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20130328 光を撒き散らす



今月のゼロサムは最湯記の人物紹介的トレーラーまんが。
ひさしぶりの中条さん!嬉しい!さらにたった1コマで伝わる捲簾の痺れんばかりのかっこよさ。
自分の父親と自分の息子の不仲を放置して真ん中が抜けるとかな!早く帰国してあげて!
ていうか何故他作品から中条さんひとり玄奘一族の血筋のど真ん中に入り込んでいるのか。
中条さんと捲簾を兄弟にする
ことにある種のこだわりがあったのではないでしょうか御大大好き。
捲「ほーらおじさんですよー」
中「伸兄って呼んでねー」

な流れで甥っ子たちに伸兄呼びさせた的な流れだったら如何にも捲簾の弟的な萌える。
いつもややこしくなるのですが、八戒は悟浄の義理の叔父だから他人ですよね。
でも悟浄は花喃の血をひいてる訳で萌える。
謎の遺影ポーズを取る花喃は仕方ないとしても金蝉を故人にする必要ないんじゃと思うけど、悟空との関係性の問題でしょうか。それとも進行形でホモはまずいのか!パラレルなのに切ないな。
金蝉と三蔵で子供作ってるんだから別に捲簾と天蓬で子供作っててもいい気がするけど
このふたりじゃ洒落にならないので各方面に気を遣ってくださったに違いない御大大好き。
最遊関係ないけど最近ストプラの恒さん萌えも激しいです。
なんて可愛い人なんだ…悟浄のコスプレしてくださっただけある…。

20130325 血脈をたどって



先週から何故かFF12をやっています。
なんでやってるのかというとFF本に誘われてたからです。
結局企画が没ったのでただやってるだけになってしまいました。同人界にはよくあること。
しかしこれは凄い。FFを二度楽しむ方法発見。
西ダルマスカ砂漠で全員銃装備でアースドラゴンに突っ込んだ時の第一小隊気分は異常。
いや本当に!冗談抜きにこれはかなり!いいですぞ!
踏みつぶされそうになりながら足下でぎゃあぎゃあ逃げ回ってたら平田声のイケメンが撃ちまくって援護してくれ、倒すと砂嵐が止んで突き抜けるような下界の青空が拝めるのでますます盛り上がります!
母さん…空があんなにも蒼い…!(宋公ごっこ)
ここは回復も魔法に頼ったりせず「ぶん投げろ!」でポーション投げつけて凌ぎたい。
ちなみに銃は回避率ゼロなのでタゲられると高確率で戦闘不能ですが、デコイでバル様狙わせて背後に逃げ「マジかよ…」(平田声)を堪能してからフェニックスの尾ばらまいて恩を売るのも乙なものです。
日本刀はドラゴン相手では火力が足りないので帝国戦での起用をおすすめ。
追っかけてくる山のような軍人相手に全速力で逃げ回り、追い詰められた途端向き直って刀で突っ込む時の元帥気分がこれまた異常。楽しい!怖い!すごい怖い。元帥凄い。
今見るとバルよりオヤジのほうがイケメンですね。
あの親子、どう見ても息子のほうがオヤジをより愛しているよね。

