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20090929 機械連邦会議



八番町天粋屋の続き。この後八が斧持って捲簾をぶっ壊しに行きます。
ロボットと人間の話って皆好きだと思うんですが
※1/私がそうだから皆そうといういつもの思い込みによるものではなく漫画や小説や映画やゲームで数限りなく扱われているテーマだから需要があるのだろうと推測した訳です。
※2/ちなみに八番町は天が死んだ捲のロボットを作ろうとするのに八が反対し浄は静観する話です。
突き詰めていくと必ず機械に心が生まれるかという話になって、大概は生まれるという結論になる。人類の夢だから。そうあって欲しいから。そうでないと哀しいから。しかしそうだろうか。機械に心が生まれるだろうか。もっと言えば、機械に心があろうがなかろうが、あるように見えれば関係ないのではなかろうか。対人間でも思い込みに頼るところは同じじゃないだろうか。しかしそうなると人間が人間である意味はどこにあるんだろうか。何故機械を人間の形に作ることにこだわるのだろうか。それを考えさせるのがロボットの一番大きな仕事といえるのではなかろうか。

私の好きなロボット漫画。小説は星新一以外思いつかないから!
●ライチ☆光クラブ/古屋兎丸+東京グランギニョル
ロボットの純愛は勿論臓物好きにもオススメ。血と臓物の嵐。

●夢見る機械/諸星大二郎
周囲の人間が次々ロボットとすり替えられていくSF。すり替えられたい。
●ドラえもん/藤子・F・不二雄
ドラがロボットだと思い知らされるシーンの切なさといったらもうもう。
●サフラン・ゼロ・ビート/高河ゆん

マスター死ぬとこで泣いた。医療ロボットというのも萌える。

●Dr.スランプ/鳥山明

アラレは首が取れるのにロボットだとばれない。みんなそういう人間もいるんだろうと思ってる。凄い。

20090926 貴方の上にも降ればいい

単行本発売延期告知は先月のゼロサムに載ってたんですが
あまり…というか全然驚かなかったので日記に書かなかったら知らなかった人多かったみたいで
じゃあ書けば良かったと思ったので書くけど、明後日のゼロサムで悟浄インタは落ちたらしいです。
しょんぼりなことばっかりで私のHPは赤字表示です。次食らったら死ぬレベル。
HPってホームページじゃないよ。
はっかいピンチでもないよ。
最近の楽しみは魚捌くことです。楽しいも楽しくないも食いたいから捌いてただけなんですが、次第にテンションが妙に上がる趣味になってきました。初めはアジから入ったんですが大きさが物足りないので血も内臓もごぼごぼ出てくれる鯖が一番のお気に入りです。あんなに楽しみにしてた悟浄に会えなくなったと知った今、私のテンションをあげてくれるのは鯖だけです。
もう11月売りで悟浄&三蔵誕生日おめでとう合同対談でもやって最後殴り合って終われば
新連載に勢いついてちょうどいいじゃない!

■乱反射/貫井徳郎
ひとりの子供が事故で亡くなり、その死を突き詰めていったら「みんなで殺した」ことになってしまったという話。みんながやったことというのが何の関連も深い意味もない些細な、でも褒められはしないようなことで、その自分でも悪いと分かってるけどこれぐらいいいじゃんと軽い気持ちでしてしまう具合や登場人物の自分勝手さ具合がリアルすぎて読んでる間中鬱々しました。生きるのが嫌になります。
■きのうの神さま/西川美和
僻地医療がテーマの短編集で、映画はまだ見ていませんが「ディアドクター」も収録。個人的にはこれが一番好き。映像でもそこを切るのかとかそこから見るのかとかいちいち驚いたんですが、小説も派手な展開や変わった形容はないけど要所要所はっとさせる切り方がこれみよがしでないセンスを感じて凄く好きです。何度も書くけどご本人も超可愛い。神様は人に二物も三物もお与えになる。
■トンコ/雀野日向子
主人公が豚です。極普通の豚で、何か喋る訳でも突拍子もないことする訳でもないんだけど、だんだんだんだん動作のいっこいっこが目に見えるように愛おしくなってきて、すっかり豚萌えしたところで突き落とされる。角川ホラー文庫だけどホラーではないです。でも一緒に入ってる短編は爽快にぐちゃみちょなので油断してはいけない。
■この胸に深々と突き刺さる矢を抜け/白石一文
週刊誌の編集者が事件に巻き込まれる本筋は面白いんですが、合間合間にこの男の自分語りが挟まれるのがうざいの三文字で済まない。政治だの哲学だの宗教だの恋愛だのセックスだの引用まみれで語りまくり、しかもそこがなくても全然困らない。小説を書いてることを途中で忘れてエッセイでも書き出しちゃったんだろうか。それともこれは小説ではないのだろうか。胸に突き刺さる矢とやらを何度も刺し直して一刻も早く黙らせたい想いで胸がいっぱいでした。上下巻もいらない。
■金のゆりかご/北川歩美
天才児を育てる保育システムに入れられた子供たちが発狂した?事件を軸にしたミステリー。二ノ宮知子先生が天ファミで「天才児を好きになる大人なんかいない」と天才同士が話す場面を書いてたんだけど、確かに天才児に興味は持ちこそすれ誰も好意はもたない。自分より遙かに頭のいい子供と誰も話したくない。親だって自分を見下す子供なんか可愛がらない。頭がいい人間が孤独故に選民意識を持つのは当然か否かを考えさせられて凄く興味深いし、事件の真相も二転三転で(五転ぐらいする)面白かったです。


