20220429 俺に任せてください 自覚前の八戒の、なんでもないまんが。 あまりになんでもないので載せようか迷いましたが載せとく… 三蔵一行が揃って旅に出てからが最遊記本番だと思うんですが、旅に出る前の、普通に生活している、というかしようとしている、三蔵たちとはちょっと家が離れた友達である時代がなんとも絶妙で好きすぎて、でも自由度が高いあまりにパラレル書いてるような気もしてくるので、「最遊記外伝」と旅立ってからの「最遊記」の間に「最遊記なんとか」が欲しいです。文化的にもちょっと違う気がするんですよ旅前と旅中…。 ときに先週の「蜂の巣」の実写話にフォームでいただいた配役 ユースケ・サンタマリア（山崎）＆田口トモロヲ（陣内） がぐっときて忘れられません。おおぅポスターが欲しい！ ■鎌倉殿の13人 義仲と巴の別れには哀しみの中でときめいてしまいました。男らしい！可愛い！優しい！青木さんの顔が好き！さらに思いがけない方向から思いがけない萌えが到来です。まさか私の大好物、萌え殿堂入りのひとつ、いわゆるアマデウス現象、天才に叩きのめされる秀才が見られるなんて。ここから秀才が闇落ちする展開が王道ですがこのドラマの景時さんは人間ができていて、今のところは義経の才能を真っ正直に認めているので、終始正攻法で戦うのかもしれません。人間ができてるといっても普通に殺し屋雇ったりサイコロ振って上総介を殺すかどうか決めたりするよく分からん方でしたね…相変わらず先がまったく読めないな！歴史ものなのに！ ■ピノ/村上たかし ロボットものの9割はロボットに心が宿るか否か→宿る。という話なので、ロボット漫画にうるさい私に言わせると終始ロボットの心の有無を問うているこの漫画はまったく新鮮味がありません！それはそうと泣きましたけどロボットものって泣けますからね！普通は！でも心が宿る条件が「寿命」だという展開が哲学として大変素晴らしかったです。逆に寿命を失えば心を損なうとも取れる。大将たちが下界に見たのは限りある命ではなくその先の心だったのだ。 20220421 この画像はCMです 「小悪魔教師サイコ」の広告が鬼のように出まくって苛々しつつ眺めてたら 顔が可愛い清楚系教師を舐めてかかった連中が軒並み返り討ちにあう話らしいので 八戒にして苛立ちを紛らわせてやる作戦。 ていうか広告だけだと教師が虐め主犯の生徒を葬ってるように見えるけど だとしたら明らかに小悪魔で済むレベルではないので違うかもしれません。 ちなみに八戒先生は虐待疑いの生徒に返された 「おまえには関係ない」 が大地雷だった模様。 関係ないわけないでしょう、大事な生徒の人生を邪魔するなら親といえども容赦しません。 昔、何かの本で「予告編だけ見て話を作るとストーリー作りの練習になる」って読んで以来広告や予告であれこれ筋を想像するのが癖になってるけど、どうしても自分の好きなふうに作ってしまうので、本物が想像と違いすぎるとがっかりするし想像通りでもつまらないという誰も幸せになれない悲劇が起こります。全然おすすめしません。 悲劇と言えば先週の鎌倉殿が私の心を破壊したんですけどどうしてくれるんでしょうか。 ４月というのに梅雨だとか意味不明な予報が出るし 私も空も涙涙でなんなんですかいったい。勘弁してほしい。ほんとひどい。 三谷さんの描く佐藤浩市の暗殺というと新選組！を思い出すけど、組！の芹沢鴨は殺されてもやむなしというか。本人もちょっと死にたがってたというか。 でも上総介は人望があって造反されたら怖いから造反してないのに殺されるという純度100パーの可哀想さなので、組！でいえば「ある隊士の死」の余韻が近いです。死ななくていいのにあれよあれよと死ぬことになっちゃう屈指の鬱回。水が流れるように当たり前かのように滑らかにつるつると地獄に運ばれていく淀みなき神の筆。シェークスピアに匹敵する大悲劇。すごい。ひどい。すごひどい。 ゴールデンカムイ実写化でも情緒不安定ですが、なぁに見なければどうということはない。 