DIARY TOP
20100927 秘すれば花



いやぁ!昨日の!龍馬伝!凄かった!なんだあんなに高杉かっこよく描いて何のつもりだ恥ずかしい!
先週の「高杉が砲弾の中を三味線持って歩いてる」予告である程度覚悟していたのに仰天した!
なんか新選組でいうところの沖田みたいなノリですね高杉。
でも木戸さんともっと絡んで欲しかですたい。早くしないと死んじゃう。
昨日はカリスマドッグトレーナーのシーザーさんの番組も延々観ていて超面白かったです。悪霊が取り憑いたモンスターみたいな形相で泡吹いて襲ってくる犬を一瞬でびっと黙らせる様が素敵すぎます。
「はい、もう僕が支配しましたから大丈夫です」
もう支配しましたから!もう支配!犬だけじゃなくバカ飼い主ごとばしばし躾けるところが萌える。
八戒はカリスマドッグトレーナーになったらいいんじゃないかな!?
SPARKのスペースや本のことなどを更新しました。再版しますのでよろしくお願いします。
再版したら3冊でも4冊でも買うからねってフォームくれた方よろしくお願いします。
ラインナップが外伝寄りなのは、外伝スペースだからです。
明日のゼロサムがあれなようなので最遊サークルさんが新刊どかどか出してくれますように!


20100921 千の仮面を持つ男



八戒様々お誕生日おめでとうおめでとうこの何しても許される王め!超おめでとう!
悟浄に甘いお祝いを言われて「やだぁごじょうったらー!ありがとうございますー!」どーん!
崖から突き落とすなよこの野郎。武闘大会で場外まで吹っ飛ばすなよ!
躊躇いもなく顔殴るなよ!単独行動ぐらいでキレて腕折るなよ!暴走したからってなぎ倒すなよ!
痛いふりして頻繁に呼びつけるなよ!夜中に油モノ大量に食わせるなよ!
自分は結婚するけどおまえは独身を貫け
と強要するなよ!いやちょっとぐらいはいい!ほどほどに!しかしゆるぎなく!
誕生日!八戒様々!笑顔笑顔!と思って描いたら勢い余ってカフス取れました。凄い楽しかった。
牛魔王倒して妖怪暴走事件に決着がついたら八戒は制御装置外して素で暮らせばいいよ!
「本当は僕、9月21日生まれじゃないんです。貴方に拾われたのが9月21日だったからそれが僕の新しい誕生日かなって…」ってもじもじ言ってみたら
痛い重いきもいとどん引かれて「嘘!嘘です!」と撤回する羽目になればいいよ!
私の人生に降臨してくれてありがとうございます。ありとあらゆる意味で愛してる。
八戒は決して敵じゃなく仲も悪くなく、でも適度に距離はあり、たまに会う他人として身近にいたら面白いだろうな。八戒を安全地帯で悠々と鑑賞して楽しむのに一番いいポジションは悟空かな。
振り回されて手をやかされたと思ったら口うるさく干渉されたり不良園児呼ばわりされたりしていろいろ大変な悟浄や三蔵を尻目に八戒にメシ作ってもらって食って寝るよ!おまえら頑張れ!的な。
もしくは悟浄行きつけの酒場のマスターになって悟浄から八戒の愚痴を聞いて
へぇ大変だねぇ〜でも愛されてていいじゃない、大事にしてあげなよ?ってにこにこしたい。
で、たまに八戒が店に来たら速攻言いつけるんだい。

20100915 傷とクリーム



若悟浄のつもりがいつもの悟浄。
若悟浄オプション(荒れてる+常に怪我+高露出度+髪縛る)は(御大に)寵愛されてる感がしてとても好きです。
もう見れないかなぁ。ついでに鷭里にも会いたいなぁ。
高●先生のピンナップで八の扱いがあんまりだと聞いてたんだけど、別に気にならなかったです。
悟浄も似たようなもんでした。ふたり一緒なら許せる。悟浄ひとり冷遇でも許せる多分。悟浄と悟浄ファンは強い子。
ただ高●先生は「周囲から八戒ファンだと思われてるけど三蔵ファンです」って主張してたじゃないですか。
私もオフロードの八戒冷遇漫画を見るまでは、先生は一行の中では八が好きに違いないと信じて疑わなかったし、皆もそう思ってた訳です。先生の漫画を何十年も読んできて、自信を持ってそう思った訳です。
ということは高●先生のファンの八好き率が高いってことにならないだろうか。
つまりご自分のファンのためにも八を冷遇しないほうが良いんじゃないだろうか!?
おがきさんちの三蔵、悟浄とふたりで五日間テントで過ごして「快適」とか凄いな!

