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20210226 長い壁でもあれば

春ですね。(花粉がすごい)
入れ替わりネタってドタバタギャグの鉄板みたいになってるけど
現実的には周囲に内緒にしてやり過ごすとか普通に無理ゲーではないか。
私はフィクションに没頭して我が事のように思い悩むタイプのおたくなので、紋様事件の時には気持ちがすっかり八戒となり、親友に自身が気づいていない変化が起こっていて本来なら一刻も早く指摘すべきだが本人の気持ちと自分の保身のためにタイミングと言い方を熟考しなければならないというくそ面倒くさい悩みに一年近く取りつかれたほどですから、たとえあり得ない設定でもこうして引き込まれてしまうわけです。
何故私は最遊界一言動が理解できない人に感情を寄せる努力をしているんだ。
入れ替わってもお互い学生だったり個人情報を知ってる家族だったりするならともかく、大人で、職種が違うのに互いの職場に出社してなんとかするとか無理ですよ。自分の仕事でも穴だらけなのに相手が外科医とか航空パイロットだったらどうすんだ。鍵とか通帳とかどこ。持病の有無は。恋人との進展具合は。家族関係は。ライフラインの支払いは。各種パスワードは。おまけに周囲は知らないひとだらけ。こわい。私なら即日入れ替わりましたー!って宣言して大人しく病院で暮らしますよ。皆よく頑張れるな!
その点「天国と地獄」は刑事と連続殺人犯(仮)が入れ替わっているので片方は特に戻るメリットがなかったり、中小の管理職ではなく大企業の社長であるがゆえに優秀な部下がいてなんとかなる
※社長になったことがないので憶測でものを言っていますとこが説得力あってとても良いです。
入れ替わりネタを使うなら入れ替わり以外の本筋を作るか
悟浄&八戒や大将&元帥みたいに入れ替わっても日常まったく支障なさそう人たちで入れ替わって欲しいです。平和に。なんならセックスしてみて欲しいです。ついでに。
何故私は最遊界一言動が理解できない人に感情を寄せる努力をしているんだ。
最遊は別に誰かに感情移入するタイプの漫画じゃない、強いていえばもっとも人間的でまっとうな感情表現をする三蔵が一番理解しやすい気がします。主人公の三蔵目線で話を追えば素直に悟空が眩しいし、八戒=強くて頼りになるけどよく分からん人である。すごい。何の問題もない。
問題は三蔵が悟浄のことを、本心はさておき気に食わない奴≠ニ認識していることです。私が悟浄を気に食ってるのでそこは結構致命的かつ根源的な問題なのです。かといって悟空は要所要所では共感できるのですが、私などが心を寄せるにはあまりに強すぎ純粋すぎ背負ってるものの次元が違いすぎます。悟浄は論外です。悟浄目線で話を追ったりしたら悟浄を客観的に味わえないじゃないかよ。
というわけでもう消去法で八しかいないのです。
消去法とは決して消極的手段などではなく人類史が証明する理にかなった選択法であり八戒は私を物語と繋ぎ止め導いてくれるかけがえのない存在であるからそこのところをもっと自覚して親友を崖から突き落とし無駄に入れ替わらせるような訳のわからんことは金輪際控え早急に単行本の表紙になることを強く求めます。

■累-かさね-(映画)
魔法の口紅を塗ってキスすると相手と12時間顔が入れ替わる話。原作は化け物と言われるほど醜い女子と絶世の美女が入れ替わることで真の醜さや美が持つ強大な力を描き出す名作なのに、土屋太鳳&芳根京子って!どっちも美女じゃん!これじゃ可愛い女の子ふたりがちゅっちゅしてるのに萌えるしか手がないじゃん!大変!
■青天を衝け
主人公のことを周囲がよってたかって台詞で説明するのが気になります。「〜して欲しかったのね」とか「あんなに喜んで」とか見たら分かるじゃないか。せっかく演技してるのに可哀相。あとバイプレイヤーズで「1chはがちがちにスケジュール抑えてくるから出演依頼なんかきたら大変だ」「大河だ朝ドラだと偉そうに」と愚痴ってた役者さんたちがしれっと出演してるのがちょっと面白かったです。テレ東は自由でいいな。

20210220 血と夢

大将が来てから一気に気が緩んで元帥のやらかしが増えてたら可愛い(大変)。
一方大将は天界に生まれた瞬間から何もかもに絶望して荒れ狂っており元帥に出会ってから世界が希望の光に満ち溢れたぐらいの大変化を遂げているにも関わらず傍から見たらまったく同じなので誰も気づいていない。