20090921 楽しませてくださいね

八戒様々お誕生日おめでとうおめでとう!早く30になぁれ〜!
男は誕生日を教え合う習慣がないので、知り合ったかなり後で悟空が拾った雑誌を捲って
星占いしようぜ〜と言い出すまで全員知らないと思います。
というかあのふたりは同い年ってことも随分長い間知らないままのような気がする。
どっちも向こうが年上と思ってそうな気がする。
で占ったはいいけど先月の運勢だったりする。
でもそれなりに盛り上がったりする。
仲良しな御一行。

20090917 月を懸けた男

今月のWARD。
アニメイトで買ったら師匠のカード的なものがついてたんですが、そのせいで思いっきり表紙が見えない状態で売っててこれはありなのかと思いました。
掛け替えカバー最高ですね外伝4人が本編ノリで新鮮だ素っぽくて超可愛い捲&悟空側が表紙なんだびっくりだなどと説明してる時間も惜しい光の速さで掛け替えよう。ナタクはナタクだと分かってるけどあえて誰だ。
異聞自体は初回だから何とも言えませんが、普通に面白そうだし、師匠は飄々としてるし、待覚が生きてて嬉しいし、桃たんひとり雑魚に一目おかれてるらしいのが萌えるし、玄灰も可愛いし、誰かと誰かを彷彿させる青藍&道卓もベタなコンビっぷりで今後が楽しみですが
光明三蔵より玄奘三蔵をなんとかしてほしい
想いが邪魔して浸りきれないので早く12月が来て欲しいです。
こんな厳しい修行をくぐり抜けたとは思えないのに待覚大僧正にタメグチききやがってあのたれ目!
勿論リロブラ早々三蔵は名誉挽回してくれると信じていますが
三蔵のカリスマあってこその真下正義、訳してスピンオフじゃないの。
三蔵抜きには最遊もないし異聞もないんだから、輝かしい光明の弟子としても、そして悟空を守り抜いた金蝉の来世としても、せめて顧みてひとこと謝る度量ぐらい欲しい。というか無いと困る。事実困ってる。
三蔵、かっこよくあってください。
インタビューで謝って終わりとか無しだぜ…いやそれでもいいからお願いインタビュアー!


20090908 気配を抱いて眠る


今年も月見バーガーがうまい!
毎年秋の訪れは月見バーガーで知る流れになっています。大人なのに。
しばらく御大出てきてくださらないがお元気なんだろうか。とても心配。
御大といえばぱふの御大特集の感想は特になかったんですが、気になったことでも。
新章の略称はみんなリロブラと言ってる
え、知りませんでした。リロブラ。逆だとラブロリで大変まずいですね。
悟空のキスシーンが賛否両論
Oh…!これは本気で意味が分かりません。あの世紀の名シーンの何が否なんでしょうか。どこを否なんでしょうか。
私的にはリロ中最大のときめきシーンでした。萌えシーンは橋の上に譲ります。贔屓です贔屓。
ああ〜でも八戒がばん!てして蔦ぎゅん!も捨てがたい!あれは凄い。萌えに打ち倒された。
まさか悟空ファンの方が「私の悟空が女とちゅーした」とか怒ってるのかな。まさかまさか。私など悟浄が最近まったく女を押し倒したりキスしたり本気出して口説いたりゴムの封切ったりしてくれないことに悶々してるというのに、悟空は19にもなってキスもしちゃダメなのか。女と絡んでこそいい男度UPではないですか。それとも私が思いもつかない否な理由があるのだろうか。
悟浄はまだしも捲簾なんか元帥やクマと絡んでばかりで全然女と遊んでくれない。女と同じコマにさえ入ってくれない。暴れん坊とまで自称するなら天上の蟻では軽くベッドシーンぐらい披露して欲しい。そこに元帥が書類持って入ってきてもお構いなしに女放置でそのまま打ち合わせだ!かっこいい!
「じゃあそういうことで」「ていうかパンツはいてください」「いやこれから2戦目だから」「いやもうとっくに女性いませんから」「あれ?じゃあ代わりにおまえ」「失礼します」
邪魔しておいて相手もしないとはとんだ副官だな。
まあ軍は男の世界だからしょうがないですね。(何その結論)

20090905 対人センサー感応スイッチ

今日スイッチを発見しました。
壁にあったんです。家の。壁に。
押してみたら居間の照明が消えたので、居間のスイッチであることが分かりました。
居間のスイッチは他の場所にもあるので、二つ目のスイッチということになります。
この家に住んで10年になりますが、そこにスイッチがあることにまったく気付きませんでした。
何かに遮られて見えない訳でもなくて、普通にテレビの横の見やすい位置にあるので、常時目には入っていたけれど意識しなかったということです。そういうこともあるのだなと思いました。
というか10年間そのスイッチを一度も押したことがない訳ですから
そのスイッチは明らかにいらないスイッチということになります。
洗面所のスイッチは押しすぎて壊れて修理してもらって「寿命です」と言われたのに、その一方で一つ屋根の下に何のためにスイッチとして生まれてきたのか分からない、今後もまったく押されることなく必要とされないまま朽ちていくだろう哀しいスイッチがいる。
スイッチでこれなのだから人間なんか言わずもがなです。
でもスイッチとして生まれ、そこにいる、それが真実。
人が哀しい運命を前にして神を恨むようにスイッチは…
設計士を恨んで欲しいです。住民を恨まずに。