20180723 相棒のいいところを3つ言わないと出られない部屋 人間に対する形容がおかしい元帥。 ちなみに部下にも「従順そう」とか「長持ちしそう」とか言って無駄にビビらせるので 「素直なところを褒めてるだけで調教とか企んでねぇから」 「タフだって言いたいだけで部下を使い捨てる奴じゃないから」 大将がフォローに忙しい。 紙を更新しました。何事もなければ夏コミは新刊2冊です。 1冊目を早く入れすぎて何を描いたか忘れてしまい表紙の背景の丸いのがかぶってますが気にしないでくださると私の心が助かります。 あと、これが有益な情報となることを祈りますが今月のゼロサムは発売が1日早いです。 あと、誰もがご存知の情報ですがクソ暑い。 音楽専門チャンネルは夏に聞きたい夏ソング特集☆でいっぱいですけど 夏に夏ソング聞きたい? どうせ夏なんだから夏を素敵に見せる需要はよく分かります。でも太陽ぎらぎら小麦色の女神と海でパリピがウェイ系って余計に暑い、そういうのはいっそ冬に聞きたい、今は雪とか氷とかホワイトなんとかとか凍える曲が欲しい。 粉雪で心まで白く染められたいし生まれた街のあの白さをあなたにも見せたい。 ニュース見てたら熊谷の方々が 「今日は風があるから過ごしやすい」(※41度) 「慣れました」(※41度) とか言っててかっこいいにも程がありました。 既に生き残りに向けて進化しつつあるんじゃないだろうか。 人類として強く励まされます。 20180716 めまいのあまもり あくまで推測なんですが一番暑いのって7月じゃないかな。 ここ数年、夏コミで36度とか37度とかないじゃないですか。皆無ではないけど。 つまり今が一番暑くて、ここを越えたらもうこれ以上はないんじゃないかな。 とでも思わないとやってられないんじゃないかな。 『雨が降ると君は優しい』ってドラマがあって ドラマの内容はさておき某さんとタイトルが58ぽいって話になり 「雨が平気になったら悟浄が構ってくれなくなるのでは…と身勝手に揺れ動く八戒の繊細な心理描写がなされるやつやん!?実は雨が降ろうが降るまいが悟浄はずっと同じように優しくて雨関係ないんだけど、雨のせいで悟浄の真の優しさに気付くのが遅れたので未だに八は雨が嫌いという締めで。いい話だ…悟浄の優しさが伝わる…」 「加藤さん、雨が降ると八戒が花喃のこと思い出すから悟浄の機嫌が悪くなる『雨が降ると君は冷たい』的な展開はどう思う?」 「え、ただでさえ雨で鬱ってる時に?悟浄ひどいな」 「貴方が描いてた話なんですけどね」 ひどいな。 ■湖畔荘/ケイト・モートン 上流階級のお屋敷だった「湖畔荘」で弟が行方不明になった少女の話と、70年後に謎を追う刑事の話を現在と過去を行ったり来たりしながら進む、世代をまたぐ浪漫サスペンス。壮大で面白いけど情景描写がやたら長く、少女が右から左へ移動する間に木漏れ日の形とか空の色とか草の匂いとかふとした回想をいちいち細かく、美しく、情感たっぷりに差し込んでくるので話が前に進みません。普通の小説なら文章を堪能すればいいけど、真相は!犯人は!と思いながら読んでる時にやられると、木漏れ日の形そんなに重要!?もしや伏線!?ていうか何の話してたっけ!?となるのでなんとも悩ましいです。凝縮すれば1冊に収まりそうですが、上巻が緑、下巻が赤の装丁が美しいのでこれまた悩ましい。 ■ナミヤ雑貨店の奇跡 悩み相談にのる古ぼけた雑貨店が時空を越えるファンタジー。だいたいタイトルで想像できる感じの話ですが西田敏行のオーラがすっごい。存在するだけで泣けます。もはや日本のジェフリー・ラッシュ。登場人物も多いややこしい話を綺麗にまとめていて余韻も良いですが、なんか、言っていいか分からないけど林遣都は歌があんまりアレなのになんであの役にしたの。 20180708 審議に入ります 八戒てかっこいいですね。 ここ最近八戒めんどくせぇモードが続いてうっかり忘れてましたが、原稿中にヘイゼル編読んでたら腰が抜けるほどかっこよくて誰かと思いました。 「ジープ停めてくれはります?」 「できませんね」 の八戒最高…ええ〜かっこいい、ええ〜…たまらん… 「締め切り延ばせ?できませんね」 「面白いと思って書いてます?あぁ理解力に欠けてらっしゃるようなら結構です」 「いい歳して何やってるんです。ネットしてる暇あるんですか。いいご身分で」 「原稿しないならちょっとどいて頂けます?」 「夏コミ前日あたりまでこのまんまだったらどうしましょうね」 とか言いまくってくれる八戒原稿BOTはないのか。 