ときど記
編みながら、あれこれ思ったこと。 季節感と生活感。 2007年5月

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31日(木)
 帽子は完成しました。なかなかの出来で、自分でもルンルンです(死語)。

 写真撮って、ここに載せよう!とアゲアゲな(これもそろそろ死にそうな単語?)感じで長女に見せたら「微妙〜〜」と言われました・・・・・せっかくカメラマンになってもらおうと思ったのに。なんでも「ビミョウ」で片付けるな!!まったく最近の若いモンは!!

 仕方なく、セルフタイマーで自分で撮ろうかとカメラを探したところ、また長男の机の上で電池切れ・・・・思わず「ウザっ・・・」と舌打ちしてしまいました。私もダメですね、これでは若者を叱れません。



 長男は、機械と見ればなんでもいじってしまうので、「触らないで、壊さないで、玩具じゃないのよ!」と制限ばかりして9年半育ててきました。実際、壊されたり、設定を変えられたりの被害がしょっちゅうなので、叱られて当たり前の困った性分だと思っていました。

 でも、先日友人が「それって才能だよ。これからの時代、何でも使いこなしてさらにクリエイティブなコトできるなんて、とってもクールよ!伸ばしてあげたら?」と言うので、ちょっと考えを改めています。

 テレビもビデオも、携帯も、パソコンも、デジカメも、私の知らない機能を使いこなしているし、ピタゴラスイッチの影響を受けてか、なんか仕掛けを作ってはデジカメ動画撮っているし・・・・確かにこれって、ある種の才能かも?



 でも、我が子がオタクなのって、ちょっと悲しい・・・・
 「ただいま!ちょっとパソコンやって良い?」というのが放課後の第一声ですからね・・・。

 ストップウォッチのソフトを立ち上げてルービックキューブやりながら、ヘッドホンして「YouTube」で好きなお笑いのネタをチェックして大笑いしている・・・西日がキツイからカーテン閉めて・・・暗い!暗すぎる!!




 
29日(火)
 自分用に、帽子を編んでいます。麻の糸を使って、かぎ針で。
 私はとにかくお鉢が大きいので、既製品ではいつもキツイ!だから、「ピンポンつつみをやっている=帽子を編むことができる」というのは、実は一番のメリットなんです。

 もう少ししたら完成します。そしてデジカメの充電も終わります。そうしたら写真も載せますね!・・・・長男が、デジカメの動画機能を使って遊ぶので、いつも電池切れしているんです(怒)・・・・



28日(月)
 前回のぼやきから、1週間が過ぎてしまいました・・・・自分の中でルールがあって、「HPにぼやきを載せたら、なるべくすぐに更新して、ネガティブムードを過去へ押しやろう!」と、これまで頑張ってきたのですが・・・・今回は敗北です。


 札幌は新緑が眩しく、ライラックまつりもあり、美しい季節真っ盛りです。
 週末ごとに雨が降り、小学校の運動会が延期になるなど、面倒もありますが、山の緑・街の花を見ていると「ま、いっか!」と幸せになれます。
 シラカバ花粉も手強いですが、週に1度雨が空気をリセットしてくれるので、それほど重症化せず乗り越えています。


 平日の晴れを満喫するドライブを、先週してきました。
 いつもは、市内で(それも近場で)ランチ&おしゃべり・・・それで充分リフレッシュ!・・・の私ですが、ある友人を励まそう(PTA仕事でお疲れの模様)!!という企画で思い切って千歳&支笏湖へ足を伸ばしてしまいました!!
  

 恵庭岳にはまだ残雪が。空には、この画面の雲ふたつ、それっきりの快晴!!

 湖面をのぞけば、透明度が高くてビックリ!



 普段は家族でしか遠出しませんからね、所帯持ちは。友人とのドライブ、新鮮で楽しかったです!
 過去に一度だけ、主婦3人で真狩まで行かせてもらったことはありますが(パパ達にまだ小さかったこども全部押しつけて!)、その時は交代でレンタカーを運転したっけ。
 今回は、我が家の車で私だけが運転して・・・という、私にとってたまらなく嬉しい設定。亭主・こどもに申し訳ないですが、昼間にタップリ楽しませてもらいました。ありがと!