20130318 蟻地獄へようこそ

春コミお疲れ様でした!
拙宅にお寄りくださり拙い本を手に取ってくださった方々本当に本当にありがとうございました!
皆センスいいなぁ…字も綺麗だなぁ…普段きらきらしたものに触れあわないので心身洗われます…。
私自身は皆に会えてしゃべれてすこぶる楽しかったのですが、サークル的にはいつもの春コミ(閑散)のノリで行ったら数を読み違え、再版本があっという間に消えたのに家には膨大な在庫箱、分厚いし邪魔だしどうすればいい…何を憎めばいい…過去か自分自身か…。
「せっかく持ってきたんで」と本もないのに差し入れもらってしまった時にはわりと本気で死のうかと思いました。私は強盗か。わざわざ足を運んで頂いたのに本当に申し訳ありませんでした。テンパって不手際があった方にも重ねてお詫び申し上げます。ご近所サークルさんや遊びに来てくれた友達を次から次へと手伝わせ生まれてすみません。今回ポスターがあったけどなんとまえりさんがデザインしてくれたんだよ〜そしてパンチさんが刷ってしかもスタンド貸してくれたよ〜おんぶ&だっこ!いつも思うけどLychee様方の包容力は異様です。ものっすごい優しいんだ…でも隣は戦場だったからあまり喋れなかったぜ…。
言われるまで気付かなかったのですが15日に「しばらくイベント参加がない」って書いたのはスパコミ取ってないから間が空くよという意味で、今後の予定がゼロとかではないです。
夏コミの申し込みはしてあります。落ちたらゼロですが…。
それでは反省しつつ戦利品読みつつ差し入れを堪能しつつ八戒を応援する作業に戻ります。


20130315 取り急ぎ


くっそ日が変わってしまった微妙に取り急いでしまったくっそ!くそくそすみません!
取り急ぎ日曜日!春コミです!
この後しばらくイベント参加がないので、お時間に余裕ございましたらトイレついでにお散歩ついでにお花見ついでにぷちのついでにお暇つぶしに通りすがりに迷子のついでにふらっと寄ってくださると私がとても嬉しいです。
基本スペに私ひとりなので、いつもに増して検算のお手伝いをどうか何卒よろしくお願い致します。
聞き飽きたと思いますが私は決して言い飽きない!
お友達から預かったお買い物リストが凄いことになってて大急ぎの方は特に!急いでる時こそ落ち着いて!てのひらの中身(お釣り)を確認して!大事に握りしめて!決して離さないで!夢を諦めないで!
天気は良さ気ですが春の気候は不安定なので遠征の方は特に気をつけておいでください。
ひさしぶりに皆様にお会いできるのを楽しみに楽しみにしています。

最近読んだ本。
■64/横山秀夫
読んだ後面白かった!と叫んだぐらい面白かった!主人公は警察の広報官で、マスコミと刑事部の板挟みで終始きゅうきゅうしてて読んでてしんどいんですが、14年前の誘拐事件通称「64」と並んで様々な事態が畳みかけるように起こり複雑な人間模様が波紋のように広がり主人公がその都度小解決を試みてくれるので小刻みに痛快だし、話が最初から最後まで怒濤の勢いで疾走するスピード感臨場感たまらないです。事の真相が分かった瞬間のカタルシスも凄い。650ページあって腕痛いけど大満足。三上と二渡さんの仲が気になります(腐的に)。
■ハピネス/桐野夏生
ママ友の話は何冊か読んだけど全部話が似てて、特に桐野さんだからどうせママ友派閥が拗れて子供同士が険悪になって意地とか見栄とか交錯して不倫とかデマとかお受験戦争で足引っ張り合って主人公が心病んで誰か叩き殺すんだろう!?と思ったら、最初クズだった主人公が吃驚するほど成長するわそこまで酷いママ友もいないわ爽やかに前向きに終わるわで仰天しました。あれ…なんか…良かったね!でも悪者扱いになってるいぶきちゃんのママは何ひとつ悪いことしてなくない?やっぱり酷くない?
■空白を満たしなさい/平野啓一郎
家に帰ったら3年前に事故で死んだことになってて他にも生き返った人が何人もいるというミステリーなんですが、ストーリーより作者がこの小説の後に新しい人間観について本を出すに至るほど挟まれる哲学談義のほうが面白く、外に向けた犯人捜しが結局自己探求に向かう展開は好き嫌いがあるかも。主人公は「自分は自殺したのかもしれない、駄目な人間だ」と悩むんですが、生き返った仲間が返す「人間が生きている間にする、数え切れないほどの行為の、たかだか一つじゃないですか」は深く考えさせられました。確かに最期さえ立派ならその人の人生全体が立派ということにも、逆にもならないはずなのに。僭越ながら平野さんは本や章のタイトルの付け方が下手で損してるんではないだろうか、これじゃ自己啓発本のようだ。あ、それであってるのかな。