かっこいいのに次巻では橋の上で勝手に新婚生活語って勝手に落ち込んで俯いちゃうの何、ええ〜健気アピールして失敗して悟浄に思いっきり甘えてくんの何…めんどくさ…八戒ほんと芸幅広すぎ…ええ〜… 悟浄は安定しててこまめにかっこ可愛いし普通漫画のキャラってそういうもんなのにあっちこっちに針がぶんぶん振れまくるの何なの…受なの攻なのどっちなの…。 八戒の口を悪くしてくれた点で、ヘイゼルには感謝してもしきれないんですが ライバルというには性格が純粋すぎて痛々しく、結局烏哭の玩具にされてる感があって複雑です。 もっと気持ちよく清々しい悪者が登場すると嬉しいんですが。烏哭でいいか。 あとこれ前から気になってたんですが、橋の上と同じ巻で悟浄と八戒が 「どっちだ!?」 「多分こっちです!」 ってやり取りしてます。この手の会話がちょくちょくありますが、不思議です。 気付いたら監禁されてた初めての建物で道順なんか聞いたって八戒が知るわけないんです。 何故か悟浄はいつも、知るわけない八戒に「どっちだ」だの「本当だな」だの詰問して、八戒も知るわけないので「多分」とか「おそらく」とか付け足しながら適当曖昧に断言し、そのとおりに行動してるんです。いつも。 このことから何が分かるでしょうか。 八戒に聞けば正解がもたらされると思っているなら悟浄はただのアホです。 が、正解がもたらされなくても八戒に結論を出させておけば間違ってても皆が納得するし、何より八戒が後で文句言わないという理由なら、さすが悟浄です。 ■W杯 人の心は傷つきやすいから刺激が強い言葉をマイルドに言い換えようという絶望先生のネタがあって「日本惨敗!」→「夢をありがとう」に言い換えてましたが、こんなに気持ちよく夢を見たことは今までなかったです。本当に楽しかった。こうなったらベルギーに優勝して欲しいけどモドリッチ好きだからクロアチアにも頑張って欲しいしイングランドvsフランスも見たい。結局次の監督は日本人がいいって話じゃないか?前にW杯で岡野がゴールはずしまくって、でも起用してくれた監督なら俺を庇ってくれるだろうとベンチ見たら「てめぇ殺すぞ!」と怒鳴り散らしてたので、点とらなきゃ二度と日本に生きて帰れないと思ったという話をしてたんですが、その瞬間の指揮官の想いが即、正しく届くことは結構重要かもしれない。 ■ラ・ラ・ランド 古き良き名画へのリスペクトを感じるいい映画だったけど主演!ブレードランナー2046の主演じゃないですか!(頭の悪い文章)全然知らなかった…ブレードランナーでは特にどってことない地味イケメンで人間味もなかったので、それは人間の役じゃないから当然なんですが、人間味溢れるこっちの役を先に見てたらちょっと感想が変わったかもしれないです。惜しいことをしました。最後のオーディションでのミアの歌に涙が出た。 20180701 八戒と悟浄と天蓬(最湯記15) 親戚もどきの擦れたおっさんたちにシモネタで弄られる若造あるある。 最湯の悟浄さんは「年下」どころではない若さなので良くも悪くも皆に可愛がられてはいるのですが、完全に対等に相手してくれてるのは悟空と(喧嘩してる時の)三蔵だけです。 この…永遠に追いつけない年の差と自分の若さに苛々する…鬱屈したこの…青い…なんていうの!可愛い!!! 最湯のもつ公式の力というものを振りかざして最大限に存分に徹底的に永遠に原作では失われた悟浄の若さと年の差設定をしゃぶりつくしていきたいですね! ときに物議をかもしてる日本代表のポーランド戦ですが、私自身は日本のサッカーがこんなことできるようになったのかと感動しました。進んでも敗退しても叩かれるなら進んだ方が良かったと思います。 でも海を越えて応援に行っていたら「セネガル戦にしとけばよかった」って思ったでしょう。 まぁしょうがないです。人それぞれです。 4年に一度の勝負ですからいろんなドラマがあります。ぶっちゃけ 絶対に先に進むという大きな使命を果たすために手段を選ばず賭けに出て、結果目的は果たしたけれど不本意にも大事な仲間に精神的苦痛を強いてしまった という西野監督の葛藤を思うと少年漫画の主人公みたいで萌えしかないです。 不本意にもボールまわしに徹した日本と、利害が一致したためにそれを黙って眺めていたポーランドの心境を思うとこれまた萌えしかないです。 両国の選手たちの間に、決して口には出来ず視線で交わした言葉があったのでしょう。 誰が何と言おうと萌えしかないです。 私の世界にはただいま萌えと暑さしかないですね。 |