20070429 この感じは雨だ 今月は三蔵とヘイゼルとガト編です。 誰だこの可愛い子と思ったらガトでした。この子が時の過ぎゆくままに！あの人に！ この子ちっちゃい時は女の子みたいだったんですよ〜それがまあみるみるごつくなっちゃっておほほ。 子供悟浄も可愛かったもんなぁ。要するに子供はみんな可愛いんだな。 ヘイゼルとガトの会話はどれもいいから本来ならこのふたりに少しは萌えてもいいんだけど、三蔵の言動の意味不明さに併せて個人的にはヘイゼルに八戒の対抗馬としての役割を一番に望んでいるのでおふたりに集中できません。もう合流してよパパ〜早く成長した悟空に会ってやれよ〜 ガトはインディオ精神にのっとって潔く運命に従うとしても、ヘイゼルも烏哭に殺されるんじゃなかろうか。近いうちに。なんか金閣を思い出す。 でも私や僕や俺やわらわが頑なに「鷭里は死ぬ」と思いこんでたのにイキイキと逃げてった前例があるし。 それにつけても8巻の表紙いい！ 皆可愛い。悟浄センター。赤。5月の楽しみが増えました。 しかし八が表紙でまでこんなノリとは驚いた。こいつめ何でもアリだな。 ところでLOVELESSのあおりの“スペシャル読み切り”の意味が全然分かりません。 教えてえらい人かエロい人。 20070426 LOVE LIFE…  どうして今まで誰にもこれ何？ って聞かれなかったんだろう…何だこれ…。 実際にはモノクロなので、真っ黒なこれに余計何これ度UP。 聞かれたらビーフジャーキーって言います。 ●罪と罰/ドストエフスキー ロージャは繊細で頭がきれシニカルな弁舌がちょっとかっこいい？と思った途端キれて泣き喚いた挙げ句失神。を交互にやるので最初は気持ち悪かったけど、「発狂」「失神」はドストの世界では通常オプションだと2冊目でようやく理解しました。ロージャ言うところの非凡人がニコライ様なのかな。淡々と読んで最後にぼろっと泣けた。 ●無銭優雅/山田詠美 42の男女がふにゃふにゃみゃーみゃーしてる話。昔はもっととんがって痛かったのに若い頃に色んな事やり尽くした人ほどある日ふっとこうなるんだろうかという点で興味深かったです。 ●それにつけても今朝の骨肉/工藤美代子 離婚済の両親を軸にした一家骨肉の争い。あまりにもドラマティックなので途中で「ノンフィクションじゃん」と気付いた時にはぶっとびました。父ちゃんも母ちゃんも凄いけど何より御本人が凄い。凄い嫌な子！ ●押し入れのちよ/萩原浩 9本の短編集。好きすぎる。最初の１本読んだだけで皆が「如何にもおまえが好きそうな」と呟くわかりやすさ。話自体はわりと王道で、阿刀田さんとか星さんとか世にも不思議な物語の原作系を読み込んでる方には目新しさはないんだけどとにかく安心して読めるし切なくも恐がれる。「木下闇」の一文に背筋凍りました。 ●東京飄然/町田康 東京お散歩本。飄々と旅に出よう！飄々とだ！飄々とでなければならない！という切羽詰まってちっとも飄々にならない感じがとても楽しい。 ●カレンの眠る日/アマンダ・エア・ウォード カレン（死刑囚でエイズ陽性）＆カレンの殺した男の妻＆カレンの主治医、3人の女性の物語が次第に収束し、ついに…！という、どう考えても暗いし重いし救いがない話のように思われ実際わりとそうなのに、最後のページを捲った時のカタルシスといったらもう宙に浮きそうでした。 ●「狂い」のすすめ/ひろさちや 何の疑問もなく弱者に自分を振り分ける著者には「市民の視点でこの国を変えます！」に似たいやらしさがある。おまけに差別と区別を混同している。差別はいけないが区別はすべき。強い者が狂うから世の中が狂うというのも分かるが狂ったから強くなったとは考えられないか？総じて納得しかねるけど、哲学の優れた点は個人的であるということだと私は思うのでこれはこれです。 