20130302 空よりは近い

神を更新しました。
改宗か。
紙を更新しました。なんと新刊が出ます。奇跡。改宗しない。
本人も9割方出席できます。ライチ様がお隣なので困ってたら見るに見かねて助けてくれるはず!良かったら遊びに来てください。
58オンリーのすぐ脇にはみ出てひっそりしています。全然寂しくないぜ。孤独には慣れている。
それはさておき悟浄ですけど何度読んでも悟浄の、八戒への対応の仕方が素晴らしい。
私は悟浄ファンですが、主に八戒に対峙する時の悟浄のファンなので、遠い目で棒読みで訳分からんこと言われて明らかにただごとでないのに
貴方の言動が普段の貴方とかけ離れていることにより私は貴方のことを心配していますという意味のことを何の嫌みもなくそのまま返すあの返し方、まさに、なんだ、いい奴。あの人は本当にいい人。顔も中身もイケメン。
特によくブレる八戒に対しては何のフィルターもかけずそのまま返す、しかもあのフォントで健やかに返す、あれでこそ悟浄、理想の悟浄。根は素直で、人生に対して常に誠実で、なのに負方面での人生経験は豊かだから拗くれたり歪んだ人間や物の見方にもきちんと真の理解を示せる、押しつけず、否定せず、空気を読んで三蔵には三蔵への、悟空には悟空への、相手が求める対応の仕方を計算ではなく自然にできる。八戒の前では妙に穏やかで素になるのは八戒がそう望んできたからで、その悟浄に対して八戒は隠し事をしており、自分が話を終わらせれば悟浄はそれ以上突っ込んでこないことも知っていて問題を先延ばしにしており、おそらく八戒は一秒ごとに苦しくなって次号が楽しみです。(唐突な終了)
悟浄について語り出すとオチもボケも出ずクドいだけなのでほどほどにしないといけない。

ところで「俺たちの勲章」っていう1975年のドラマの再放送を観たんですが
1975年当時にすでに腐女子だった方に、このドラマをどう思ってたか心底聞きたい。
あ、第1回コミックマーケットが開催された年だ!微妙だ!でもいたはずだ!
刑事のバディもの、問題刑事の元に相棒が赴任してくる、勿論最初は激しく反発、徐々に理解が深まる、周囲からは厄介もののコンビ扱い、上司には嫌われるが別部署に味方もいる、片方は美人に弱い、片方は死体に弱い、片方は銃が嫌い、ふたりの行きつけの店がある、相棒の失態を励ます、相棒の身内が犠牲者に、思いやったが故のすれ違い、喧嘩、相棒のせいで負傷、相棒の暴走を制止、コンビ解消の危機とバディもののお約束がこれでもかと盛り込まれててバディ好きには面白く、ついでに犯人役で水谷豊が二回も出てて、水谷さんは「相棒」でこれがしたかったんじゃないのと勘ぐるぐらいでしたがそれどころではない。
松田優作と中村雅俊のいちゃいちゃ具合がおかしい。
ふたりで!歩きながら喋ってて!片方が振り返った途端!ぶつかってちゅーしちゃうとか意味が分からない!電車乗ってて!向かい合って立ってて!電車が揺れてちゅーしちゃうとか何それ!意味が!何?何で?どうしてそうなった?それとも70年代ではごく普通の描写だった!?そんで最終回が「別れ」です。ふたりの。「元気でな」って別れる。その後ひとりで号泣。今やったら絶対腐狙いとか何とか叩かれそうだーいい時代だ70年代は…ファッションとかかっこいいし、煙草天国が過ぎます。無言で煙草に火をつけ合うという男の友情文化が嫌煙のせいで潰されて悲しいので御大はどうか頑張ってください。
にしてもなんで皆必ずマッチで火つけるんだろうと思ったら、いわゆる100円ライター普及が70年代後半でした。つまり外伝世界が1970年代後半として本編は2480年ぐらいですね。
未来が明るいです。