 独身時代は、ふらりと帯広行ったり、友人と函館で待ち合わせたり(現地集合・解散)、札幌近郊をウロウロしたり、よく一人ドライブしていました。月に2000キロ走るくらい普通でした。
 結婚しても、お互い運転好きなので、ずいぶんあちこち行きましたね・・・(遠い目)
 でも今は、ガソリン代もかかるし、何よりこどもが出来てから、事故が怖くなりました。「出かけなければ、事故にも遭うまい」とさえ思ってしまうくらい、臆病に・・・・それでも、こどもの小さいうちは高速代が月に3万とか普通でしたが、やがてこどもにも意志が出ますし、週末の用事もアレヤコレヤ・・・。

 今は大きなミニバンに乗っていますが、もう少ししたらまた、コンパクトカーに乗り換えて、夫婦でドライブしたいですな。









21日(月)
 ぼやいていいですか?それほどシリアスではありません、でも書かせてください・・・・


 今日、とある大企業のお問い合わせセンターに電話する用がありました。
 10日以上前に、そこへの手続き書類を送ったはずなのに、「まだ届いていません。締め日に間に合いません。お早くお送りください」って手紙が来ちゃったからです。

 焦ってカバンをほじくり返したり、手帳や家計簿を見ていつ投函したのか記憶をたどったり、ちょっと必死なわけですよ、私としては。

 お客様情報を確認した若い感じのオペレーターは、何かを読み上げるような、つらっとした感じで「・・・5月1日にコチラから書類をお送りした記録は有りますが、それを返送していただいていないので、この度の18日付けの書類(催促)が行った次第です」と。

 わかってます。だから、そこを確認して欲しいと、お電話してるんです。

 強く言うと、また淡々と「少々お待ちください」って。


 入れ違いに届くには、ちょっと日数に余裕が有りすぎるというか・・・・私の記憶が確かなら、9日に長男に頼んで投函した筈なんです。ドライブスルーの順番待ちをしている間に、3軒隣に郵便局があるから、ちょっと走ってポストに入れてこい、と。

 もしかしたら、この子がミスったのか・・・・ポストの入り口に届かない身長ではないはずだけど・・・・夕飯をケン○ッキーフライドチキンで手抜きした天罰!?それとも、いわゆる民営化前の「遅配」!?


 いろんな疑惑を渦巻かせていると、お待たせメロディーが途切れてオペレーターさん。
 「14日に契約内容の変更と、支払い方法の変更のご連絡、受けてます」と一言。
 本当に、一字一句、このまんまの一言。それっきり。


 あまりに、その一言だけだし、言い方のニュアンスも平坦だし、思わず「えええ?」って聞き直してしまいましたよ。

 そっちの手違いってコトですよね?百歩譲って、事務処理行き違いとしても、ついさっきまでの私の「焦り・困り」に対する、慰めは!?

 「じゃあ、この催促の手紙は・・・・?な、なかったことで、い、いいのかな?」と、どうして私の方が下手に出て確認しないとイケナイのかな??


 オペレーターさん「はい、14日に受けまして、どうしても(むにゃむにゃ・・・ちょっと聞き取りづらい)で、入れ違いで18日に、この度の手紙を送ったということです。」 入れ違いって、間に丸3日あるでしょう?どれだけのんびり処理する会社なの?ここは日本よね?「えええ??い、入れ違いなのね?ああ、そ、そうなのね・・・・」「はい」

 相変わらずの、平坦な声。一番始めに「はい、○○○お問い合わせセンターです」と言ったときと同じ口調。

 でもさあ、この文脈なら、どこかに一回くらい「申し訳ありません。」って挟んだ方が、話しやすいと思うんだけど、頑なに、それだけは言うもんか!!って感じで、ブツっと文章を切ってくる。



 これは、彼女の性格的なモノなのか。はたまた、この企業の体質なのか。それとも、時代なのか。

 確かに、最近、この会社にはクレームやお叱りの電話、多かったと思うから、「不必要に謝るな」って教育されてるかもしれないな・・・・でも、それって悪循環だよね、NHKさん。