実写版ジョジョすら私にはありよりのギリありでしたよ平気平気。 …金カムの実写ができるんなら最遊なんかめちゃめちゃ簡単だよなぁ。 ものっすごい今更ですが御大の漫画はアニメより実写向きな気がしてきた。 蜂の巣とか今すぐ実写で見たい。 20220414 いつの時代も探しなさい 相手が誰だろうとまったく牽制しないほどできた大将ではないのだった。 昔は御大が公式で��ガキ大将�≠ｾと仰ってるにも関わらず、捲簾は大人で完璧に違いないと信じ込む呪いにかかっていて「こ…高所恐怖症だと…？」「牛乳でおなかをこわす…？」と新情報を得るたびいちいち驚いてたけど、今はむしろ捲簾が見せる大人げなさのほうに萌えます。 そもそも本編組に比べたら大人ポジというだけで、彼らはもう歳をとらないので いずれ本編組が追い越すかもしれないですしね。 …え？追い越…ないか？ある？いや！？ 本編組と言えば八がなんかするたび謎のツボに入る病気なんですけど 八戒のクリアファイルデザインの一部に不備 というニュースがツボってしばらく笑ってました。全然おかしくないしむしろ悲報なのに八というだけでなんかおかしいごめんなさい。今後も八に不備がないとよいですね。 一●社さんの八戒メニューへのレビューが抹茶アイスとムースケーキに抹茶をかけた、安心する味の抹茶に安定の抹茶をかけた平和を感じる逸品で安心＋安定＝平和ですねとはちゃめちゃに不安定なのもまたツボる。 抹茶にそんな重いもの背負わせないであげて。 20220406 謎は深まるばかりだ ヘイゼルめっちゃ泣くやん。 静かにぽろぽろ涙を零すイメージだったので突然のギャン泣きにテレビの前で慌てふためきました。 あかんやろ、こないな可愛い子泣かして！烏哭は上には媚びるわ子供は虐めるわゲスの極みだな。 Even a wormは連載が始まった時から普通にヘイゼル編と呼ばれてたんですけど、私ときたらアニメ化するまでヘイゼル編が本当にヘイゼル編だといまいち気付いてない節があり、私は何を言っているんだ、ヘイゼル編と口では呼びながら単に「ヘイゼルが出てくる編」みたいな感覚でいたので、ZEROINで正しくヘイゼルがヒロイン的に扱われてて、作画もヘイゼルが一番綺麗で、何なら次点はガトだった気すらするので なるほどヘイゼル編… とアニメに関しては綺麗に合点がいきました。 悟浄の魅力が足りない不満はどうしようもないがヘイゼル編だから！ というか悟浄に限らず一行の印象が薄いのは、三蔵の離脱もあるけど最終決戦の烏哭vsヘイゼルの図がインパクト強いのも大きい。 毎回うら最が入ってれば随分三蔵一行のイメージも違った気がするんだけどな。 うら最にも権利関係が絡んでるんでしょうか。世知辛い。 ■正体 脱走した死刑囚が逃亡中に関わった人々を救済し、その人々がまた彼を冤罪から救おうとする、王道でありながら退屈させない濃いドラマでした。いい人はどんな状況にあっても人を救い希望を与えてしまうという点で、ショーシャンクっぽかったです。主演の亀梨のオーラも凄いけど、彼に救われた人々の栄えある一人目・市原隼人がエロい。まず工事現場の作業員で体がいい。労働環境を改善してもらい「こいつの為ならなんでもしよう」と思いながら彼が死刑囚であることに気付いて揺れる心といい体。そして「いい奴だ」というだけで彼の冤罪を信じる。エロいしかわいい。というか亀梨の首にあざがある設定もエロいし最後に眼帯させるのもエロい。全体的にエロい。 ■鎌倉殿の13人 青木崇高がエロい。今までガタイが良くて顔が可愛いばかりに脳筋キャラばかり押し付けられていた青木さんが、冷静で知性を備えた漢気を醸しだしていて何処から見ても天下無敵のイケメンではないですかさすが三谷さん天才天才。彼の才能にはもはや捧げる言葉がない。こんな義経も初めて見ましたし、そもそもこんな頼朝も初めて見ていますが、彼の作品はこの先、司馬先生のように、いわゆる日本人の歴史観の代表的なひとつとなっていくんじゃないかと思うと同じ時代を生きられて幸せです。巴の眉毛は何の伏線なの。