コスタ・デル・ソル

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1.ペンション コスタ・デル・ソル
ひどいシーズン/夏だった…

2002年の夏は、はまり仕事がよくある某お客さんで大変な夏だった。7月から10月まで休みなしで、おまけに夜中にお客さん先で立会いの連続。 はっきりいってはまった。 私はこのお客さんがどうも好きにはなれない…残念なことだが…

ということで、夏の旅行どころか、新山田監督率いるドラゴンズ応援も2回しか行くことの無い夏が終わろうとしていた。
遅い夏休みというより、現実逃避の伊豆旅行は、久しぶりの土日が休める日だった。


インタネットでここだ・出る・そこ!

出かけることは決めたけど、どこにしようか。
候補はダイビングができそうで、のんびりしたところ。 ダイビングを条件にすると、伊豆・越前・尾鷲に絞られてしまうが、1番候補の越前は北朝鮮の拉致事件まっさかりなので、あっちのほうに行くと拉致されるんじゃないか、そういえばちょっと前には原子力発電所のひび割れ問題がいろいろ賑わしたし、おぉ越前には美浜原発があるじゃないか。
それにもめげず、越前方面のペンションを探すが、どうも出てこない。越前というとどうしても、どど〜んと荒波、カニ喰いねぇ、ってことで、あるのはホテルと民宿。ちょっと違うんだ。これが。

ということで、どうなったかと言えば、南伊豆になったわけで、考えてみればこのページを見ていると言うことは、南伊豆に行ったことはわかっているんだから、結構ムダな説明だったのかも。




南伊豆は結構遠い、遠いがだからこそ行く意味がある。もしそれが、家から1時間で行けるのなら、実家に泊まりに行くのとあまりかわらないから。

いくつかある宿のホームページを見ながらホームページのデキやら写真やらから、どんな感じか想像しつつ、ペンションのホームページのくせに「本の家3」というわけのわからないことがメインに書かれている、コスタ・デル・ソルに気が引かれる。 せっかっくだから、コスタ・デル・ソルのホームページをのぞいて御覧なさい。 やっぱりどうも、この「本の家3」ってのが変だから…

どんなところかな?

走るぅ走るぅおれ〜た〜ちぃ〜

結局、19時頃にやっと東明三好インターに入りノンストップで沼津まで。21時頃に沼津からペンションに電話連絡。
ペンションの奥さんが伊豆の道案内をしてくれるが、車で走りながらだと「わかりました」という度に、今聞いたことを忘れてしまっている。いっそ迷ってから電話するほうがいんじゃないかと思う。だってまだ100kmくらい先の、見たことも無い道のことを聞いてもわかんねぇ〜〜
これから伊豆半島はえっちらおっちら走るので24時に着けるかどうか心配で、ちょっと休憩してすぐ発進! 途中西伊豆までは道がわかっていたのでよかったが、だんだんと雨と霧が強くなってきて、修善寺あたりの道は峠越え(天城越えかもしれんなぁ)もあったりで、運転している自分が酔ってしまいそうな道でたまらないスリルを味わう。おかげで眠くはならなかったので、結局は一番安全だったかも??

ぶ〜〜〜〜んと走って走って走って走って、なんだか原生林の中を走っているようなぐにゃぐにゃの一本道を走っていく。
「この先ガソリン」なんてカンバンが「おぉ人の住んでいる気配がする!」と思ってほっとしたりするじゃないかい。
たしかペンションの奥さんはずぅ〜〜っと下って300mくらいで交差点が、とか言っていたが、もう500mも走っているのに交差点どころか…

不安がどぉ〜んとなったところで、信号が見えた! 不思議な嬉しさ。

部落の案内地図のようなカンバンを見つけて右に曲がる。もうちょっと…… のはず。
だけど… そこからまた延々と狭い道をどんどんどどんどんとわけがわからなくなるまで下っていく。多分、ちょっと踏み外した一瞬で海に入れるんだろうなぁ。

かくして、いったいどこに着いたのかわからないうちに、なにやら到着した。23時。
道案内をしてくれた奥さんに家に入れてもらい、部屋に入る。 はぁ。。。






原始林をず〜っと走ったところの交差点
この左にJomoがあった
交差点が目映く見える


コスタ・デル・ソルの窓

一夜明けた日はまだ天気が曇りでときどき雨も。

それでものんびりと現実逃避が目的だから人気も無く、天気も曇りならちょうどいいくらいの気分で窓から外を見ると水平線は一本。ペンションと言うと何か華やかな雰囲気を感じそうなものだが、ここは大人のリゾートって感じで落ち着く。

夜に着いたときにはぜんぜん想像もしなかった風景



朝食は窓辺から海を眺めながら…
夕食は夕日が沈んでいくのを見ながら…というのもできそう

大きな海をただぼんやりと見ているのはのどかです




まわりの風景

少し散歩に出ると段々畑の道を登って行けます。
段々畑ではマーガレットを栽培しています。
ついでに犬のウンチもあります。よく見てね。
振り返ると伊浜の全体が見えます
ゴールはサルがいる何とかという所ですが
そこまで行かなくてもいいかな。

部屋の窓から見るのは海ばかり
と、言っても
海もじっと、ぼぉぅ〜っと見ているといろんな様子が見えてくる

波はすぐそこでは大きな波、小さな波に、
ずっと遠くの方ではうねりとしてだんだんとこちらにやってくる
うねりにも大きなもの小さなもの

海の色も蒼い所、青い所、碧い所
あの辺は浅いのか、深いのか、もしかしたら
くじらが泳いでるのかな

この目の前の海には伊勢えびやらあわびとかがたくさんいるそうです。海もすぐくきれいなので泳いで見たくなりますが、遊泳禁止区域だし、漁師さんが見張っていて見つかったら大変なことになるそうです。この海には1万円札がゴロゴロところがってんですからねぇ…


波があなたを襲う!どぉ〜ん

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