20070414 デイリーポータル妖怪部  妖怪“ヘッドホンからまり”。 iPodのヘッドホンコードが必ずからまるのはこの妖怪さんのせい。 ネックレスや鎖や蔦や人間関係なんかも器用にからめる。 急いで出かけたい時、特に女性とのデートの朝などは特に念入りにからめる。 自分の誕生日や自ら勝手に創設した記念日に外出しようとするとからめにからめる。 普段は気ままに家事などしているが一旦からめるとなると夜中に起き出してまでからめる。 時に自らもからむ。 “いかによくからまるか”を研究してるとしか思えないようなiPodコードのからまりもこの妖怪さんのせいだと思えば我慢できますね。 ね。 ●悪霊/ドストエフスキー 面白かった！きゃー！ニコライ・フセヴォロドヴィチ・スタヴローギン様！に惚れ込むピョートル・ステパーノヴィチ・ヴェルホーヴェンスキーのストーカー度！最高！恥ずかしながらドストエフスキー初体験で（初めてでこのチョイスはまずいようです）個々の人間の物語というより個々の人間が思想のタイプを代弁するモデルみたいな扱いなのでそこは物足りなく、まだドストエフスキーの魅力をよく分かっていないとは思うけど、救済されない魂の物語を私は大変好きであるし、それ以前に萌えるという妙な味わい方をしてしまったので、とりあえず心を入れ替えてこれから「罪と罰」を読みます。にしても名前nageeee！ 20070411 もっと酷い仕打ちをください  パフュームの原作を読みました。 面白かったけど映画の印象が強烈でうまく頭の中でかみ合わない。先に読むべきだった。 もしや原作より映画が好きだとかそういうことだろうか。ごめんなさいパトリック（作者）。 原作があると、原作のほうが面白いと思うべきだと思ってしまう。 漫画原作の映画を漫画未読で見る、ということをピンポンやデスノやハチクロでしてみたんですが、デスノはよーし原作読むぞーと力強く思ったけどハチクロは全然思わなかったし、ピンポンはどっちも悶え狂うほど好きだから、要するに原作アリというのは良かったり悪かったりだなと思いました。（結論が適当） 他にも東京ミッドタウンが混みまくりで何がミッドタウンだ中町じゃねえかと思ったりしていますし 巷で人気のひこにゃんですがむしろ彦根の殿様のほうが可愛いと思ったりもしています。 「これはよいにゃんこじゃ！」 猫でいいではないか殿。 「かぶととかたなをさずける！」 猫に何授けてんだ殿。 もしかしたら最近殿萌えなのかな。殿。殿キャラ…捲簾かな。信長風味で。 でも捲簾が「よいにゃんこじゃ」とか言ってたら後ろから殴るかもしれない。 ■風林火山 何このホモドラマ。やばくない？何、何あれ、何起こってるの何が何が何。晴信と勘助が温泉に浸かってて唐突に「どこが好きじゃ」「は？」「どこが気に入った」「…目でございます、何もかも見通されるような眼光が」「ばーか儂ではない孫子のことじゃ。気色の悪いことを言うな」おまえ裸で目キラキラさせてずんずん迫って引っかけた挙げ句ばーか？てか晴信はどこまで勘助が好きなんだ。いつそんなに惚れたんだ。勘助の悪口言った奥を叱り飛ばすわ勘助の座右の銘を旗にして嬉し泣きさせるわ（泣きすぎ）いやもう平蔵もやばい。勘助のこと好きすぎ。何？何？監督、ちょっとここらで女子やら腐女子やら呼び込もう的流れなら余計なことしないほうが視聴率維持に効果的だと私思う！そんな演出いいから今からでも由布姫取り替えてください。 20070401 取り急ぎ 紙に西国様のスペースＮｏ．UPしました。スパコミ委託していただきます。 イベント前に通販一旦止めますのでよろしくお願いします。 それだけじゃなんなので嘘でもつきます。 「もう貴方なんか大嫌いです！」 「はいはい」 「残念でした悟浄！12時過ぎてますよ！ほら、もう2日ですから！嘘じゃないから！」 「さて歯でも磨こう」 きー！ |