20210209 底から光ってくるような


蔦大好き(諦め)。
妖怪はなんであんな長い爪で日常生活を送ってるんでしょうか。爪なんだから切ればいいのに。
ネイルやってる女子と同じで慣れたら何ら支障はないのだとお見受けしますが
たまにカフス外すだけの八戒には取扱いが大変だと思うので心配です。
なんで私は寝ても覚めても八戒の心配ばかりしているんだ。
ところで麒麟の最終回が本当に本当に面白かった。
「いろいろ言うたが気にするな」
冒頭からかっとばすやん信長様。
昔私が騒いでたREVOLUTIONという(ホモ)ドラマがこんな感じでした。
ラスボスはひたすら相棒で親友で一番の部下である主人公のために、主人公の住む世界の平和のために、良かれと思って必死で戦ってきただけなのに、何故かその主人公に離反されるっていう。可哀相。なんでこんなことに。
でも疲れ果てた信長を自ら眠らせた明智さんの最後の愛は伝わった。良かった。
妙に奥さんエピソードが薄かったのはこの愛を描くためだったんだ!
とにかく腑に落ちることばかりの最終回の見本のような最終回。
天海説かー!!!そっかー!!!だから菊丸がずっと家康と光秀つないで…あー!
そんで家康に麒麟を呼ばせ…あー!それを薄々察したからこその信長様の嫉妬…あー!
徳川と明智が繋がってたのは直虎でもあったけど、天海ルートだと秀吉と明智が繋がってた説のが多いので余計に予想できなかった。光秀が主役だからこそできるオチ!まさに歴史ファンに向けた大河浪漫!あー!
観てる間中あーあー言ってたのに思い返してもまだ「ああ〜!」て口から出ます。
菊丸は序盤から絶対にいないとダメだったんだ!
ずっと明智を煽り続けた秀吉も最高至高でした。このまま「秀吉」が見たい。
残念なのは、まああの人元からそうですけど、細川弟です。
兄弟萌えてたのに兄貴死んでからいいとこ全然ないどころかこいつのせいで明智が討たれたみたいになってるじゃないの。「覚悟というのはどれほどの…」と相変わらずの甘ちゃん弟で、明智に加勢しないにしても確固たる信念も見えず印象が悪い。確か徳川には外様扱いで冷遇されたような覚えがありますがざまぁでございます。いくら愛想が良くて親戚筋だからって頼りになるわけではまるでないという伏線のための序盤の
「十兵衛どの〜!」連打だったかと思うと、最初から最後まで制作陣の掌で泳がされる楽しく愉快で豊かで新鮮な体験をくれた素晴らしいドラマでした。数多の難局をのりきり完走してくださって本当にありがとうございました!
は〜寂しい…「天国と地獄」と「俺の家の話」で心の空白を埋めます。
いやぁもう一生可愛い可愛い。何あの可愛さ。一生戻らないでください。一生だけに。
というか男が女の体になったからってすぐさま男とセックスしようって思う?サイコならあり?ってずっと不思議だったけど、日高がゲイなら普通に納得です。え、そうなの?どうなの?????
俺の家の話には実は東出昌大が出演予定だったらしいんですけど、間違いなく寿限無役だったと思うんです。桐谷さんも嫌いじゃないけど、あの寿限無は当て書きしたとしか思えない。あれは東出だ。東出が良かった。

20210201 診断メーカー遊び

診断メーカー「〇〇しないと出れない部屋に誰かふたり入れてください」。
金蝉と悟空いれたら「花冠作って片方に被せないと出れない」とかいうガチなの出て
泣いてしまいました。シロツメクサでしょ分かります。

■麒麟がくる
最終回目前まできてなんですが変なドラマです。おまえが持つ戦国のすべての概念をぶち壊すという趣が感じられます。思い起こせば一回目から他の大河とは様子が違ったのに前回が「いだてん」だった故に気付くのが遅れてしまいました。良いか悪いかはさておき、新しい。新しい信長…新しい光秀…そして……新しい蘭丸。ら、蘭丸は出すんだ。特に理由はないですが私は蘭丸があんまり好きでないというか、基本的に話の邪魔だと思っていたので、光秀に投げ飛ばされたシーンは好きでした。なんで光秀が蘭丸を投げ飛ばす!?新しいにもほどがある!つまり結局どういうことでしょう。麒麟の本能寺は家康と光秀に妬いた信長の(一方的な)痴情の縺れが引き金となった…そういうことなんでしょうか…。
■メインテーマは殺人/アンソニー・ホロヴィッツ

カササギ殺人事件で泣きを見たのにまた手を出しました。普通の探偵小説だ、良かった〜と思ったら著者本人がワトソン役で登場してスピルバーグ&ピーターフォークと映画の脚本の打合せしてる時に探偵が飛び込んできて邪魔したりするので何がどこまで本当なのか分かりません。なんですかこの著者!普通の小説書けないのか!