る人、中身を出す人、ざるの上で黒いところをよける人、の流れ作業。5〜6個取り分けて、実際にこどもたちにもやらせてくれました。殻のトゲも、上手に触れば痛くなく、塩水でゆすいでお口にチュルリ!昨夜からずいぶん食べていますが、食べた後に口に広がる甘みが一番強かったのはココでのものだったかも。隣のチーム(?)には、小学生もいて手伝っていて、偉いな・・・と。 |
帰り支度 |
昨日の海水浴で、サンダルを忘れてきた長男。取りに戻ると、ちゃんと波打ち際にあるではないですか。 その後はお土産を買い、港のそばの公園で遊び、奥尻のメインストリートで「チョイ投げ釣りセット」を買って港でチョイ釣り。昼間だし、針が大きいのでかかることはなく、餌付けショーといった感じでしたが、楽しく時間つぶし。 フェリーターミナルに「うにまる君」というキャラクターがいて、出港時に見送りに出てくれると聞いていたのでビデオを構えて待ちましたが、出てきてくれませんでした。そのかわり、紙テープを持ってのお見送りをしている家族がいたり、スポーツのチーム(陸上?)の合宿の出発などもあり、にぎやかな船出でした。バスでの団体さんも2組くらい入っており、行きに比べて船は混んでいましたが、1時間35分、こどももちょうど退屈せずにすむ時間で瀬棚へ着きました。 |
本島は広いな〜 |
昨日とは違うルートで札幌へ戻ります。美利河ダム〜国縫〜長万部〜苫小牧〜支笏湖です。昼食を食べ損ね、フェリーでつまんだお菓子だけで、ひたすら札幌の馴染みのつぼ八まで走りました。「旅行したな〜」としみじみ思える距離を走り、満喫しました。 |