17日(木)
 近くの八重桜並木が見頃を迎えています。


 旧交を温める、と言うほどではないのですが、ちょっとご無沙汰していたお友達と、このところ会っておしゃべりする機会が続きました。
 長女の習い事つながりのお母さんとか、高校の同級生とか。ランチしながら、昼間のひとときです。

 たわいもない話ばかりですけど、こどもが滑ったとか転んだとか。あの店が美味しいとか、潰れそうだとか。自分が最近ハマっている物事とか。共通の知人の近況とか。
 一通り、客観的事実の報告が済むと、あとはちょっとだけ愚痴とか、悩みとか、相談とか。
 そして、「あら〜〜そんなの、うちだってよくあるわよ〜〜大丈夫!」とか「分かる分かる、大変だよね」とか言い合ってスッキリ!!そう、女子には、喋って癒される時間が必要なんです!!!

 私の周りは、ありがたいことに、噂話や悪口を好む人はあまりいませんね。どうしても誰かに困らせられてる事案があったとしても、大抵「私も悪いんだけどね」とか「あの人に悪気はないんだろうけどね」などと前置きして、なるべくマイナス方向に掘り下げないようにして話してくれる人が殆どです。
 私も、小さいときから祖母にキツク仕込まれました・・・・「自分がされて嫌なことは、絶対に人にしてはならない」と。だから悪口は絶対ダメです!!愚痴も過度にこぼしてはアカンよ〜〜。

 ただ、近況報告と愚痴の境界線って、難しいですよね〜〜マンガ「あたしんち」でもありましたが、「こどもが言うこと聞かない」とか「夫が忙しくてかまってくれない」とか「自分が太って困っている」とか・・・・・どこまでが近況?もしかして愚痴ばかり言うネガティブトークになっちゃってる!?





14日(月)
 足の甲から爪先にかけて、痛みがあるんです。運動不足や体重増加のせいだろう・・・と、長年放置してきましたが、季節も良くなったし少しウオーキングでもしてみるか!と思ったら、痛みがとても気になってしまって。
 靴のせいもあるかな?と思い、かねてから訪ねてみたかった「靴と中敷きの専門店」に行ってみました。

 こどもの幼稚園つながりで、いつも楽しい企画や美味しいお店を教えてくれるお友達が、夫婦で開業したこのお店。1年前からずっと「そのうちお願いね」と言い続けてやっと念願叶いました!

 サイズを測り、魚拓のようにして足型を取っていただくと、くっきりと現れたのが、外反母趾が進行している様子。土踏まずの”縦アーチ”はそこそこあるのですが、足指の付け根部分がベッタリと床に付いてしまって、”横アーチ”なるものが無くなっていたのです。

 OLになってパンプスで過ごしていた頃、外反母趾や魚の目に悩まされたことはありましたが、主婦になって年中スニーカー(スーパーの2階でワゴンで売ってる安物)暮らし、足には「楽をさせている」つもりでいたのです。でも違ったみたい。

 まずしっかり靴ひもを活用し、甲の部分に横アーチが出るくらい締めてやること。中敷きは土踏まずを高くキープすると同時に、横アーチのために、足裏のど真ん中にも底上げをするような形に作ってもらい、かかともしっかりキープです。
 「タイトだな、キツクないか?」と思うのも最初だけ。歩いてみるとこれが楽!!いままで、ブカブカの靴を持ち運ぶことに、どれだけ無駄な力を使っていたのか、思い知らされます。


 さあ、この靴で毎日少しずつウオーキングを。そして週末には長男の野球を思いっきり応援!!





