12月22日の雑記(2) 〜アニメ消化・その1〜
17日放送の『地獄少女』#11…ここんところ脇役の一目連(割とふざけるの好き)と骨女(案外委員長タイプ)のキャラクター描写が印象に残る感じ。
13日深夜、20日深夜放送の『ガラスの仮面』#37・38は『ふたりの王女』前後編で2話たっぷり使って舞台劇『ふたりの王女』を上演。
今週の依頼者は男…(テンションやや低下(^^;)…どうやら現在は没落してしまったボンボンのようです。財力という後ろ盾を無くした彼はかつての仲間に相手にされず…孤独な身の上のようです(´・ω・`)
で、今週もサクっと地獄通信に『稲垣隆史』の地獄送りを依頼。携帯へ受注確認メールの後、早速契約場面に入ります。…藁人形を手にしたボンボンでしたが…その様子を見た一目連は『使うかどうか、カケを提案』しますが…『遊びじゃないんだよ!』と骨女からたしなめられてしまいます(笑)。
その頃、柴田父は墓参りに…どうやら妻とは死別らしく、墓には娘つぐみタンの仕業と思われるボーロのお供えが…。そんな墓参りのひと時を邪魔する電話が…。
電話の相手は稲垣…彼はかつて柴田父が勤めていた出版社で同じ雑誌を担当していた元同僚で、現在はその雑誌の編集長。昔は硬い雑誌だったその雑誌も、現在ではすっかりスキャンダル誌になっているようで…稲垣は『真実を暴くためには、どんな手もつかう』主義。…そしてスキャンダルネタの取材を柴田父に依頼するために呼んだ稲垣は、公然と『でっち上げ』を指示します。それを断った柴田父でしたが、稲垣は柴田父がパパラッチ写真で恐喝行為をしてることを通報するぞと脅します。…そんなやりとりの一部始終を見ている「目」…チーム地獄通信はターゲットとして稲垣の調査をしていたのでした。
柴田父が憤慨しつつ出版社を出ようとすると、さっきのボンボンが警備員と掴みあっています。…どうやら「呪いの藁人形」を使わずに、直接稲垣と決着を付けようとしているようです。成り行き上止めに入った柴田父、ボンボンをなだめるうちに、彼の正体が汚職でタイーホされた議員片岡の息子であることに気付きます。そして議員の逮捕の発端になったのが、稲垣の雑誌が報道した「息子がヤク中」というスキャンダルでした。しかし、片岡の息子は『稲垣にはめられたでっち上げの記事』だと訴えます。…そして既に殺人依頼をしたことを口にするのでした。
…復讐をやめるように…という説得は失敗、片岡息子は走り去ります。柴田父は「金もない片岡息子ができる殺人依頼」…という状況から、彼が「地獄通信」にアクセスしたのではないかと推理します。
その夜(?)片岡息子は稲垣に襲撃をかけますが…空手有段者の稲垣に返り討ちにされてしまいました。…そこへ駆けつけた柴田父…再び片岡息子をなだめ、彼が持っている「呪いの藁人形」を確認します。…柴田父は「稲垣を告発する記事」を俺が書くから人形を使うのはやめろ!と説得します。…その様子を影から観察してるチーム地獄通信…『あいつ邪魔だねぇ』。
そんな柴田父の説得も空しく、呪い発動…つぐみからの電話で「また見える」ことを聞かされた柴田父、現場へ急ぎますが…すでに稲垣は地獄の入り口へ連れて行かれた後でした。
…稲垣は自らの『捏造も辞さない報道姿勢』を正当化する弁論をチーム地獄通信に対して行いますが…もちろん無効、地獄へ流されてしまいました(プッ)。
…その後、地獄行き刻印を押された片岡息子に会った柴田父「どうしてなんだ?」と問い詰めますが…稲垣が告発されても家族は元に戻れない…という片岡息子の言葉に柴田父、何も言い返せず…。
…まぁ息子の「ヤク中でっち上げ」記事は可哀相だけど…、それ以上に家庭崩壊の原因は親父の汚職だし(プッ)、財力と権力の後ろ盾がなくなったとたんに誰からも相手にされなくなる息子もアレだ(ププッ)。…ってことで後味の悪さはナッシング。ってゆーか一件落着?(声:能登麻美子)(※この記事2006/01/01記載)
『ふたりの王女』前後編。
(#37)#31の「通り雨」の開幕から始まった時と同様の演出で、いきなり舞台の幕が上がります(子役のオリゲルドとその母のシーンから)。で、マヤはアルディスとして、共演者もビックリする程の美少女への変身ぶりを見せ、春の陽のような演技で観客を魅了…当然ロリコン社長「紫の薔薇の人」こと速水も舞台のマヤに魅了されてしまいます(笑)。一方の亜弓さんはオリゲルドとして、極寒の冷気を実感させるような演技(※ギャグがつまらない訳ではない)で観客を圧倒していきます。
やがて観客は亜弓さんのオリゲルドに引き込まれ、亜弓さんもオリゲルドを演じる充実感に浸っていくのでした…。客席の小野寺(演出家)は亜弓さんのオリゲルドが舞台の主役になっていることにご満悦。関係者はマヤのアルディスが「食われる」ことで舞台が壊れることを心配します。
(#38)しかしアルディスの光は、オリゲルドの影に完全に飲み込まれることはなく…、その輝きを増していき、オリゲルドの影を一層濃く際立たせるのでした。…『光がなければ…影は生まれない…』という月影先生の計算どおりの結果でした。
舞台は大成功に終わり、とりわけオリゲルド役の姫川亜弓の演技が賞賛されます。対するマヤの演技も「玄人ウケ」、なかでも速水はマヤに賞賛の言葉と約束どおり花を贈ることを宣言…彼の父親である大都芸能会長に対してもマヤが「紅天女」の候補として立ち直っていることを報告するのでした。
そして楽日、亜弓さんは『舞台で自分が役の人物と重なっていった初めての経験』をマヤに熱く語ります…しかしそれを聞いたマヤは素で意外そうな顔をして『私はいつもそうだから、そういうものだと思ってた』と(無意識の)返す刃で亜弓さんに必殺の一撃…亜弓さん、顔色を変えます…。原作では『な、なんですってー!?』って感じでマヤに激しい敗北感を覚えるシーンでしたが、その辺は次週持ち越し?。
トリは、聖さん経由でマヤから「紫の薔薇の人」へのプレゼントを受け取った速水が…『チビちゃん、俺が紫の薔薇の人だと知ったら、君はどうするんだい?』って感じで次週へ。
…ムキーヽ(`Д´)ノ亜弓さんのショックをないがしろにするなぁ!(笑)
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