20100906 おまえなんか爆発しろ

某さんにリクエストもらって天蓬も髪伸ばしてみたら
予想通り気持ち悪いと言われて終わりでした。
何故分かってて描かす。

SPARKは外伝本になる予感。(出れば)
そういえば聖椰さんも出す前に「気付かれないかもしれない」って言ってた!と思い出したんですが、BUZZ3の八と浄のバイト先はそれぞれビズの斉藤と美柴と一緒なんです。

超どうでもいいことですが八のバイト先に来てるお客さんは打ち合わせ段階では斉藤くんでしたが眼鏡描き忘れてもう誰でもいいやみたいになってしまいました。

もしかして皆ほとんどビズ読んでらっしゃらないのか…!
でもそれ言ったら最遊ファンでも本編か外伝のどっちかしか読んでない方もいらっしゃるし、今は異聞単体ファンとかもおられますよね。これはしたり。
Wパロまでやっちゃって御大に申し訳が立たないのでビズを強力にお勧めしておきます。
面白いよ!中条さん萌えるよ!私はパイロット版のほうが3人が既にはじけてていかすのでお気に入りですが、中身全然別なので皆どっちも読んだらいいです。
問題は続きが出そうにないことだけど外伝なんか再開だけで3年以上待ったからね…
鍛え抜かれた鋼の忍耐力を持つ御大ファンには屁でもないんだからね…。

そういえば録画失敗した先々週の龍馬伝は無事再放送で見ました。
桂さんっていうか木戸さんが意外と聞き分けがよくて残念だった。もっと駄々こねろよ。
龍馬の「長州が可哀想じゃないか!」が聞きたかったのにな…。でも真木さんいい胸。

20100901 なんて男に育ててくれた



4人が髪伸びた時に面白かったから捲簾を伸ばしてみたらわりと普通でした。
なんだこの男全然面白くねえ。むしろこれぐらい伸びてくれたら描きやすい。
でも描いてから思ったけど今のほうがセットに時間かかってるかも。
あれワックスで毛束作って全上げしてから前髪落としてますよね。よく分からないけど時間かかるよね。胸開けるから胸の手入れもきちんとして髭も剃って眉は勿論睫まで綺麗に手入れして爪と刀研いで靴と銃磨いて軽く朝練して天蓬の様子見て朝食とって9時から通常勤務開始として何時起きだろうかこのおっさんは。
もしかしたら実家で大型犬飼ってて兄弟と交代で朝の散歩までしているかも。
あ、してそう。

月見バーガーは今年も美味しいです!1年ぶりに貴方に会えて嬉しいです!
が秋の気配は一向訪れずゼロサムは全落としで悟浄に会えないし大スランプで原稿手つかずだし仕事はトラブリングだし先週龍馬伝撮り損ねたし自宅にある幸福の木が太陽からの熱線で葉っぱ焦げて落ちたし月見だけでは私の心は支えきれない、やばい暑い泣きたい。
そういえば代表監督のザックさん、予備知識が全然ないんですが見た目は素敵な校長先生のような風情で、可愛いオヤジさんじゃんとうきうきしてたら大黒が「穏やかで冷静でジーコみたいな人です」などと爆弾発言しやがり、このくそ暑いのに人の萌えぶち壊すような奴は八戒様々の生誕祭に向けて心身清めるべく滝にでも打たれてろと思いました。

最近読んだ本。
■ゲゲゲの女房/武良布枝
面白かった。ドラマはかなり忠実です。結婚式で義手がぶつかるシーンはドラマでも印象深かったけど文章でもいい。この本のテーマは「終わりよければすべてよし」で、見合い結婚が当たり前の時代に会って5日で結婚して大変だったけど結果的には良かったという話なんですが、結婚してから愛を育むのは勿論ありだけどそれはそれとしてこの時代の恋はどこにいったんだろう。水木先生は友達にいたら面白いけど結婚はしたくない。
■パスタマシーンの幽霊/川上弘美
短編集(22本も入ってます)。この方の人物描写は凄い。人間を、というか生物を訥々と懇々と撫でるように説明してあって、話によってはストーリーも何もなく人物描写だけで終わってるんですが、丹念に描写しているというその行為自体が問答無用に好意的というか、それがどんなに嫌な人でも、何でもない人でも、その人に触れたことが物語としてきっちり心に残り素直に人が愛おしくなります。「銀の指輪」と「ほねとたね」が好き。
■夜行観覧車/湊かなえ
高級住宅街に隣り合って建つ崩壊寸前の家。よくある話でつまらない。「告白」ではアホな子供を大人舐めんな的に叩きのめすのが爽快だったのに、今回はアホな子供がアホなままです。ただむかつく子供を書くのは巧い。ほんとにむかつく。最初に出てくる悪役なおばさんが、読み終わってみたらいつの間にかかっこいい人っぽくなってたのが唯一面白かった。
■廃墟に乞う/佐々木譲
休職中の刑事が活躍しちゃだめなのに大活躍する連作。相変わらず必要以上にハードボイルドな主人公がかっこいいです。一般人に寄ってたかって慕われ上司には煙たがられ、心に傷を負っている。まさに男の浪漫。このジャンルの人は男に惚れ込むぶん女性を描くのがいまひとつだったりするけど女性も素敵。
■回転木馬/柴田よしき
失踪する理由がまったくないのにある日突然行方不明になった夫を10年間探し続ける奥さんが主人公で、その間に複雑な人間関係が絡まってくるんですが、「夫は何故失踪したのか」が最大の謎であろうのにこの展開で記憶喪失を出すとかありえんばい!


ゲゲゲの影響で水木先生のみならずつげ先生の漫画まで全揃えし始めました。
学生の頃に読んだ時はそうでもなかったのに今読んだら「ゲンセンカン主人」がたまらない!
「前世がなかったら私たちはまるで…」
のくだりが好きで好きで何度眺めても飽きません。