10日(木)
 2ヶ月ぶりに、ピアノのレッスンを受けてきました。先生のご都合で、3月4月は完全にお休みになっていたのです。
 その間、モチベーションを保つのは困難を極めましたが、それでも、少しずつは練習を続けていた私。今日はタップリ2時間(雑談込み)レッスンを付けていただいて、またピアノの世界を少し進むことができました・・・・満足満足。

 ピアノは、指の訓練の為の教本2冊から1曲ずつと、バッハを1曲と、自由な課題を1曲の計4曲で習っています。これはこどもの頃の先生のやり方で、今の先生も「いいですね!」と受け継いでくださっています。
 大人の習い事だと、自由な曲を一つだけ習う方もいらっしゃいますね。「あの名曲を弾いてみたいわ〜〜」というキッカケで始める場合が多いからでしょうけれど、私はそれでは、やはり物足りない。日曜日の試合だけ参加するスポーツより、平日の練習のランニングからやってこその達成感を味わいたいタイプなんです(・・・って、どんなや?)

 指の訓練は、もう、筋肉ですから、使っていない分ぼてぼてです。こども時分に10年間習ったとはいえ、その後のブランクが20年ですから、ほとんど初心者です。やってもやっても課題ばかり見えて、決して楽しいものではありません。でもランニングと思って頑張ってます。

 楽しいのはバッハです。これもこども時分は「退屈〜〜」と思っていましたが、大人になるにつれて味わいが分かってくるというか・・・・。「古典中の古典」「完全に組み立てられた構造」「お約束の中の通ウケする意外性」・・・・なかなか言葉では表せないのですが、弾く者に知的な充足感を与えてくれる曲ばかりなんです。パズルを解いているみたい、と言えば少しは通じるでしょうか?




 パズルと言えば、GW中に、私は”ルービックキューブを6面揃えられる主婦”になりました。長男と一緒に挑戦していたのですが、初めはチンプンカンプンだった揃え方も、バッハを弾くように丁寧に読み込んでいけば、案外スッキリ頭に入りました・・・・正直、バッハ平均律のフーガを1曲マスターするより簡単かも・・・・。スピードを競う気はありませ
んが、5分くらいあれば、大抵6面クリアできます!

   こんなコトに夢中になって、いったいどこへ向かっているのやら・・・?






8日(火)
 札幌はGW中お天気に恵まれ、ノンビリと行楽を楽しむには最適な日々でした。

 近所の円山公園の桜も4日に開花宣言。私はその前の日に、ちらっとお花見することもでき、満足です。

 こどもたちは、暦通りに学校があるのは勿論ですが、長女は友達と・長男は野球で、チョコチョコとカレンダーも埋まりがち。9連休の亭主は「ドライブで遠出したいな」と言いますが、それも叶わずちょっと不満そう。


 そんな中、唯一の家族での予定として、最初から設定されていたのが、伯母さんの一周忌を前に、お参りさせていただく小旅行。登別方面へ車で出かけました。(伯母さんについて→コチラの21日付け記事)

 伯父さんの元気そうな顔を久しぶりに見て安心しつつ、ご無沙汰を詫びて失礼しようとしたところ、「白老に、おいしい焼肉があるから、連れて行ってあげよう!」とのお誘い。

 お昼が遅かったこともあり、遠慮しようと思ったのですが、普段肉なんて食べていなさそうな伯父さん(失礼・・・だって痩せてるんだもの)が、「俺もあそこの肉なら大好きで、よく行くんだぞ」と仰るので、それは食べておかないと!と、結局付いていきました。 「レストラン・カウベル」 白老町石山112 Tel 0144-83-4567


 一見、普通のバーベキューに見えるかもしれませんが、コレが本当に美味しい牛肉で!!

 白老牛と言えば、北海道では一番ブランドイメージの高い牛肉で、美味しいに決まっていますが、この店は、このブランド肉を生産し食べさせるのを最初に始めた所らしく、とにかく”ザ・ベスト・オブ白老牛”だと地元の評判だそうで。

 一切れの大きさと切り方が良いのか、油がスッキリと抜けて、見た目よりあっさりした味。タレも甘くなく、どんどん箸が進む・トングも進む!!

 正直「お昼でお腹いっぱいだし、無理だよ・・・」と言っていたこどもたちも、「これはなんか違うぞ!美味しい!食べられる!!」とペロリ平らげていきました。


 期せずして、GWの美味しい思い出ができました。伯父さんごちそうさま!天国の伯母さんありがとう!!

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