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3月1日
2月28日(木)麻酔が漏れた?
体を起こすと頭痛がする。
おおしま先生は手術前にも「そんなことがあるかもね」のようなことを言っていたのをぼんやりと記憶しているが、この数日ずっとその状態が続いている。
回診では傷跡を確認してガーゼ交換をが終わると、具合を尋ねられる。
傷口の方は、日々良くなっている感じがするが、頭痛の状態は良くならない。頭痛薬ノーシンが効くと思った次の日は頭がぼんやりするだけで効かなかったりという状態だ。一週間もすれば治りますよ、とは言われるものの頭痛は軽減されないので大いに不安だ。
おおしま先生の話によると、腰椎麻酔が少し漏れたかもしれないそうだ。 …えぇ?
メカニズムは解明されていないが、麻酔の後遺症としてこういうことが10〜20%の割りで起きるとの話。
♪人生〜楽ありぁ、らぁ〜くばかりぃ〜 と歌う浜ちゃんとしては大変不本意な話である。
20%がよくない方なら、浜ちゃんは80%のよい子さんグループにいるのが普通なのに。
おかしいぞ腰椎麻酔!
先生は相変わらず頭痛には大した関心はないようで、明日は、抜糸しましょうとのこと。
土曜日には退院しますか?のような雰囲気だったけど、この頭痛を抱えては退院する自信はありません。
もっとも、病院でも、家でも、横になってるしかないのだが。
「腰椎麻酔」をキーワードにmixiの知り合いに麻酔と頭痛の関係を調べてくれるようにお願いをして置いた。何時間も経たないうちに すずめさん がメッセージをくれた。
この時はmixiの友達というのが本当にありがたいなと思った。すずめさん ありがとう!
脊椎麻酔と硬膜外麻酔の合併症・偶発症
脊椎(腰椎)麻酔
は、専用の細い針で硬膜を穿刺し、クモ膜下腔に局所麻酔薬を注入します。手術後に脳脊髄液がこの時の針穴から漏れ、脳圧が下降し、そのために激しい頭痛が生じることがあります。
若年者に太い穿刺針を使用した場合に多く、頭の位置を高くすること、脱水などで生じやすくなります。
その
発生頻度
は低くはなく、5%程度とした報告もあります。
経過
は、特別な治療をしなくても、1週間程度で軽快します。
予防策は、医師側としては細い腰麻針を用いること、患者さんの側では、なるべく安静を保つこと、水分を十分に摂取することなどです。
治療法
としては、腰椎の同じ部位で硬膜外腔まで針を進め、本人の血液を注入し、凝血により穴を塞ぐ『ブラッドパッチ』と いわれる方法がもっとも有効ですが、通常の鎮痛薬、輸液などで十分なことも多いようです。
硬膜外麻酔
でも、硬膜を傷つければ同様のことはおこります。
脊椎麻酔
背中から針を刺して脊髄のそば(くも膜下腔)に局所麻酔薬を注入し、脊髄に麻酔を効かせることにより無痛を得る麻酔法です。下腹部や下肢の小手術によく用いられます。
くも膜下腔に、局所麻酔薬を注入した後、下半身がしびれて来ます。
作用の広がりが固定するまで(手術が出来るようになるまで)に5分〜数十分かかります。 麻酔の効果を確かめるために、消毒用アルコールのついたガーゼなどを用いて、冷たく感じるかどうか麻酔医がお尋ねします。冷たくなければ麻酔は効いています。
麻酔作用は用いる麻酔薬により1時間から数時間です。手術終了後も下半身のしびれ感は、半日ぐらい残りますが、徐々に回復します。
2月29日(金)緊急入院!か?
抜糸しました。
いたそぉ〜と思ってたら本当に痛かった。
注射より痛いと思うけど『痛いの少し我慢して下さいね』とは誰も言わなかった。
高級ハムだったのが立体感のない路線図になった。
お腹全体に傷跡5つ。傷がいっぱいあって絵地図になっている。
スーパー銭湯とかに行ったら絵地図のヒーローとして目立つかもなぁ。
意外なことに明日にはお風呂も入っていいそうだ。
傷跡の回復は順調。頭痛は目だった改善は感じられない。感じられないのも当然で一日のほとんどを横になっていて、体を起こすのは仕方のない時だけで、ごはんを食べる時とトイレに行く時くらいだ。
寒い日の浜ちゃんは岩盤浴や足湯で体を温めるとすこぶる調子が良くなる。そこで、お風呂で足湯をすれば調子が良くなって、頭痛も緩和されるのではないかと、足湯を試したくて仕方がなかった。
病院の風呂でコケました 危険です
そして金曜日の男性お風呂タイムは9〜11時。
頭痛と退院のことでおおしま先生と相談がしたいが、先生は10時から緊急手術が入ったのでもし時間があけばベッドにきてもらうようにお願いしておいた。
結局、10時まで待っても来てもらうことはできず、10時半にお風呂に行った。
がぁ〜ん(@_@;)
浴槽の端に腰掛けて足だけを浸けて温まろうとしたが、お風呂の湯はぬるくて、足湯どころか寒くて風邪を引いてしまいそうだった。
反対側に給湯口がある。立ったら幸いパンツが濡れる深さはない。大きな浴槽にそろりと二歩目を出した瞬間、足がツルリン!ステンレス浴槽の餌食になってひっくり返った。
あぁ〜あ、滑るかもなぁって思ったんだよな。
危うく段差に頭をぶつけそうだったが、辛うじてコケただけで済んだ。
そんなことなら、最初から裸で入ればよかったのに、パンツも抜糸した傷を覆うガーゼもびっちょびちょになってしまった。 …と言うことで、緊急
入浴
。
やっとのことでベッドに戻り、濡れてしまったガーゼの交換を看護師さんにお願いした。
「お風呂でコケた」と話した浜ちゃんの声を聞いた看護師さんは大慌てでナースセンターと右往左往していた。看護師さんとしては、院内で患者が怪我をした、ということにつながったかと慌てたようだった。ごめんさい。
いるべきか、出るべきか…
昼過ぎにおおしま先生がベッドに来て、コケた話しや退院の相談を聞いてくれた。
とにかく頭痛がするうちは退院できないと思っていたが、
・抜糸をした傷口は順調なので、後は経過観察をするばかりだし、
・頭痛は日にちの経過とともに治るということで、
入院を続けても良いが、入院中にすべき治療はない、という話だった。
自宅療養になると食事の事や頭痛の緩和、自宅が寒いことや工事でうるさいなどの気になることも少なくない。しかし、病院のベッドではぐっすり眠れていないことや、第一、具体的な治療がないとなると、病院にいる意味があまりない。
中庭にパンジーが咲いてます
そして、急に退院することにした。
先生は退院は自分で決めて良い、頭痛のことはぜんぜん気にしていないといったところだった。
風呂でコケたので、傷口のチェックのために月曜に出頭命令となった。仮出所決定だ。
頭痛は処置も薬もなし。ひたすら水分を取って安静です。 痛かったらノーシン飲んでみるくらい。
明日から家でごろごろしてます。
贅沢な病気?だなぁ
2月21日
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